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ゆるゆるとですが、再開します

 新年度がスタートしているにもかかわらず、遅い出だしになってしまいました。また前年度後半、梟文庫の開館が出来ずに申し訳ありませんでした。

 昨年10月転倒して膝のお皿をパカンと割ってしてしまい、手術のため1カ月ほど入院しました。退院後どういうわけか身体のあちこちが不調になり、しばらく不安マックス暗闇の中。みるみる減っていった体重とともに体力ゲージも瀕死の赤表示が続き、思うようには動けない日々を経て・・・ようやく!本当にようやく!!気力体力ともに怪我前の5割くらいを超えてきた実感を得ています。ただ足を骨折しただけなのに、回復までにこんなに時間がかかるとは。こんなにも全身へダメージが及ぶとは。自分でも本当に驚いています。

 足自体はずいぶんとよくなってきており、床に坐ったり立ったりするとか、階段の上り降りなどのハードモード以外では、日常生活に不便を感じることは少なくなってきました。病院から退院して車に乗り込むときに、「どうやって足を曲げずに乗るんだ!」と困惑したり、自宅前のほんのゆるやかな傾斜を前にして「どう足を前に出していいのか分からない・・・」と絶望した時のことを思えば、すいすいと動けるようになっています。術後半年で自転車に乗ることもでき、「自由の風だ!」と胸いっぱいに広がる喜びを噛みしめました。秋にまた再手術が待っているので、「またどん底になったらどうしよう・・・」という不安もなくはないですが、「時期がくれば回復していく」イメージを具体的に持つことができるようになったのはとても大きいことだと思っています。

 こんな感じで少しずつ自分自身に対する信頼を取り戻すことができたので、遅くなりましたが梟文庫の活動をゆるゆると再開いたします。前年度は活動概要通りに開館することができなかったので、前年度会員登録と年会費のお支払いをしてくださった方は、今年度の会費のお支払いは任意とさせて頂きます。今年度は自分の体調に合わせてのぼちぼち開館(月イチ程度)となりそうなこと、また秋の再手術後自分の身体がどうなるのか分からないこともありますので、本当にゆっくり出来ることをしていく1年になりますが、ご理解とご協力を頂けますと幸いです。

 また、動作の不自由もいまだあるため、昨年度まで開館中に行っていた「小さな体験」をしばらく休止させて頂きます。基本的には図書の閲覧、文庫内にある文具やアナログゲームなどを使ってお過ごし頂きたいと思っております。

 さらに、前年度では「リクエストタイム」を設けておりましたが、個別のご相談に関しては梟文庫として承らず、個人の活動の中で枠組みを作っていく予定です。また順次お伝えしていきますので、もうしばらくお待ちください。

 活発に自分の身体を動かしていく・・・ということがまだ出来ないのですが、そのかわりにじっくり考え学んでいく場を企画していきたいというふうに考えています。まず予定しているのは、子どもたちに向けた進路選択のお話の動画配信です。また改めてお知らせをしていきます。

 今年度もどうぞよろしくお願いいたします。

2024年度会員制度についてなどはホームページからご確認ください。
https://www.fukuroubunko.com/


細々noteですが、毎週の更新を楽しみにしているよ!と思ってくださる方はサポートして頂けると嬉しいです。頂いたサポートは、梟文庫のハンドメイドサークル「FancyCaravan」の活動費(マルシェの出店料等)にあてさせて頂きます。