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夏の終わりと今想うこと③

昨日は非国民!と叩かれそうな?日本でちょっと残念だなぁ〜と思うことを
つらつらと綴ってしまったので今日は愛する母国の良いところも♪

海外生活を始めた当初の私は、あまりの文化や”常識”の違いに愕然とすること
戸惑いを隠しきれなかったり主人に『どうしてドイツは◯◯なの⁉︎😤』と八つ当たりしたことも多かった。何故ならここ(ドイツでなうヨーロッパ全土)は完全な個人主義の国で自分の考えや思いは真っ向からブツけ議論することが良しとされる風潮にあるから。。。

だから日本人のように常に笑顔で”私は貴方の味方よ〜♡”と言う友好的対応とは打って変わって”最初が肝心!”とボクシングの試合のように初対面からゴングが鳴る(顔は笑っててもね。笑)ここドイツではほんっとキツくて、特に旧東からきた方々はまた西出身の方とはどこか雰囲気も違い更に笑わない!
兎に角そんな中で即…と言うか厳密に言えばほぼ1年近く経ってからですが仕事を始めた時は自分が潰されないように、プライベートでも自分の意見を超ストレートにアッパーをかましてくるドイツ人女性と足並み合わせてやっていくのが結構大変でした。どこかの国とのハーフとか外国人とは全く問題なかったんですけどね。

さて話が【国民性】に偏ってしまったのでちょっと戻りますが…
そんなこんなで対人!とも最初はギクシャクする中で”サービス天国”日本🇯🇵から
”サービス砂漠”ドイツ🇩🇪に30歳間近で来た訳なのでもう毎日がびっくりの連続!
プレゼント用に包んで貰ったキャラメル包みの包装紙がセロテープで縦に!(*_*)
まるで病院で縫い目をバシバシと縫われるように指紋のつきまくったセロテープで
縦+斜めに止められしかも角も丸いままの包装後の購入品を渡された時は目が点でした。そしてそんなことは日常茶飯事のドイツ💦

そんな日本とは180度違う国に20年も住んでいれば、流石に慣れますし、
と言うかそもそもそういう包みかたをしそうな人には頼まない!と言う”嗅覚”も発達します(笑)なるべくストレスにならないような暮らしを送る為の術も身に付く訳です。そして今やそっちの方が当たり前の国から日本に帰ると〜。。。

日本橋高島屋本店さん。もう感動レベル!!

日本は基本どこに行っても(スーパーでもレストランでもホテルでも)
素晴らしいサービスで売られている商品や食品、服、ホテルの衛生面etc…
全てのクオリティーは世界No.1レベルで毎回感動するのですが
今回お友達がポップアップショップを開催すると言うので応援に駆けつけ
娘も一緒だったのでついでに新しくできた新館含め、未だエレベーターガール(死語?w)が指差し確認して各階の案内をして下さる旧館も色々とみて回っていました。

真ん中右+一番下左画像が高島屋さん。

まず この日イベント訪問後直実家に帰宅予定だったのでスーツケースを持って
駆けつけた私と娘。荷物の預け所なんてあるのか疑問でしたが探してみるとあった!そこでの丁寧かつ信頼のおける(なんなら貴重品まで預けても大丈夫なんじゃ?と思わせる経験豊富なご担当者の女性達!)社員の方々!

そして母に頼まれた商品券を買いに8階のカウンターでは朝から整理券を発行し
順番に若い方からご年配者まで必要な商品券をお客様の目の前で機械で枚数を確認し希望の封筒、または箱に入れあの日本独自の斜め包で包み、
手の甲が見えないよう(内側を上に)リボンの色を選択して貰い、新札が等間隔に
扇子状に並び長さもぴっしりを切り揃えられたリボンをかけられた箱と共に返ってくる。。。。

この一連の作業を私は何かのショーでも見ているかのように胸を熱くしながら
眺めていました。『さ、流石高島屋本店。。。参りました〜🙇‍♀️』と言う気持ちで(笑)今回もいくつものデパートに立ち寄りドイツと比べたら天国のような顧客対応に気持ちよく買い物していたのですがやっぱり高島屋さんは違う!
建物こそ古い旧館ですが隅々までゴミ一つ落ちていないのは勿論年代物の大理石の床も磨きがかかってピッカピカ。和光でもそうでしたが店員の方々は店内ですれ違う我々に口角を上げて会釈して下さるんですよ。1年に1度は日本に帰り色々な部分で感心はしていますが今回日本橋高島屋さんの社員教育と言いますか、社員の方々の気持ちの持ちかたの違いに感動した私です!!

その日朝食を食べに行った同じく日本橋の某ホテル(Mで始まるワールドチェーン)とは格段の違いでした。一体高島屋の社長さんはどんな経営理念でどんな社員教育をしているのか!!と思わずホームページに飛んでしまったほど(笑笑)
そして納得!ドイツに支店があったら就職したいくらいです♪

あ、イメージコンサルのお仕事も続けながら❤️ですが^_−☆

日本と言うかかなり”ピンポイント”な場所での感動体験でしたけどね。
でも何か真の通った、きっと私が気づかなかっただけでもうずっと昔から受け継がれてきたサービスなんだろうな、、、と今思い返しながらも自分のお客様に対しての姿勢も考えさせられる経験でした。(続く)


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