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外から見た日本の魅力。そして残念なところ。

さて 8月いっぱい丸々1ヶ月間子供達と日本に滞在し
夏休みを過ごした訳ですが、今回の目的は実家で基本の〜んびり。
私は昨年の秋にお一人様帰国していたのでアレもしたいコレもしたい!と言う欲もさほどなく、とにかく実家で1歳半になる姪っ子と(そうそう!これもびっくりでしたが今まで独身貴族を満喫していた弟が47歳で結婚!ずっと従姉妹と遊ぶことを夢見ていた娘はもう成人に。笑)遊びまくることも目的の1つでした♡

今年でドイツに嫁いで21年目になる私なので毎回日本を見る目がある種”外人目線”になっています。こんなに親切で綺麗好きで細やかなサービスを受けられる国は多分世界で日本がトップ⁉︎と思う気持ちはあるものの、一方で残念に思うことも
多いのは(悲しいかな)事実…。

奈良や京都と言った”伝統”を売りにしている街は別として、日本全体で見てみると
昔からの伝統や日本本来の美しさはどこか”見せる為”の人工的なものとなり
伝統工芸や昔からの職人も激減し、増えるのは近代的な建物と西洋かぶれ(真似は得意な国民性なのでその辺もある意味素晴らしいのですが)街ゆく女性が
着る服は流行りの袖型やカット、スカートのライン全てが似たり寄ったり…。
勿論例外もありますよ!ご自身の個性を知り尽くし自分の魅力を『最大限』に
表現する”振り向かせ美人”さんも数人見ました。これだけイメコン(イメージコンサルタント)が増え玉石混合になる国なのに、どうして《右へ習え!》の
昭和のあの掛け声そのままに、個性を潰して生きる方が普通な風潮なんだろう。。

メイクの世界でさえ”無難”でいることが普通?

ある日某デパートの化粧品売り場で物色していると販売員のお姉さんに
話しかけられました。私は基本ドイツで殆どのコスメを購入しているので
特に日本に帰ったからと言ってコスメを買い漁ることはしないのですが
”イロモノ”だけはやはりアジア限定色もあるので、こちら欧州で見かけない色はチェックしています。

そして毎回帰国の度に必ずタッチアップ(店頭での実際のメイク)はして頂きます!←これ絶対お勧めです✨何故ならメイクの学校に通った訳ではない我々が全てのメイクテクをマスターしている、毎年の流行色や新たな(今っぽい)メイク法を熟知している訳では絶対ないから!!

流行りを『追う』必要はないけれど、どこか少しだけに流行りを取り入れることで
コンサバな定番メイクに斬新さ(今っぽさ)がプラスされて野暮ったい感がなくなるからです。

そして実際メイクして貰ったものの、なんと言うか私の顔立ちを活かしたメイクでは全くなく一口に言えば”無難”メイク。せっかくのアイシャドーの色味すら活かされていなかったのでその点指摘すると驚く応えが返ってきたのです。

『無難な線を越えると目立ってしまうので。。。先ずは大人しい感じでいつも始めるようにしているんです^^;』

顧客カードは海外在住なのでいらないと言う話から私が日本在住者でないことは
お姉さん分かっていたのですが、そんなやりとりからも日本がいかに横並び、
目立ってはいけない文化であることを痛感。
勿論色を濃く出せばいいってものではありませんよ!
でも服でもメイクでも兎に角同調圧力はヒシヒシと毎回感じました。
(第一真夏なのに肩出しをしない!年齢を気にしてか肌の露出は少ないしなんか周りの人と違う着方をしていたり逆に”着ていなかったり”すると視線を感じるんですよね。。。)

※ これは決して日本を批判している訳でなく、あくまでも私が感じたことです。

まだまだ書きたいことはありますが今日はこの辺で〜。
(今日は1日外出していたせいか物凄い睡魔が…(⌒-⌒; )
次回は流石日本🙌と思ったことも書いてみますね😉

ずっと行ってみたかったマンダリン・オリエンタルにて。



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