主戦場2024 振り返り
こんにちは、みささぎです。このアカウントでは実に1年以上のブランクの空いた執筆となり書きたいことも山々ありますが、今回はジェネラルさん主催の主戦場対抗大喜利フェス2024(以下、主戦場)に出場したことについて振り返っていきたいと思います。結果はベスト64で惜しくもトロフィーに届かずという形でしたが、死力を尽くした上での結果なのでとても満足した、清々しい気持ちでいます。このNoteでは主戦場の所感と自分がした回答の考え方や没ボケ、4点を入れた回答に関して軽くツボ上げなどをしていきたいと思います。
このNoteの意味について
初めにこれを書くにあたり、自分の中でいつでもこのNoteを見返せるようにしておく必要がありました。というのも、誠に勝手ながら大喜利に関しては今回の大会をもってしばらくお休みを頂こうと考えており、主戦場は休暇前に参加した最後の名人維新の大会となってしまうので、復帰した際に自分の考え方の指針や方向性が迷子にならないように、このNoteを起点にしようという風に考えていたからです。ですので、自分の回答がどのようにして組み立てられたかは、なるべくこのNoteで丁寧に、かつ忠実に再現していこうと思います。
予選リーグ
大喜利たろう予選リーグ第1試合
お題:いろんな擬音を聴ける祭「擬音祭」で一番盛り上がった場面
さて主戦場始まった、と思ってお題を見てみたのですが、パッと見かなりクセのあるお題だなということを感じました。先日このお題についてフォロワーと話した時に「田舎の奇祭」か「学祭のような賑やかな祭り」かで印象が二分されていたことを知りました。自分は完全に後者のイメージで組み立てており、大勢の人がいるイメージと盛り上がりそうなシチュエーションを考えた結果、遊園地のアトラクションに結び付けようと考えました。それで出した回答がこちらになります。
納得のいく順位でした。良いスタートを切れたと思います。自分の中ではジェットコースターが勢いよくプールに浸かって大量に水がはねる様子を描き、そこに「サラダバー」「全滅」という要素を組み合わせて臨場感のある状況にしました。水がはねる様子は擬音で表しやすいと考え思いついた段階ですぐに取り入れることが決まったのですが、後ろ側の「サラダバー」の部分は最後までどうするか悩んでいました。ただ全滅という強めのワードを用いたことで上手く形に出来たのではないかなと考えています。個人的にも80点くらいの回答で、好きではあるものの他の正解に近い要素もきっとあるのではないかといまだに考えています。ただここでの順位が良かったことで失いつつあった自信を取り戻せたので、次のお題に対してもモチベーションが非常に高かったです。没ボケも特に無く、久々に自分の確信が結果に実ったいいパターンでした。
大喜利たろう予選リーグ第2試合
お題:医師「長年医師をやってきたが○○○なんて初めてだ」
2つ目のお題は穴埋めでした。穴埋めは比較的得意な自負があったのですが、いざお題として出てくると中々回答の組み立て方が分かりませんでした。診察中の様子なのか?それとも手術中の様子なのか?はたまた全く関係の無いところの様子なのか?と考えているうちに、自分でもどのような回答を出せば良いのかが全く分からなくなってしまいました。悩みに悩んだ結果、出した回答がこちらになります。
しょうがないとは思いましたが、かなり自分を試した回答でもありました。自信も無いのにわざわざ回答に「おしっこ」という尖った要素を入れたのは、長考の大会で下ネタを使うことは自分の経験においてほとんど試しが無く、どのように使うべきなのか分かっていなかったが一度は使ってみたいという思いがあったからでした。割と医者と近い距離にあるおしっこという要素、おしっこをかき混ぜるというよく分からんけど医者であればしそうな行為、おしっこが紫になるというありそうで無い様子、そういうものを全て加味して出した回答でした。自分で点を付けるとしたら60点くらいの回答でしたが、お題に対して回答の見当が付かなかったこともあり出したことに後悔はしていません。例えウケていてもスベっていても、この回答は自分の中である種の意義を持っていると思います。
大喜利たろう予選リーグ第3試合
お題:画像で一言
ついに予選も最後。ボーダーから離れているとはいえ、まだまだ油断はなりませんでした。画像お題は慣れているので普段の長考の感覚でポンポンと要素を出して組み立て、提出したのですが…
この3回の中で一番スベってしまいました。しかし結果が出た当時、正直この順位にはあまり納得が行ってませんでした。回答を考えた時、この画像には何かを決心して、独り言を何かぼやいてる印象を抱いていました。そこで彼を商人として捉え、人の生活と密に関わっている毛布を売ることに成功した経験を大切にしている、という風に描きました。自分としてもかなり納得のいく回答で、パッと思い付いたにしてはすごくしっくり来ていましたが、上位の回答を見るとそもそも画像の捉え方が全く異なっていて、どれも何かを皮肉っているような回答が多かったように感じました。まずこのギャップに驚いたのと、それらが思ったより強気な口調であることも意外でした。この人物には自分で和やかで朗らかなイメージを持たせてしまっていたので、尖った見方で嫌味を言うキャラ付けが自分の中で出来ておらず、投票者の見方に合わせに行くことが出来ませんでした。この二点が票を落とした要因なのかなと考えます。
さて、3試合を終えての結果ですが、得票率1.587で16位、辛くも予選を通過することが出来ました。たろう王のイタリア猪さんは2試合目で1位を取られていたことも含め非常に安定して良い回答をされており本当にすごかったです。ただ脱落者を見てみるとどの戦場でもこの人がここで落ちるのか、というのがしばしば見受けられ、改めて大喜利の恐ろしさ、決勝の門の狭さを目の当たりにしました。
決勝リーグ
ついに決勝となりました。ここからは参加者が1お題で大幅に脱落していきます。自分の中でも中途半端な回答をして負けたくないという気持ちがあり、気持ちもいつにも増して昂っていました。
決勝リーグ第1試合
お題:夜逃げした家族の、今思えば変だった前日の様子
緊張感の高まる中、お題を見てみたのですが、自由度の高いお題でひとまず安心しました。ただ、実際回答を考え始めるとどの視点に立って回答を考えれば良いのか全く分かりませんでした。選択するのであれば隣人としての視点が無難だと思うのですが、とにかく納得のいく回答が出せるまであらゆる視点からひたすらボケを出し続けました。そうして出した回答がこれになります。
ギリギリの通過でした。最終日もずっとボーダーの少し下で、ずっとヒヤヒヤしながら見守っていました。自分の中で描いたのは「夜逃げ」が「後ろめたいこと」であるということを踏まえ、嫌にコソコソして卑屈になりながらごまかすために変なことをしている様子でした。ただごまかすための変なことの部分がクロスワードという単語を無理やり用いて解決させたせいで想像してみるとグチャっとなってしまっていて、今見てみるとちゃんとお題と相対した回答かどうか怪しくなってしまっている気がします。加えて「なんかすみませんと言って〜」のフォーマットは絶対に使いたいと考えていて、その部分を中心にしようとする思考に固定されてしまっていたというのもミスの要因の一つだと思います。
決勝リーグ第2試合
お題:職員室に呼び出された私○○○
再び穴埋めお題。正直「私」の部分で発想が固定されてしまいかなり難しかったです。この「私」から意外な発想を出すには、待ち構えていた状況より、何かが足りていない発想の方が面白いのでは無いかと考えて回答に入れ込みました。結果はこちら。
大成功でした。久々に自分のツボが一致したと思いました。4点も色んな方から入れてもらえて嬉しかったです。シチュエーションとしては学校で高価な物を盗む・または壊すなどして呼び出される子の後悔を描きました。これを書いている今、回答を客観的に振り返ってみて破壊力とかパンチがあるかと言われると微妙ですが、上手く投票者の「弱点」を突く感じの回答が出せたと思います。ただ、上位の回答を見ているとこの雰囲気の回答はかなり少なく、想像したら面白いであろう状況で勝負している回答が多いという風に感じました。回答を出す際に場の雰囲気を予測して合わせにいくというのは今後の自分の課題であると思います。
決勝リーグ第3試合
お題:画像で一言
ここで画像で一言。以前の画像お題よりも何倍も真剣な姿勢で臨みました。おそらく多くの回答が歯医者さんの発言になると思ったのですが、患者が発言している場合と悩んでしまい、没ボケはたくさん出たものの納得の行く回答がありませんでした。しかしどれも渾身の回答だったので、その中でもこれは行けそうと思った回答を提出しました。
ギリギリダメでした。ボーダーとは僅か2点差と、非常に良いところまでは来ていたのですが、本当にあと一歩というところでした。自分の回答は治療の時だけ自信に満ち溢れる歯医者という場面だったのですが、これに関しては投票に切り替わった瞬間「あ、これは雰囲気間違えたな」と思いました。明確に自分の回答とお題との距離感が、他の回答とお題との距離感に比べて遠すぎたのです。最終日もずっと抜きつ抜かれつで、ただただボーダーに乗れることを祈り続けるばかりでした。
総評と分析
今回の主戦場はベスト64で、トロフィーまでもう少しというところで敗退してしまいました。
大会の雰囲気として、予選リーグは感覚に訴えかけるボケ、決勝リーグは大喜利茶屋の回答っぽいところを感じました(お題と回答がすぐ結び付く感じ)。
自分は気に入ったフレーズをいつまでも固定し続けるというクセと、場の空気感を予測して答える能力が不足しているのかなという風に感じました。前者は上手くいけばめちゃくちゃ伸びるし、滑ると大きく凹むためかなりリスキーで、なるべく勝負したい時にだけ適用するようにします。後者は何としても直さないといけないのですが、長考を考えようとするとどうしても自分の世界に入り込んでしまうのでそこまで気が回らないというのが懸念点です。ブランクも開くと思いますが、なるべく改善出来るように頑張りたいです。
ツボ上げ
最後に、皆さんお待ちかねのツボ上げタイムです。どうぞ!
画像で一言
面白かったです!褒めるの下手だなー
画像で一言
何がお得やねん
母の置き手紙「カレーはレンジで温めてから食べてください。それと○○○」
許したらダメだよー
画像で一言
はっきり紹介しろ!
画像で一言
なんか偏見を持っちゃうよね
桜を訴えろ
バナナを好きなだけ使っていい格闘技にありそうなこと
最終的に素手になる
画像で一言
生活の邪魔だな
世界一の犯罪者を決める大会で起こりそうなこと
これ投票で見た時めちゃくちゃ輝いててすごかったです
お口半開き学園の日常
バカが一発で伝わってくる回答。大好きです
獄中結婚した夫婦が2人とも釈放されてから最初にしたデート
運転手吹き出してんのかな
画像で一言
家族の自覚が無い
以上です!最後までお読みいただきありがとうございました!みささぎでした。
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