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S18 ダブルバトル最終39位 瞑想カイオーガ



見た目が剣盾環境のそれですごく好み

構築経緯 

レギュGが始まって使いたいと思ったのはカイオーガです。特に剣盾時代に使っていた耐久振りのカイオーガを使用したいと考えていました。

そんな中5月上旬にTLにあったてるるんさんの瞑想カイオーガ構築を使用して感触が良かったので考察を伸ばしていくことにしました。

課題1 
・チョッキブリジュラスが役割対象が曖昧で遂行速度も遅く自分の中で使用感が良くない。 (物理と特殊に両方遂行できるような顔をしているが役割速度が遅めで高火力特殊アタッカーには押されるしカイオーガと並べても特に強いシナジーを見いだせなかった。)

・クリアチャーム白馬に対してガオガエンだけでは解決できないことが多く物理耐久のサポートとしてイッカネズミを立てることになるが安定感に欠けていた。

Ver1.1 
・ヤバソチャの枠はヒール性能含めてチョッキゴリランダーのほうが相応しいと判断しました。

・チョッキがなくなったのでブリジュラスの枠をドラゴン耐性と飛行打点を持つトドロクツキを採用しました。(水タイプをメインとした雨構築は相手の水、電気、草タイプが重くなりやすいのでドラゴン耐性は机上論で欲しくなる。)

・イッカネズミの枠はリフレクターを使用できるポケモンが相応しいと考えました。オーロンゲとレジエレキで迷いましたが水ウーラオスが構築として重たいのでレジエレキを採用しました。


課題2
・おいかぜ要員のトルネロスに疑問を持ち始める。  
 天候のとりあいで勝たなくても瞑想で火力と耐久を上げれば問題ない  
 S操作要員としては△。特におかいぜミラーはもともと遅いカイオーガを使っていることもありおいかぜ+こわいかおの2手必要なことが弱いと感じた。


・ミラー(壁+瞑想)への回答が欲しい

Ver1.2
・トルネロスの枠はトリックルームを覚えたエルフーンに変更しました。

・襷が余ったので汎用性も高い悪ウーラオスを採用して構築が完成しました。

個体解説 

 S
  最速スカーフウーラオス抜き 
HB
  意地っ張り珠パオジアンのふいうち耐え 
HD
  臆病バドレックスのアストラルビット耐え
ボルトチェンジ
  d4振りウーラオス水ウーラオスがちょうど確定1発

・構築の軸です。壁+たべのこし+カイオーガで詰んでいる構築もありました。構築経緯でも話した通りオーロンゲではない理由は水ウーラオスやペリッパーの遂行速度や黒馬バドレックスより速いことを評価しています。

・ワンウェポンのボルトチェンジは壁を貼った後にバドレックスに起点にされずに交換できる点を評価しています。 (検討の余地あり)
黒馬 ひかりのかべ⇒上からボルトチェンジ 
白馬 リフレクター⇒トリックルーム下で後攻ボルトチェンジ

電磁波は構築的にエレキネット一回で抜ける範囲が狭いので採用しました。S操作以外にも瞑想ミラーで有利な試合展開ができます。オーロンゲと違ってサイコフィールド下で機能することやパオジアンに有効なのが強かったです。

・トルネロス、ミライドン、黒馬などを意識してHD振り 

・ウーラオス耐性、電気ドラゴン耐性、草耐性と受けだすポケモンとして欲しい耐性がすべてそろっています。

・トリックルームを押すことが多いですがおいかぜを素直に押すこともあります。おいかぜ択があるだけでも選出段階での圧力が一番高いポケモンです。

カイオーガに対してこごかぜやおいかぜなどのS操作だけでカイオーガを解決しようとする構築はこのポケモンのトリックルームで切り替えます。

もちものはトルネロスやペリッパーを意識してバコウにしていますがメンタルハーブや隠密マントでも問題ないです。

アンコールにアンコールは失敗するためエルフーンミラーでトリックルームを貼った後の居座るための安定択になります。

※調整はお借りしたレンタルPTのものを流用 

他の瞑想ポケモンとの違いは範囲技の火力とそれを起因とする選出や択誘導能力だと思っています。挑発を押されない、相手がしおふきを警戒した動きを取らざるを得ないのがカイオーガの強みだと思います。また特防の高さと氷耐性があるので両バドレックスに弱くないところも強いです。

カイオーガ対策のタケルライコやゴリランダーやモロバレルを逆に起点にして瞑想を積みます。瞑想を積んだあとの冷凍ビームがとても強く、草タイプ、ドラゴンタイプに強い打点となるため役割破壊性能が高いです。

CSカイオーガと比べて物理耐久が約1.3倍ほどあります。リフレクターやいかくを絡めればそれ以上です。対戦相手視点ではカイオーガの攻撃を何度か耐えて物理技で複数回攻撃して勝つイメージがあると思いますがまったく異なるゲーム展開になります。

たべのこしは隠密マントとちがってリソース勝負で優位ですが、バクア型のポケモンを完全起点にすることはできません。ただその部分はダブル猫で止めればよく問題なかったです。

たべのこしのおかげでしおふきを採用できるのでこんげんの波動外しの下振れがないのは精神衛生上とてもいいです。

余談<レギュGのもちものの話> 
レギュGダブルバトルは黒馬と白馬が多すぎてきのみを持たせにくいです。襷と突撃チョッキあたりは汎用性のある強アイテムでその他きのみ以外で強いアイテムとなるとたべのこし、いのちのたま、クリアチャーム、ブエナ、こだわり系、隠密マントなどとなり選択肢が少ないです(特に行動保障をとるアイテムは少ない)。たべのこしを持たせて強く使えるというはアイテム節約という意味で見た目以上にありがたい話だったと思います。

※調整は過去の育成済み個体の流用のため意図はないです。 

火力特化なのは壁とガオガエンのサポートがあるため、耐久は過剰気味になりやすいためアタッカーとしての性能を重視しました。

レジエレキのひかりのかべと瞑想オーガ+チョッキゴリランダーという構成が特殊伝説に対して非常に強力でした。

カイオーガ対策の水テラスに対してのカウンターになるためカイオーガ構築に草枠は必要だと思います。

テラスタルは炎、草、氷耐性を評価して炎にしています。

※調整はレンタルPTのものを流用

物理だけが役割対象でなく偶発的に対面した特殊ポケモンへの捨て台詞まで含めて役割があるのでHD振りが良いと思います。

フレアドライブは雨構築では珍しいですがこの構築ではアンコール択があるエルフーンやパオジアンの処理速度が重要なためはたきおとすよりも優先度が高いと判断しました。

オボンのみは白黒バドレックス構築への選出率がそこまで高くないので採用しています。

威嚇が入らないクリアチャーム伝説構築には選出を控えればよく、ゴリランダーやパオジアンなどの一般枠に対して強いのでこの構築では必要でした。

ステラはパオジアン+水ウーラオスを意識して水

ルールの話ですが壁+瞑想伝説(ルナアーラやテラパゴスなど含む)も強いのでウーラオス(連撃/一撃問わず)というポケモンはこのルールでも見た目以上に強いと思っています。

伝説別の展開整理

ざっくりではありますが伝説ごとの試合展開をまとめておきます。

VS黒馬
レジエレキ+カイオーガ
裏 エルフーン+ゴリランダー

VSミライドン
ゴリランダー+カイオーガ
裏 刺さっている2体

パオジアンがいるならガオガエンは選出したい。
ヒスイガチグマが居るならウーラオスを選出したい。

VSコライドン
ガオガエン(またはレジエレキ)+カイオーガ
裏エルフーン+1

基本的には後発にコライドンがいてチョッキライコなどで盤面形成をしてくるので壁かすてぜりふと瞑想を積んで1瞑想冷凍ビームをちらつかせてコライドンの着地をしにくい盤面にする。その間にエルフーンを出しトリックルームをしてこちらの展開にする。

VSザマゼンタ
レジエレキ+ガオガエン
裏 ゴリランダー+カイオーガ

初手にゴリランダー+ザマゼンタのような並びをされるのでレジエレキとガオガエンからスタートして積める盤面を作成していく。ザマゼンタにはおにびもしくはでんじはを入れること。

VSカイオーガ
ガオガエン+カイオーガ
裏 エルフーン+1
トルネオーガ対面は猫瞑想からテラスすてぜりふでカイオーガにデバフを入れてエルフーンのトリックルームが通る盤面を目指す。

カイオーガ構築だからといって思考停止でゴリランダーをださないことが大事です(相手の草テラスやパオジアンが裏目になる。)対面的な試合になりそうであるならばウーラオスを選出します。

VSテラパゴス
レジエレキ+ガオガエン
裏 ゴリランダー+カイオーガ

テラパゴスに電磁波を入れればカイオーガにテラスを切っても問題ない。壁+1回瞑想で眼鏡テラクラスター30%~40%しか入らないので上から打ち合えばいい。

※同居する草タイプにおにびをいれてカイオーガに草テラスをきらない選択肢もある。

VS白馬
レジエレキ+カイオーガ
裏 ゴリランダー+ウーラオス
リフレクターと炎テラスゴリランダーとカイオーガの氷耐性で1週目のトリックルームをしのぐ。モロバレルに寝かせられてもバドレックス+バレル側からカイオーガを削る手段はないので安易に守らずに早めに寝かして起きるターンを早める立ち回りが重要。


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