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ワセリンが「整髪料」にも使えるお話し

どんな人でも一度は耳にしたことがある
「ワセリン」。実は髪の毛にも使えます

ワセリンの容器に効果効能が記載されて
ますがそれを見ると手足のヒビやあかぎれ
皮膚のあれ、その他皮膚の保護。。

要は身体全体の皮膚の保護に使えます

皮膚を保護すると言う事は当然、皮膚に
優しい成分なんですが。。

私の職業は美容師で今まで過去にいろんな
人の髪の毛やそれにまつわる問題を見て
きました。

その中で「整髪料」が顔に付くと赤くなった
たりかゆくなったり
でヘアーワックスを
付けたくても付けれない人が沢山いたんです

髪の毛に付ける為の整髪料の主な成分
界面活性剤」や「シリコン」「アルコール」
で皮膚が弱いひとなんかは当然アレルギー
反応を起こします

美容師駆け出しの頃の私はそんな事も知らづ
アレルギーがあるお客さんにも整髪料を
使ってしまってました(*゚▽゚*)

私自身、幸運な事にアレルギーには無縁で
世の中に整髪料が付けれなくて困ってる人
がいる
という事が全く分からなかった

この仕事をし出していろんな人からの声を
聞くようになり整髪料についていろいろ
考えるようになりました

仕事中はシャンプーをしたり道具を洗ったり
手をお湯で洗ったりとお湯を使う事は切っ
ても切れない生活

そんな中で活躍したのがハンドクリームや
ワセリン
。色んな物を試すうちに「ワセリン」
と普段、仕事で使う「整髪料」の質感が良く
似ている
ということ

当然、皮膚を保護する為の物なので髪の毛
を固めたり立たせたりする成分は入ってませ
んが。

ヘアーワックスや他にもヘアースタイリング
材を作る為の成分にワセリンが使われてる
事も良くあります

なのでスタイリングの仕方によっては使い物
にならないこともありますが「毛先のバラツキ」を抑えたい、表面のぱさぱさをどうに
かしたいや毛先をつやっぽくしたい。。など

半分「整髪料」半分「トリートメント剤」
みたいな感覚で使うとかなり優れものだと
思うんです。

実際に私は髪の毛のスタイリングをしない時
ははワセリンを少量、手に取り髪の毛の毛先
全体に付けます。

それだけでかなりまとまった質感がだせるん
ですよ

現在、私は「湯シャン」生活をしてますが
お湯のみでしっかりワセリンは洗い流せます

油なのでしっかり流せてなければ翌日
べたつきを感じるはずですが一切べたつき
は感じません

私はアレルギーがないですが皮膚が弱い
人は積極的にワセリンを整髪料代わりに
使ってもらいたいです

「ワセリン」とは

石油を蒸留した油をさらに生成したもので
酸化しにくく皮膚への浸透もしにくいです

通常の脂(植物油、動物油)は空気に
触れると一日で酸化しますがワセリンは
酸化するまで数年はかかります

この話だけでもかまり皮膚への負担が
少ないのがわかるとおもいます。ちなみに
市販のワセリンには種類があります

「白色ワセリン」「ヴァセリン」「プロペト」

全て皮膚の保護を目的とした保湿油なんです
が純度が違います。

白色のものが純度が高く黄色が純度がさがり
ます。純度が下がるからと言って悪いもので
はないのであまり神経質にならなくても
いいような気がしますが。

やはり気になる方は出来るだけ純度が高い
白色ワセリンがおすすめです

全てのアレルギー体質の人に使える訳では
ありませんが「整髪料」代わりに使いたい。。

くらいの感じならある程度どんな方にも向い
てるのかなと思っていますちなみに私は整髪
料として使う以外にリップクリームやハンド
クリームの代わりとしてもフル活用
してます

お客様の髪の毛をシャンプーする直前に黄色
のワセリンをしっかり手に付けシャンプー

ます。かなりの保湿力ですよ

主婦の方で家事の時にいちいち手袋をするの
がめんどくさい方はキッチンにワセリンを
常備し食器洗いのときにささっとつけても
いいと思います

動画でもワセリンのお話ししています。良か
ったら参考にしてみてくださいね

https://youtu.be/-ZovyKkKGxA

最後まで読んで頂きありがとうございました

田中 みさ

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