23：韓国ドラマの収入源PPL。セリの美容アイテムは日本でも買える⁈（2、10話）

『愛の不時着』にハマって、あらゆる関連情報を調査しまくった韓国在住ブロガーが、ドラマを2倍、3倍、いや100倍楽しむための情報を提供します。
この記事では「愛の不時着」２、10話にまつわるディープな話を紹介。視聴中の方は話数表記を見て、ネタバレに気を付けながらご覧ください。

韓国ドラマで盛んな間接広告。最近は「やり過ぎ」の声も……（共通）

　『愛の不時着』のソウルでのシーン中に、何度も同じフライドチキン店が登場したり、登場人物が美味しそうにチキンを食べていたことに気付きましたか？
　これは、ドラマの中で、特定の店や商品を使用してその宣伝効果を狙う、PPL（Product Placement）＝間接広告と呼ばれる広告手法によるものです。
PPLは世界各国で使われている手法ですが、韓国ドラマでは最近特に盛んになっています。

　韓国では、ドラマのテレビ放送中に、CMを流すことがほとんどなく、代わる手段として、2010年頃から間接広告が多用されるようになりました。
　昨今『愛の不時着』を放送したtvNのようなケーブルテレビ局では、CMを入れる回数が増えてきたものの、それでもPPLは頻繁にドラマの中に差し込まれています。
　PPLは重要な収入源なので、制作陣はなるべく自然なかたちでドラマの中にPPLを入れ込み、その商品が視聴者にサブリミナル効果を出せるよう工夫しています。

　最近では、PPLのおなじみ商品も出てきています。