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35:「国家情報院」も驚きの「顔天才」が開けてくれたドア(15話)

『愛の不時着』にハマって、あらゆる関連情報を調査しまくった韓国在住ブロガーが、ドラマを2倍、3倍、いや100倍楽しむための情報を提供します。
この記事では『愛の不時着』15話にまつわるディープな話を紹介。視聴中の方は話数表記を見て、ネタバレに気を付けながらご覧ください。

ジョンヒョクたちを取り調べた「国家情報院」とは?(15話)

 ドラマの中で、北朝鮮からやって来たジョンヒョクと仲間たちを連行し、取り調べの後に、北朝鮮に送還したのは、韓国の「国家情報院」という機関です。
 これは、韓国に実在する政府組織で、通称、国情院(クッチョンウォン)と呼ばれています。アメリカのCIAなどに近いイメージで、国の安保のために活動している機関であり、NIS(National Intelligence Service)という呼び名もあります。
 ドラマで出てきたような脱北者の取り調べだけではなく、韓国に紛れ込んでいる北朝鮮の工作員を調査したり、各国からの産業スパイの捜索や、サイバーセキュリティ対策、海外での情報収集などが主な役割です。

 国情院で取り調べを受けた脱北者たちが、「忘れられない印象的な体験」として、実際に国情院での調査や拘置の様子をインタビューなどで語っているのをよく見かけます。

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