20：行ける、知れる。『不時着』のもう一つの楽しみ方（8話）

『愛の不時着』にハマって、あらゆる関連情報を調査しまくった韓国在住ブロガーが、ドラマを2倍、3倍、いや100倍楽しむための情報を提供します。
この記事では「愛の不時着」8話にまつわるディープな話を紹介。視聴中の方は話数表記を見て、ネタバレに気を付けながらご覧ください。

ダンがスンジュンを呼び出す眺望レストランへ行ってみよう（8話）

　8話の前半、セリの正体に気が付き、スンジュンを呼び出しセリの正体を問いただすダン。居ても立っても居られないダンに対して「冷静に対処しよう」と提案するスンジュン。スンジュンの提案を無視して帰って行ったと思ったら、スンジュンの想定通り5カウントで席に戻ってきたダンが面白かったこのシーン。二人が座っている高級感漂うソファと、高層階からの平壌の（ように見せた）景色も印象的でした。

　このシーンの撮影が行われたのは、ソウルの江南（カンナム）区にある「スターシティソウル　レストラン」です。ビルの7階に位置する漢江を眺めることのできるレストランで、当然ですが本物の平壌ではありません。
　イタリア料理や美味しいワイン、綺麗な夜景が見られることで有名なレストランで、夜には美しい夜景に加えてピアノのライブ演奏も楽しめるので、カップルに人気のスポットです。人気メニューのロブスターステーキがピッタリはまるクリスマスの時期になると、なかなか予約が取れないほどの人気だそうです。
  これだけ「あ、あそこだ！」と分かりやすい場所を、わざわざ平壌を設定したロケ地に選んだロケコーディネーターの大胆さにも驚きますが、窓からの景色をCGで平壌の街に差し替えてしまったデジタルスタッフにも拍手を贈りたいシーンです。