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お母さんになりたい、お嫁さんになりたい、と夢見る女の子が羨ましい。

20代前半、
「早く結婚したい」と言う友人に、
なぜそう思うのか?
なんで結婚したいの?
と聞いたところ、

子供が好きだから

と笑顔で答える彼女が心底羨ましかった。


私が羨ましかったのは、

彼女の夢が周りの人々の夢と一致していること

お母さんになって、子供に沢山愛情を注ぎたい!という彼女を責める大人なんていないだろう。

「そうだよね、それが幸せだよね」
と周りの人と幸せを共感できること、
これはすごく人生が楽だと思う。


でも、だからといって、
周りの人の幸せに合わせて
自分の幸せを捏造することは
それはそれで苦しいものだ。

だから、私は所謂世間一般の幸せを疑わない人といるのが苦手なのだと思う。

その人の幸せに合わせるのも辛いし
自分の幸せを主張してその人が悲しそうな顔を見るのも辛い。


今でも本当に思う。

子供ができたことを心底幸せに感じ、母親になることを楽しみに日々を送れる私だったらどれ程楽だったか。

別に、生まれてくることが嫌なわけじゃない。
多分、ちゃんと育てると思う。

でも、そこに湧き上がってくる気持ちが
世間の期待値と違う気がして、
そんな自分に罪悪感。

と、同時に均一な幸せを押し付ける
世間に対してイライラする。

そんな、結婚前に結婚に対して抱いていたような気持ちを持って、安定期に突入しました。


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