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音楽を作りたい人生だった

音楽が好きで、ずっと作ってみたかった。
でも、なかなかモチベーションが湧かなくて。

10代の頃にギターを買ってFコードが押さえられずに断念したり、iPhone 3Gの頃から音楽制作アプリを買っては飽きてを繰り返していたんだけど、あるアーティストとの出会いでスイッチが入ってしまった。

カナダ出身のMac DeMarcoである。

その特徴は聴いてもらえば一発で分かると思う。

シ、シンプル…!

とにかく音が少ない。コードも同じものを繰り返しているし、とにかくミニマルなんだけど、すごく温かい。一つ一つの音やメロディがとにかく美しくて、例えるなら畑から抜いてきた野菜をオリーブオイルでグリルして、岩塩を振っただけで食べる、みたいな良さがある。

この人はフルアルバムとそのデモ版を交互にリリースしていて、デモ版になると更に音が少なくなって、それがまた良いんです(本人もそう思ってるから両方出してると思うし)。

僕は最近、SNSにへろへろの絵で毎日まんがを投稿したり↓

7月には工作をテーマにした展示を行ったりしていて、プロっぽいもの、完成度が高いものとは真逆の「弱いものづくり」みたいなことに最近は興味がある。自分が40歳という年令を迎えて、悪い意味で完成された大人ではなく、もっとのびのびと生きたいという意識がそうさせているのかもしれない。

とにかく、そういう気分とマックデマルコのシンプルな音楽はすごくマッチしたから、自分でも曲を作ってみたいなと思ったのだった。

しかも、よりハードルの高い「歌もの」で…

とりあえず小さく小さく始めたい

ただ、本当に本当に素人なので、いきなり誰かに褒められるようなものを作るのは難しい。

・SoundCloudにUPして
・twitterとかで投稿して
・うっかり開いた人が
・気まずい気持ちでウィンドウを閉じる

そんな光景がありありと浮かぶので、まずはとにかく要素を削って削ってシンプルなものから始めようと思う。

リズムマシン+ギターでライブするキセルとか

同じフレーズを繰り返しながらメロディを乗せるGEZANのマヒトゥ・ザ・ピーポーみたいに…

いざやってみると、彼らのメロディの良さに改めて気付いて、当たり前だけど真似できない事実に気が付くんだけど…。

楽器はGarageBand

楽器はとりあえずiPhoneに入っているGarageBandを使う。フォークギターを持ってるんだけど、まず弾けないのと、家で弾いてると家族が嫌な顔をするので(音が大きすぎる)、いちばんシンプルな環境で初めてみることに。

とりあえず既存の曲のコード進行を調べてみたりしている…。

この動画をinstagramストーリーにUPしてたら、本職のミュージシャンであるbreezsquadさんから「期待してます!」とメッセージを頂いたので、「最悪「おなかがすいた」で一曲、とかでも条件クリアなので期待はしないほうがいいです」と返したら教えてもらったのが、シシヤマザキさんのこの動画。

確かに、言いたいことをリズムに乗せるだけで表現になってる!
これでも成立している事実に、背中を押されました。

とりあえず

・メロディ(コード)を考える
・歌詞を考える
・GarageBandの使い方を覚える

のタスクを並行しながらやってみようと思います。

さてさて、僕は「おなかがすいた」の曲をリリースできるのか!!