不登校を解決する7つのコツ

1.子どもにとって家庭を安心できる場所にしてあげましょう
  不登校中は心の充電期間です。
  家では子どもに好きなことをさせて
       あげてくださいね。 
  今まで当たり前にできていたことが
  できなくなり、ゲームやスマホばかりに
  なるかもしれません。
  それは心が回復するために
  必要な過程です。
  でも、親が子どもにあれこれ口出しを
     したり、子どもを否定していると、
  子どもは家の中で安心して過ごすことが
  できません。
  子どもは学校へ行けないことで自分は
  ダメな人間だと自己肯定感が
  下がっていることも多いです。
  子どもがこれ以上
  自分を責めないためにも
  親はありのままを受け入れ認めて
  あげてくださいね。
  子どもが家の中で
  安心して過ごせるようになると
  子どもの心は回復し、外の世界へと
  興味が向いていくようになります。

2.親は子どもへの過保護や過干渉、先回りは控えましょう
  子どもが失敗しないように親が先回り
  したり「~しなさい」「~するべき」の
  指示や命令ばかりしていませんか?
  親が指示や命令、
  先回りばかりしていると、
  子どもは自分で考えて
  行動しなくなります。
  目指すべきは子どもの自立です。
  子どもが自分で考えて自分の意志で
  動いていけるようにしていきましょう。
  また、子どもは失敗から学び
  失敗を重ねて成長していきます。
  傷ついたり恥ずかしい思いをすることが
  あっても大丈夫。その経験が大事。
  子どもが失敗から学ぶ機会を
  親が奪わないよう、親は子どもに
  失敗させる勇気を持ちましょう。

3.親は子どもの話を傾聴し、受け入れ、認め、褒めましょう
  子どもが話をしてきたら、
  話を遮らず最後までしっかり聴いて
  あげましょう。
  親の考えと異なることや
  常識外れなことを
  言っていたとしても批判や否定はせずに
  一旦子どもの話を
  受け止めてあげましょう。
  ポイントは子どもの話に
  共感することです。
  親のアドバイスや意見は子どもが
  求めてきたときに
  伝えてあげてくださいね。
  そうやって親子の信頼関係が
  構築されていくと、
  子どもは不安や悩みなど
  自分の本音も話してくれるように
  なります。 
  辛い苦しい気持ちを吐き出し、
  親に受け入れ認めてもらうことで、
  子どもの心は癒され回復していきます。
  そんな中でありのままの自分も
  認められるようになり
  自信を取り戻していきます。

4.ゲームやスマホ三昧で昼夜逆転生活になる理由を考えよう
  不登校になると家では
  ゲームやスマホばかりして、
  気が付けば昼夜逆転生活になっている
  ということはよくあります。
  不登校の子どもは、学校へ行けない
  自分を否定したり、自分を責めている
  ことが多いです。
  ゲームやスマホはそんな辛い気持ちを
  和らげてくれたり
  発散させてくれたりするアイテム
  なのですね。
  子どもは親が思っている以上に
  将来や進路について不安や焦りで
  いっぱいです。
  そんな中、夜もなかなか寝付けずに
  ゲームをして過ごしていると、
  昼夜逆転生活になってしまいます。
  親はなかなかゲーム依存や
  昼夜逆転生活を受け入れられないかも
  しれませんが、子どもの行動の
  裏にある気持ちにフォーカスをして
  見守ってあげてくださいね。
  子どもの心が回復し、目標ができたり
  次のステップへ向けて動くときには、
  自分でゲームの時間や昼夜逆転生活も
  調整するようになります。

5.子どもとの間に境界線を引こう
  不登校という問題は、そもそも子どもが
  自分自身で解決しなければならない問題
  です。でも、親が辛く苦しい気持ちに
  なるのは、子どもの問題を
  自分の問題のように捉えてしまい、
  子どもの将来はこの先どうなるの?
  という「恐れ」があるからなのです。
  でも、実際不登校であっても、
  高校や大学に進学をしたり、
  社会人になって活躍している方も
  たくさんおられます。
  親の不安は
  子どもに解消してもらうのではなく、
  自分で向き合う。
  子どもとの間に境界線を引いて
  子どもを信頼して見守ることが
  大切です。

6.親の不安は自分で解消しよう
  課題の分離をした方がいいのは、
  頭ではわかっているけど、
  なかなかできない方も
  多いのではないでしょうか。
  それは「学校へ行かなければならない」
  「勉強しないと将来が不安」
  そういった価値観や思い込みが
  親の中にあり、それが不安や焦りの元に 
  なっています。
  その価値観や思い込みは
  幼いころに周囲から
  刷り込まれてきたものだと思いますが、
  それが絶対に正しいのかを
  考えてみてくださいね。
  今は多様性の時代でもあり、
  今までの常識が
  当たり前でないことも多いです。
  視野を広くして
  新しい価値観を受け入れたり、
  親の思考を転換していくと
  不安や苦しみも和らいでいくと思います。
  
7.子どものいいところにフォーカスをして
  子どものいい未来をイメージしてみよう

  不登校からの回復は、
  スモールステップで
  少しずつ回復していきます。
  少しずつできることが増えていったり
  笑顔が増えてきたりと
  小さな変化や成長が見られるようになり
  一歩ずつ前へ進んでいきます。
  親は子どものできていることや
  いい変化にフォーカスし、
  子どもの明るい未来を
  イメージしてみてくださいね。
  なぜなら、人は無意識で
  自分の想像している未来に
  向かう行動をするようになり、
  現実を引き寄せていくからです。
  親が子どもの悪い未来を想像していると
  そういう現実を引き寄せてしまいます。
  子どもの不登校を解決したいなら、
  ぜひとも子どもの明るい未来を
  想像してみてくださいね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?