恋に盲目すぎる私を友人がフィリピンへ送った話①
20歳の時お付き合いしていた彼にものすごくのめり込んでいた私を友人がフィリピンへ送った話。
20歳の時彼氏がいた。
まともにつきあったのが初めてだったので、がっつりのめり込んでしまった。
高校を卒業してからつきあい、私は大学生、向こうは浪人生となってしまった。それでも付き合うことを決めて1年間の浪人生活を経て、ついにお互い晴れて学生となった。
嬉しさもつかの間、新しいコミュニティ、新しい友人、新しい部活。。全てが新鮮だった彼に残った古いものは私だけだった。
彼の心が離れる中、私は「浪人の間支えていたのに何事だ・・!」と毎日不満が募っていった。
趣味もなく、毎日バイトか彼と会うことを考えていた私を見て、幼い頃からの友人が「フィリピン留学絶対したほうが良い!!」と説得。
元々英語はずっと話せるようになりたかったが、既に20歳だったので「遅すぎる」と思い込み、留学の書類を取り寄せては何もアクションせず放置する日々だったので、これを機に行ってみようという気持ちになった。
1週間だけとりあえず学校に申し込んだ。しかし覚悟が決まり切らず、航空券は出国1週間前に急いで買った。(事前に買えば3万円のものが直前だったので7万円。。)
当時はフィリピン留学等全く人気が無く、フィリピンというと危ないところ、女子が一人で行くなんてとんでもないところと思われていた。
親には出国直前に報告。もちろん反対されたが、1週間であること、国際電話を持っていくこと、出国までは祖母に言わないこと(笑)を条件に出国を許された。
ちなみに入学を決めたのはこちらの英語学校。
CNE1 :https://www.cne1jp.com/
マニラから北に2時間ほど、ターラックという田舎町に佇む英語学校。
当時は生徒はほとんど日本人だったが、今はどうなのだろう。
初めての一人海外。入国カードの書き方も分からず、国際電話を使って母に確認。
到着すると学校の運転手さんが名前のプレートをもってお出迎え。初心者だったので飛行機の移動以外は学校がアレンジしてくれるプランを申し込んでおいて良かった。同じ飛行機に乗っていたバッチメイト(フィリピンでは同期のことをそう呼ぶらしい)と仲良くなりつつ、マニラから北へ数時間、車やバイクが入混じり、ぶつかりそうになりながらクラクションを鳴らして進む。つたない英語で運転手の方とも話をしつつ到着。
到着するとルームメイトの方が出迎えてくれた。続きは②で。
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