プロット作りは、初恋にも似ている。
昨日は、新しくご依頼いただいた出版社の編集さんとの打ち合わせ。日頃はメールでのやりとりが多く、電話や直接お会いすることは稀で貴重です。
ひとりでプロットを悶々と考えているよりも、編集さんと話をしながら進めていったほうがいい案が浮かぶみたい。そしてだんだんとふくらみすぎて収集がつかなくなったので、また改めてまとめることになったのだけど。
すごく楽しみ。すごく書きたい。
今までのジャンルに属さない、新しい形のストーリーになりそうで、とてもドキドキするし、ワクワクする。
プロットといえば。
プロットを作りはじめるときが、楽しい時間かなぁ。
新しい登場人物に恋をする。いうなら、プロット作りは、初恋にも似ていると思う。
これから誰と出かけよう。
これから誰と食事をしよう。
これから誰と恋をしよう?
プロットは、ドキドキ、わくわく、執筆中は、ハラハラ、じれじれ、切なく、
本という形になって、読者さんのところに旅をする。
そのうちまた私のところに心が届く。
あったかくて、やさしいメッセージに癒される。
誰かの幸せの一瞬になれていたら幸せ。
そのとき……やっと両想いになれた気がする。
さて、明日は誰と恋をしよう? どんな恋をしよう?