見出し画像

ピアノをはじめた話


小学生の時ピアノを習ってました。
たぶん1〜6年くらいまで。

自分から習いたいって言ったんだと思うんですけど
練習はとても嫌いでしてね。
なかなか上達しなかった。

ピアノ教室の発表会で小6の時に、
自分がつい最近まで練習してた曲を小3の子が演奏してて衝撃だった記憶があります。


高校生になり
なぜか突然ドラムをやることに。
私の決まり文句は「ドラムは音程ないから間違ってもバレない」でした。

でも間違えるとニヤッとしちゃうから顔でバレる。
それ以外の演奏中の顔はずっとこんな感じでした。


話がそれました。


時は流れ演奏というものからだいぶ遠のきました。

実家にはずっと保育士の姉が練習するために電子ピアノが置いてありました。

そのピアノも最近では甥っ子が背伸びしながらポロンポロンと弾くだけ。

かつて保育園行事のたびに奏でられていたピアノの音色も今は聴けません。

そんな時にタイミングよく緊急事態宣言が延長され
休日に身も心も空っぽになっていたところで
天からこんな声が聞こえました。

「俺のピアノか?欲しけりゃくれてやる・・・。鳴らせ!この世の全てをそこに置いてきた!」
だいふくははグランドラインを目指し、夢を追い続ける・・・!
世はまさに大海賊時代!!

話がそれました。
話がそれましたしただこのセリフが使いたかっただけです。フィクションです。
あと姉は生きています。


さっそく近所の楽器屋さん併設の有隣堂へ

まずは入門編の楽譜を購入。

練習意欲を高めるためにも
好きな曲ばかりの楽譜も購入。


しかし、その日私は思い出しました。
やつらに支配されていた恐怖を



そう、♯と♭です。
星野源の楽譜なんて♯だからけでゲロ吐きそうでした。

左右で違う手の動きなんてドラムでやったからな
できるやろと思っていた自分を殴ってやりたいですね。

そこには音程がありました。

ですが!
私はもう大人ですから!

冷静に分析ができますし、
大人になってからできなかったことが出来るようになるなんて体験はそうできるものではないぞ!
と自分を奮い立たせ練習に励むことにしました。


ピアノが弾けるようになるまであと98日。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?