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#7 FUNBARE☆RUNNER / 七花少女って、SHINING LINE* / 大空あかり......ってコト!?

アローラ、岬サニーゴです。内容はタイトル通りです。

本来はもう少しまっとうにナナシスに向き合った話を書こうと思ったのですが、別にそれ会報でよくね?と思ったのでこのようなタイトルになりました。


先日(もう2週間以上前!?)はTokyo 7th シスターズによる久々のライブ、- NANASUTA L-I-V-E!! - in PIA ARENA MMがあり、弊サークルのオタク共と参戦してきました。

ナナシスは昨年末にエピソードシリーズが完結し、昨年度末に総監督の茂木さんが離れ、今後の展開はどうなるのかと不安の声が多く見受けられました。そんな声も落ち着いてきたころに行われた本ライブは、端的に言うと非常に良かったです。

ライブの詳細について多くは語りませんが、両日とも参戦していて本当に良かったと思える内容でした。
今回はその中でもひときわ異彩を放った楽曲を、異常な視点から見てみようと思います。

ナナスタ1stの他ユニット楽曲カバー

速効でネタバレなんですが、今回のライブはday1ではLe☆S☆Caが、day2では七花少女が777☆SISTERSの楽曲をカバーしました。

07七花少女

day1はレスカのオタクとの連番で、そちらが狂っていたので逆に冷静に聞けて良カバーだな〜って思っていました。
一方でday2の七花は元々ユニットとして刺さり気味だったこともあり、歌唱前のセリフでヤバいカバーをすると分かった瞬間から狂喜乱舞していました。

この元々刺さり気味だった理由も説明しつつ、このカバーのヤバさを文字に起こしておこうというのが、この記事の主題です。

FUNBARE☆RUNNER / 七花少女

ところでFUNBARE☆RUNNERといえばEP.3.5-003『誰かの光』ですよね。.5の中でも特に重要な話なので、まだ見てない人はぜひ見てください。

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見た人に向けて話しますが、誰かの光という歌詞は何かで聞き覚えがありますね

いつか誰かの光になるんだ
想いのたけ手渡せるように
君とつなぐバトン
どこまでも行けるような気がしてる
見上げれば青と入道雲

つまり、このエピソードでは『あこがれ』の連鎖の話がされています。
七咲ニコルに憧れてアイドルになる決意をした角森ロナ。そして今度はアイドル角森ロナに憧れてアイドルを目指す女の子。ロナ自身も同じ境遇だったからこそ『あこがれ』と『なりたい』との違いを語ることができ、紡がれてきた『バトン』を次の世代へ託すことができました。

まとめると、七咲ニコル→角森ロナ→女の子という矢印が繋がっているということです。

これを楽曲に当てはめると、セブンスシスターズ→777☆SISTERS→???となりますね。


Q. ???に入るユニットはなんでしょう?


A. EP.3.5-013

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アイカツ!との対比

読者の皆さんの多くはおそらく義務教育を終えていると思うので、アイカツ!無印の話をします。

カツでバトンといえば、やはり最初に思いつくのはSHINING LINE*でしょう。

今わたし達の空に 手渡しの希望があるね
受け取った勇気でもっと 未来までいけそうだよ
もらうバトン キミとつなぐ光のライン
あこがれのSHINING LINE* チカラにして
今いちばん目の空で 思い切り輝かなくちゃ
受け取ったバトン次は わたしから渡せるように

カツ無印はご存知の通り憧れが4連鎖はしておりなかなか大変なことになっているのですが、今回取り上げるのはこの曲が歌っている神崎美月→星宮いちご→大空あかりの矢印です。

07アイカツ劇場版

少し話は変わりますが、アイドルはよく星に例えられます。
広い空を彩る無数の星々。輝きの大きさや色はそれぞれ異なり、ときに進む道標として人々を導き、ときに星座としてドラマを生み出す。一瞬の煌きで永遠の感動を与える流星や、夜空で優しく微笑み見守る月、そして全世界を隈なく照らし暖かさを与える太陽も、比喩として用いられます。

この比喩を雑に当てはめると、先程の矢印は月→太陽→花となります。花は星じゃないが?っというツッコミが今入りましたが、本筋じゃないので無視します。
月を追うように太陽が現れ朝がきて、地に根を張った花が太陽に向けて咲き誇る。これがアイカツ無印の3割です。異論は認める。


ナナシスの話に戻ります。お気づきの方もいるかもしれませんが、ナナシスは歌詞での『星』の出現頻度が極めて低いです。もっというと、セブンスシスターズが使うくらいで、その他のユニットの歌ではほとんど出てきません(tips:この事実から星屑☆シーカーの解釈を進めることができる)。
そのためセブンスや777Sを星に例えるのは難しいのですが(解釈は自由ポイント)、一方で七花が花に例えられることは誰がどう見ても確かなことです。

そしてアイカツと異なるのは、こうして777Sをルーツとして生まれた七花はアイドル氷河期の終わりを告げる役割を持っているということです。

アイドル氷河期でも新たなアイドルはいたでしょうが、おそらく長続きはしなかったと思います。そんな中で新たにデビューした777Sは日の目を浴び、更に次のアイドルが続くほどに、世の中にアイドルの土壌が育ちました。その777Sの後輩アイドルユニットとしてデビューした七花少女は、今後のアイドル業界の賑わいを予期させる象徴であり、アイドル世界で非常に重要な役割を担っていると考えています。

そしてこのアイドル業界の賑わいの延長線上にSEASON OF LOVEがあることが明示されてるのがt7sのヤバいところですね。

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まとめ

まとめると、七花少女と大空あかりは、花として例えられること、そしてバトン2連鎖が行われていることが共通しています。
一方で七花少女というユニットはアイドル氷河期の終わりを告げる役割もあり、その上で、SHINING LINE*と同じく次の世代への『バトン』を託す曲を歌う七花少女のエピソードにアイカツの様々な映像がオーバーラップしヤバい情緒が際限なく注がれる。これがナナスタ1stday2で大感情になった理由です。

その他の七花の感情ポイントについても書きたかったのですが、風呂敷を広げすぎたので撤退します。

最後に

漠然と考えていた概念を急に文章に落とし込んだので、かなり乱雑な文章になってしまったなぁと反省しています。改善されるかは次回以降の岬サニーゴにご期待ください。

あと毎月2noteくらいしようと思っていたんですが、案の定厳しくなってきましたね。ウケる。
就活と呼ばれるものをしていたはずなんですが、何故か夏休みに予定があまりないので、暇そうならそこで帳尻を合わせたりできたらいいなぁと考えています。今回のように大してまとまっていない書きたい内容はたくさんあるので。


ところでこれは余談なんですが、矢印について誇大解釈を許した場合、七咲ニコル→九条ウメ、空栗、天神ネロや、羽生田ミト→瀬戸ファーブ、越前ムラサキという矢印もあるため、有り体に纏めると以下のようになるわけです

セブンス→777S→???
セブンス→4U
セブンス→QOP
セブンス→KARAKURI
セブンス→AXiS→???

このように、大元は同じユニットでも、それぞれの曲調やコンセプト、そして出した結論までもが全く異なるユニットが発生します。

この各々のユニットにおけるセブンスの解釈や矢印に乗る想いの差異を考えること、それが自分が学部4年で研究した内容です。良ければ皆さんも考えてみてください。