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【 ディスクレビュー#7】『TOKYOPOP2』アーバンギャルド

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様々なジャンルをクロスオーヴァーする“トラウマテクノポップ”バンド、アーバンギャルドがニュー・アルバム『TOKYOPOP2』をリリースした。男女の性を感じさせない中性的な存在のことを指す”アンドロギュノス”をテーマとしたリード曲では、人が性を問わないひとりの人間であることを歌っている。ジェンダー論について日々問われているこの時代、浜崎 容子(Vo)が以前性自認や恋愛対象が自分でも分からないと発言していたり、おおくぼけい(Key)が自信を”概ね男”と称している、アーバンギャルドだからこその答えなのだと思う。また、「傷だらけのマリア(パソコン音楽クラブ REMIX)」、「鏡屋さん(YUC'e REMIX)」、「あくまで悪魔(Yeule REMIX)」など、既存曲を各アーティストのリミックスアレンジを加えた楽曲として収録。中毒性の高いテクノポップを再構築し、さらに病的でポップな楽曲たちに仕上げている。

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アンドロギュノスのMV、SFアニメ主題歌風でメンバーのダンスも最高なんだよな……。(特におおくぼさんの足の開き具合がツボ)


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