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【 ディスクレビュー#4】『ビリヤニ』Paraiso

昨日(10日)リリースされたParaisoの曲が好きすぎたので、自主トレも兼ねて、勝手にディスクレビュー書かせてもらいました。

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ポップしなないで のふたりが中心となり、真部脩一(集団行動/ex-相対性理論)、シンガー・ソングライター ましのみ、NAGAMUU(イエスマン)の5人で構成されたミクスチャー・ポップ・バンド"Paraiso”による1stシングルがリリースされた。表題曲でもある「ビリヤニ」とはスパイスやお肉が入ったインドの炊き込みご飯のことで、歌詞にはスパイスや料理用語、そしてParaisoの紹介が散りばめられている。初リリース曲のテーマにインド料理を用いることには衝撃を受けたが、多様な作り方があるとされるビリヤニは、無国籍な彼女らにぴったりな料理なのかもしれない。トリプル・ボーカルであるParaisoの注目ポイントはもちろん彼女らのコーラス。一見個性の強い3人の歌声だが、重なることで不思議と神秘的な歌声へと昇華される感覚がある。また、B面に収録されている「人類の皆さまへ」は、“ひたすらに耐え忍ぶ 日々はもう終わったみたいなんです/この街に100年も残るよなミュージックいかがですか”と今の世の中に希望を投げかける1曲。インパクトのあるギター・イントロとそれに続くメロディアスなピアノに心を奪われるが、その後に待ち受けるソロ・パートも必聴。まさに中毒性注意であり、人類必聴である1枚。

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※トップ画像はフリー素材サイトで「ビリヤニ」と検索して出てきたもので、写真のものがビリヤニなのは定かではないのだけど、たぶんビリヤニ…。たぶん…。



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