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Authenticity

デビュー1周年記念日2023年、10月28日。
記念すべきこの日、ついにTravis Japanにとって初のアルバムで初めてのCD形態でのリリースが決まった。私自身CDというものに強いこだわりはなかったけどCDを出せるのはデジタルの売り上げで信頼を勝ち取ったからでもあると考える。本当におめでとう。

さてタイトル「Road to A」の「 A」「Authenticity」の意味があるという。信頼性、信ぴょう性、真実であること。
ずっとTravis Japanの実力が「本物」であることを信じてここまで応援してきたけど、この一年、特に初ツアーを終えて以降、「真実」とはなんなのか?悩んだり葛藤したりすることが多かったように思える。SNSに流布する噂話、彼らの本当の素顔が見えなくなったり、最近では彼らが信じてきたものや愛してきたものを根底から揺るがす事態もあり、応援していることを声を大にして言えなくなった人もいたかもしれない。真実はどこにあるのか、本当のことはなんなのか、正しいのか間違っていたのか、このまま応援し続けてもいいのか。

だけどこうして、初アルバム、フィジカル形態でのリリースが発表されたことがひとつの真実の証明だと思う。努力を重ね結果を出し、支持を得て、リリースに至ったことが紛れもない「真実」なのだ。

「実力」とは結論、なにをもって証明するのかわからないし、なにがあれば実力があると言われるのか突き詰めるとわかんない。笑 諸々の数字や結果はあるにせよ。

ただ、この一年だけでも宝箱のように一つ残らず抱きしめたい最高のデビューコン、毎日聴いた新しい曲たち、BSフジのRRRの引き出しには驚かされたし、音楽の日で垣根を超えたコラボに自軍がいる誇らしさと全く引けを取らないパフォーマンス、ディズニーでのステージも夢のようだったし、そして彼らにぴったりの冠番組、制作の裏側も含めて、いつも心動かされ興奮し言葉が止まらなくなったり逆に天を仰いで何も言えなくなったり。Travis Japanが、Travis Japanだけが、私にとって、そんなキラキラしたものを与えてくれていることが私にとっての紛れもない「実力」で「真実」なんだ。そしてそういう場所が用意されたことも「実力」であり「真実」だよ。

あとね、アイドルはいろんな人の支えや魅せ方の上手い人たちの協力があって成り立つものであり、人間としての未熟さも愛おしく思えるようにラッピングされていると思う。だから、アチャ〜、、って言いたくなったりすることもあるし「本当の彼」を見失う時もある。

だけど、コンサート中、自分の色に光るペンライトに向けられた柔らかな眼差し、制作過程に愚直に向き合う姿、言葉の端々に感じる優しさや配慮、YouTubeで見せる気遣いや立ち回り上手なところ、東京大阪間を1日で移動して臨んだダンス大会、毎日ブログを更新して率直な言葉を自分なりに考えて伝えようとしてくれるところ、これまでとこの一年、自分が見てきた彼こそが信じられるもの、「真実」や「信頼に値するもの」なんだと思う。

ここ最近「誰かの悲しみや苦しみの上に成り立っていたエンタメ」という世間の見方や言葉に深く傷ついたし、彼らもまた苦しみの中にいることは想像に難くない。

だけどそんな荒波のなかでも常にポジティブな気持ちを伝えてくれて、CDデビューを叶えてくれたこと、これからも自分たちが追求するエンタメを提示し続けるという姿勢をみせてくれたこと、そして実力が本物であることの証明だというアルバムタイトル。このタイトルに含まれた「Authenticity」の意味を大切にしながら、2年目も一緒に歩んで行けたらいいなと思う。

改めてデビュー1周年おめでとう!!!!!!!
これからも応援し続けます。


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