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【日記】プペル騒動で思うこと

最近キングコングの西野さんの不穏なニュースがチラホラ聞こえて来る。
吉本興業との折り合いが悪いとか、プペル詐欺とか、岡田斗司夫さんに噛み付いたとか。

私は信者でもなければ特にファンというわけでもないです。
でもオリラジ中田さんと宮迫さんの「winwinwiiin」を観て、ハッとさせられた。

今までキンコン西野と言うとエラそう、胡散臭い、ナイナイ崩れ、と言うマイナスのぼんやりとしたイメージを個人的に持っていたのですが(すみません)
それらは一方的なメディア情報をもとに構築されたイメージに過ぎないと気付かされました。

西野さんの挑戦していることはまだ途中(進行形)であること、またオンラインメンバーやコアなファン層にしか彼の活動内容を認識されてないが故、臭い物に蓋をしろ精神で遠ざけてしまっていたんだと反省しました。

遠ざけるだけならまだしも、偏見をもつのは良くないなと。

きっと西野さんに限らず、偏った方向からの情報を鵜呑みにすると良くも悪くも似たような現象が起こるんだと思います。

特に今回のようなメディアが報じる騒動は、面白おかしく大袈裟に書き立てる傾向にあるので、当の本人にしか分からないというのが極論だと思います。


岡田斗司夫さんの件は、ご本人の動画の視聴者目線で言うと、彼らが仲が良いことも、岡田さんの西野さんへのビジネスとしての評価が高いことも伝わってるので、ビジネスプロレスなんだろうなと憶測しています。
こんな日記を書いてしまってるあたり、まんまと彼らの術中にハマってしまってるわけです。

ともあれ、プペルをフラットに観に行ったわけですが←、結論で言うと想像以上に良かったです。

具体的に言うと
・ストーリーの明快さ
絵本を軸にしているということもあり、1つのテーマを深掘りするスタイルでブレない内容が、視聴者を置いてけぼりにせず楽しむことができた。

・声優陣の演技の深さ
多くの俳優を使用しているだけあって、リアルな声色で嘘くさくなかった。
特に王様役の野間口さん、お母さんの小池栄子さん、お父さんの立川志の輔さんが印象的。)

・映像の美しさ
これは言わずもがなですが、元々が細やかなタッチの絵本の世界観か見事に再現されていた。

・西野亮廣の先手術
これを魅力と伝えるか意見が分かれそうですが、この映画には彼の今後のビジネス展開が盛り込まれているように感じました。
絵本→映画→子供向けアニメーション→ゲーム→公園、美術館→アトラクション
こんなビジョンが見え隠れして、実際この中のいくつかは実現するのではないかと想像を掻き立てられます。

・大人向けのテーマ
本映画の批判を観ていると、西野さんの経営方針とリンクしたような作品内容で不快になる人が多いようですが、個人的にはとても共感する映画になっていました。

夢のある若者はもちろん、社会の中で頑張ってる人、色々な社会テーマに重ねて観ることもできます。

煙でモクモクの世界は自ずと今のウィルス蔓延の世界とも重ねることもできますし。
独自通貨の考え方も次のコミュニティの在り方をまるで示唆しているよう。

それはもう捉え方それぞれ。


精神的なテーマが主軸にある本作は、観る人によって全く捉え方も感想も違うドラゴンフルーツ的な映画なのかもしれません。

最後はプペルの宣伝みたいになってしまいましたが、思わず感想を書きたくなる映画だった、ということです。笑

映画を観た後は、彼のような夢追い人の行き着く先を覗いてみたい。と、すっかり興味を惹きつけられてしまいました。

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