ジョージアの投資環境に新時代到来-GAABUと米国のGINIS Consultancy社との間で覚書を締結

ジョージアで活動する企業体と外国人投資家とのビジネス関係を促進するために、ジョージア・アラブ・アフリカビジネスユニオン「GAABU」と米国企業「GINIS Consultancy」との間で覚書が締結されました。この2つの大きな組織の協力関係は、ジョージアへの外国投資を誘致するとともに、製品やサービスの輸出を促進することを目的としています。両社は、この協力関係により、ジョージアへの外国投資の流入が増加するとしています。

不動産やビジネス管理だけでなく、移民サービスや観光など様々な分野をカバーするGAABUとGINIS Consultancyの実績を元に、計画された今後のメガプロジェクトは、国内地域で、これまでにない規模の新たな機会を生み出すことになるでしょう。

ビジネスアソシエーションと、同社の有力者であるハニ・ヘバシ氏とエラミール・エルシェリフ氏の共同作業により、ジョージアで活動する事業体と外国人投資家とのビジネススタートと強化が図られます。

ジョージアへの海外からの直接投資を増やすために、投資ネットワークプラットフォームが設立されます。

主催者によると、このプラットフォームは、投資希望者と投資家との間の貴重なコンタクトを確立するのに役立ち、それによって、ジョージアは機関投資家や民間投資家を引き付けるための新たな機会を得ることができるとしています。

当事者によると、すでに複数の投資家がジョージアのビジネス環境に関心を持っており、彼らの協力は我が国の経済発展に大きく貢献することになるとのことです。
9月24日に開催された投資ネットワーキング・プラットフォーム・フォーラムでは、ジョージアのFDIを増加させるために、ジョージア企業間の相互協力の重要性が強調されました。

「GAABU」の事務局長であるRoza Rokhvadze氏は、GAABUの目標は、国内の外国人投資家にとって最も快適なビジネス環境を構築することであり、それにより多くの投資家がジョージアに興味を持ち、多くの新しい雇用が創出され、経済指標の成長が保証されると指摘しています。

一方、投資ネットワーク・プラットフォームでは、ジョージアでどのようなプロジェクトが実施されているか、世界中の様々な投資家に情報を提供します。主催者によると、エネルギー、農業、運輸・通信、IT、銀行、不動産などが注目されています。

"ジョージアには、投資家にとって興味深い分野がたくさんあります。"と、GINIS Consultancyの創設者であるEramir Elsherif氏は指摘します。「ジョージアは投資家にとって非常に魅力的な国であり、ヨーロッパとアジアの架け橋のような存在として、投資家を惹きつける大きな可能性を秘めています」。
アラブ首長国連邦では、ジョージアでのビジネスに関心のある投資家を誘致する目的で、商談会が計画されています。

「GAABU」は、2020年9月18日に、2018年からジョージアで事業を展開していた開発会社OTIグループによって設立されました。

また、ジョージアで活動する企業体と外国人投資家とのビジネス関係を促進するために、GAABUとGINIS Consultancy社との間で覚書が締結されました。この覚書は、ジョージアへの外国投資を誘致するとともに、製品やサービスの輸出を促進することを目的としています。

GAABUは、貿易や産業に加えて、ジョージアでのビジネス開発や投資を促進するために、メンバーやパートナーと協力して成功を収めています。組合のメンバーである組織、企業、個人は、GAABUが提供するサービスや特典を利用することができます。その中には、投資、ビジネス、財務に関するコンサルティング、法律および移民のサポート、移民および仲介のコンサルティング、さらにはマーケティング、プロモーション、PRサービスなどがあります。当組合は、ジョージアへの投資家が新規事業を立ち上げたり、事業を多角化したりするために、有利で安全な環境を整えています。

OTIグループとGAABUは、中東に支店のネットワークを持ち、そこを通じて外国のパートナーと積極的に協力し、協力のための新しい方法と展望を模索しています。

GINIS Consultancyはテネシー州に本拠を置く国際的な組織で、顧客やパートナーには大規模なビジネス団体や投資グループが名を連ねています。同社は、地政学的・マクロ経済的なリスクや要因・機会、資産保全、法律・税務サービスなど、さまざまな分野で柔軟かつ多面的なアプローチでプロセスを管理しています。

GINIS Consultancyとのパートナーシップの結果、評判が高く経験豊富な法律事務所や、金融グループ、大手銀行が、さまざまな国での投資プログラムに関わっています。

GAABUとGINIS Consultancyの協力関係は、ジョージアにとって前例のないものです。これにより、外国人投資家がジョージアで様々なプロジェクトを開始し、建設部門だけでなく、経済の他の部門にも投資することへの関心が高まるでしょう。これはひいては、新たな雇用や生産量の増加を意味し、結果的に国の経済状況の改善にもつながります。つまり、今回の協力関係は、ジョージアの投資環境にとって新たな時代となるでしょう。