そもそもポルノグラフィティを好きになったきっかけってなんだっけ?
私には8つ年の離れた兄がいる。
その兄が面白いくらいに私と正反対の性格なのだ。学生の頃はクラスの中心にいて、友達も多くて器用にいろいろこなせる…。
一言で言うなら陽キャである。陽キャが順調に成長して今や意識高い系。顔も似てないし、同じ親から生まれてきたとは信じられないほど。
この間実家に帰ってきたので、一緒に出掛けたら夫婦に間違われた。ふざけるんじゃない。
まぁ、その兄がポルノグラフィティとの出会いのきっかけ。
ポルノグラフィティだけじゃなく、ゲームやマンガ類も兄の影響である。男兄弟を持った妹の典型的なパターン、オタクになるのは運命だったと言っても過言ではない。
さて話を戻すと、ポルノがデビューした1999年は兄がちょうど思春期真っ盛り。いろいろ興味が出てきてCDを買い始めたりドラマを見たり。
彼はCDを買うほどポルノが好きだったようで、アポロとヒトリノ夜は8cmCDの現品があるし、私がまだファンじゃない頃に発売されたシングル・アルバムが全部揃っていた。ポルノグラフィティを好きになるための環境は整っていたのだった。ありがたいの極み。
そんなわけで、カーオーディオからポルノが流れることも多かったし、私の自我がしっかりしてきた頃には数多の人間を沼に落とし込んだ例のアレ、鋼の錬金術師のリアルタイム視聴である。
その後も兄が働き出すまでポルノグラフィティの供給は続き、ついに私も音楽やらドラマやらで友達とキャッキャする年齢に。
初めて自分で買ったポルノのCDは土6枠で放送されていた天保異聞 妖奇士のED曲、21stシングル『Winding Road』。明確に好きという気持ちが芽生えたのがこの辺かな?
当時、新品のCDを買えるほどお小遣いは持っていなかったし、ORANGE RANGEやYUIなんかが流行り、あれもそれも欲しくてもっぱらTSUTAYAでレンタル期間を過ぎて中古販売されているCDを購入していた。
たぶん500円くらい。
自分で現品を買うと意識が変わるのか、そこからポルノの情報を自分で追うようになり翌年22ndシングル『リンク』を購入。
※この辺りでTamaさんが脱退していたことを知る。
同じころ、同級生が『嵐のファンクラブ入ったんだー!ライブ楽しみ!』と楽しそうに話しているのを聞き、そこで初めてこの世にファンクラブが存在しているのを知ったのだ。
そこからの行動は早かった。入会申し込みをし、年明けにお年玉を抱えてコンビニで入会金を支払う。晴れてポルノグラフィティ信者への一歩を踏み出すに至った。
ポルノグラフィティの下地を作ってくれたのは兄で、ファンクラブ入会のきっかけを作ってくれたのは同級生。本当にありがとう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?