暁月のフィナーレについて(2/3) ※ネタバレあり

(2/3)です。
さて、ファダニエルとゼノスを追って月までやってきました。
月に着いてまず、監視者に案内され嘆きの海の成り立ちをあらましだけ聞きます。この時にハイデリンの特性が「停滞」ということが分かります。その力によって作られた月。「停滞」、とてもやさしい力だと思いました。そこに留めおく力。暁月をクリアした後で考えてみれば彼女は私達にこれから先を託せるように頑張ってきたのですから彼女の役割としてこれ以上ない特性だと。私達に繋ぐ為、今ここにアーテリスを留めるうつくしい人…。

ガレマルドからの攻撃及び月にいるファダニエル達により、ゾディアークの封印が揺らいでいるためまずはこれを防ぐ。封印の要に湧いてきた過去の幻影たち。どれも死に恐怖している。漆黒の時に彼らは基本的には死なないことは明かされていましたが、前述のことが事実なら死に対する恐怖は我々アーテリス人の比ではなかったでしょう。この死に対する古代人の認識についてはエルピスでも出てきます。こうして幻影に対処していると、漆黒の時アーモロートで出会ったあの幻影と再会します。正確にはエメトセルクがつくった幻影ではなく本物の幻影になるのかな。それに導かれ、たどり着いた場所にはファダニエル達がおりゾディアークを起こしてしまう。ゼノスの目論見ではゾディアークを食らったのちにヒカセンと戦い合うみたいでしたがファダニエルが止める。ゾディアークにそうしてゾディアークと戦うことになり、アゼムのクリスタルの力も借り討滅。ただファダニエルの真の狙いはヒカセンでもゼノスを殺すなどということではなく、ゾディアークを殺すことでした。正確には、ゾディアークの死により「終末」を引き起こすことです。死ぬ間際、ファダニエルの回顧。今のファダニエルはアモンですがオリジナルであるファダニエルはヘルメスです。「あの男」がかけた問い、ヘルメスが問う「生きることは楽しいか?」。人は続いていくべきではないとアモンは残す。アモンは人に絶望していた。じゃあもう人は要らないものだ、それは自分も含めて。となるのはそうなんですよね。私でもアモンの状況であればそうするかもしれない。

そしてゾディアークが消え、ヒカセンの超える力により「終末」が視える。この時聞こえる声はメーティオンなのかな。監視者と話しているとゼノスとが戻ってきます。ただ彼は今ヒカセンが彼に向き合っていないことを悟り、
彼はアーテリスへ戻ります。また、ガレマルドの事態の収拾も落ち着いたのでこちらにはシュトラ、サンクレッド、ウリエンジェが応援に来てくれて、これから嘆きの海の探索と情報収集のため、一度監視者の所へ戻ります。監視者の塔には彼の記憶が詰まっており、月がハイデリンにゾディアークの封印として造られてからの数千年がそこには在る。ウリエンジェがこれを覗く際、これは彼の人生ですから、心して拝見します。と言っていたのが印象に残っています。彼が落ち着き、こちらもあらかたの記憶を見られたところで詳細な話を聞く。「終末」の到来です。エメトセルクたちの被災した終末は十四人委員会により、原因の究明までは至らなかった。ですが天脈が薄い地域から発生していることは把握されていた。この天脈の活性化のため「活性」の力をもつゾディアークが作られたこと。つまるところゾディアークが消滅したためこれの再来が起こりうることです。また重要なのはこの月が開拓され、有事の際はアーテリスの民が避難できるようハイデリンが用意をしていたという事実。そして月にはその開拓民が住んでおり、会いに行くことになりました。

この時はおっさんドワーフみたいなキャラがでてくるのかなーと漠然と思っていました。その前にアルゴスが出てきます。私達を開拓者の所まで運んでくれる精霊らしいです。かわいいですねアルゴス、ゴールデンレトリバーみたいです。初対面であるにもかかわらずなぜか懐いてくれているのですが、理由はエルピスで分かっちゃいます。アルゴスに運んでもらい、着いた先で私たちはレポリットたち開拓者と邂逅するんですけどね...ええ....まあ...かわいい...かわいい...てっきりごついドワーフが鎚でも振るってる巨大工房かと思ってたけどこんなかわいい子ウサギちゃんが出てくるとはな....FF14...。月だからウサギなんですかね?どっかのFFシリーズにモチーフがあったりするのかな。ベストウェイ・バローに入って来たときからやたら広く天井も高いので技術力がすごいなと思う反面ここに住むのか...?と思いましたが、よく話を聞けば古代人目線で考えたらそりゃこうなりますよね。あとは服だったり、食物を見せてもらったりとかわいいがいっぱいでした。レポリットたちは大層かわいいのですが、両方とも価値観の相違でアーテリスの人たちにとってはいかんせん住みにくい場所でしょうね。服は多様性が少なく、食物はそれぞれ味は違えどニンジンのみなので.…。その旨を伝えると彼らはショックを受けるのです。まあ、幾星霜かけて準備したものに難癖つけられるわけですからね。そりゃあショックです。しかし住めないわけではないので、レポリットたちはとにかくなにか起きる前に早めに移住して欲しいようで、そわそわしてますね。そわそわしているところもかわいいね...。袋にひとりくらい詰めて持って帰っちゃだめかな...。ここでレポリットたちはウリエンジェに狙いを絞り、その旨を伝えるため彼を呼び出します。私達三人はそれを邪魔できないよう他のレポリットたちにかわいい妨害を受け、心苦しくなりながらもちょっとだけ闘いました。彼らをのしてウリエンジェに合流すると、手で制される。この時はかわいいしか頭になかったのですが、今になって整理がつき思うことがあります。彼らにしてみればこれは数千年にたった一度しかない大仕事で、このために生まれてからずっと仕事をしてきた。ただでさえやってきたアーテリス人に微妙な顔をされショックだったのに、さらには月に来ることもなかなか了承してもらえない。そりゃ焦りますよ。私ならショックで仕事できません。えー...私の数千年...ってなっちゃいます。で、このレポリットたち名前がそれぞれついています。それはハイデリンから与えられたものではなく、唯一彼らが所有しているアーテリスの書物からとったものでリヴィングウェイ、マッピングウェイ、シンギングウェイ等、色々です。ウリエンジェは焦る彼らを窘めるように、このレポリットたちにその名の意味を説いていく。またこのウリエンジェの意味に対する解釈が素敵なんですよね~~~~!!!特にリヴィングウェイ、生きる、生活すること。彼自身はまだこれに答えを出すのは難しいと言いますが、彼の中で在り続ける彼女、ムーンブリダの答えを口にします。「生きることは、まだ見ぬ本の続きに期待すること。今日の嫌な失敗が、明日には塗り替えられるようにと願うこと。」
この言葉で、より私達アーテリス人が早々に月へ避難しないのかが強調されている気がします。ウリエンジェについてですけど、語らうまで一度ヒカセンと話すのですが、私はやはり薄情なのでしょうかというが、それは彼が自分のことを諦め、他を成したこと、彼のやさしさの在り方がそうなので…もう泣いてしまいます。
まだやってきていない終末に対して、なす術があるのまだあるのではないかと期待すること。
ただウリエンジェは有事の際に備え、月で避難の用意をしておくと言いそのまま残ります。
私達三人はいったんアーテリスへと戻ることに。

ガレマルドよりルキアからその後の状況を聞き、一旦シャーレアンへ。
ここで、シャーレアンがハイデリンと邂逅したときの話、レポリットの協力者になった話を市民に行います。問題はここでのフルシュノとアルフィノ、アリゼーの会話です。「戦うことが正しいのか?」の問いへの答えがここにあります。ここまで旅を重ねてきて、様々なこと(ぎっちぎっちに詰まってる)に託されてきた。そういうもののために、声を張り、時には武器を抜く。「声を張る」が前にきていて対話を優先するというアルフィノが全面にでてきて泣く。またアリゼーは、「わかってとはもう言わない。ただ、見ていて欲しい」って言うんです…問いかけられたときは「わかってほしい」だったのに…うう…。ではその夜です。ここの選択肢は思い悩みました…。ヒカセンが休んでいる晩に尋ねてくる暁の面々たち。では上から順にアルフィノから。アルフィノ~~~~~選んだこと、物事を選択するということの重みがわかっている男...... 。彼、いままで物事を選択し、そのの積み重ねでいまの人、世界があることを理解しているからこの謝罪がでてくるんだろうなあ。でこれがごめんね、じゃなくてありがとうなのはとってもいいな。
アリゼ~~~~出だしがかわいい~~~~~~!!!
見ていて、アリゼー、ヒカセンにもそう言ってくれるのか...。アリゼー…ほんとアリゼー…。サンクレッド....見捨てることはできないから、なによりリーンはサンクレッドが死ぬことを望んではいないだろうからな...。サンクレッドがヒカセンを一番頼れる奴と認識してくれている事実にうう…。ヤシュトラ、心配してくれる。いつも冷静に、わたしたちを見てくれている...。ラハ~~~~~~~!!いままで第一世界で重荷を分け合わず、一人でクリスタリウムを支えてきた君がその分け合ってくれというのそういう人がいるということをって言うのいい..…。あんたを締め付けるとき。締め付けられた経験があるからこそ出る言葉…。グラハティア…好き…。いっぱい冒険しような....あのコルシア島で言ったことは忘れないよ...。エスティニアン…暁の古参ではないからこそ言えることがある。暁の信念に触れたこと。みんなはお前がすきだよエスティニアン…。

ここで恐れていたことがやってきます。サベネアで空が燃え、終末の到来です。人が獣に転じ、人を食らう。暁の面々はサベネア島に向かい、ラザハンの領民の救出及び偽神獣の討伐を行うことになります。ここで85IDが解放されるのですが、偽神獣の最期の言葉がサベネア島に最初に来た際に出会った商会の長であることも分かってしまいます。いやですよこんなの…。悲しいIDはホルミンスターだけでいいんや…。討伐が終わり、シュトラの言葉で終末の仕組みがなんとなく判明してきます。不安や絶望がトリガーとなり、獣に転じてしまう。ただこの情報共有の場で一人が獣に転じてしまい、場が混乱し、民を助けようと、ここでアヒワーンが獣に食われ亡くなります。ここで一度場を収めるためラハが「公」になるんですが…たまりません。そういうところだぞグ・ラハ・ティア…。私たちは話にあったパーラカの里に向かうことになり、現地民の救助にあたります。この道中に何体か獣を倒すんですけど、あの場で転じたおばあちゃんの孫っぽい言葉を残す獣が居るんですよね…。こんな道中いやだ…。で、同時にヴリトラとエスティニアンにこの訃報が伝わります。ヴリトラはここで大きな決断をした。エスティニアンが決めるときが来たんじゃないか?と問いかけますが彼は否定し、恐れます。竜と人は違うものだと。でもエスティニアンは知ってるんです。違うものが歩み寄った国のことを。フィナーレってこういうものだと思うんです。今までの経験が教訓が活きていて、また新しいものに繋がっていく。地上ではマトシャの知り合いである親子と地元民の救出にあたっているんですが、その途中で皆を落ち着かせるためにマトシャが言うサベネアの教えは本当にいい…。名文だと思いました。元ネタあるんでしょうか。「辛苦は決して、お前を弱くはしていない。」刻んでいきたい言葉です。訓えとはほんとうによく言ったものです。逸れましたね。周囲を捜索して、マトシャの知り合いであるメヴァンの親子を見つけます。助けに入るも、間に合わずメヴァンは死にますが、その最中にメヴァンはしっかり赤子を抱きしめて守っていました…。ヒカセンが落ちた赤子を助けに池に潜り、一命と取り留めますがヒールだけではダメなことが分かりマトシャが村まで抱いて走る。ここでもうだめかと思いましたが、空からヴリトラが降りてきて助けてくれます。この辺でサブクエを消化して回っていたのですが、サブクエの重みが違ってきます。終末に瀕しているので死と隣り合わせのサブクエが多めです。目の前で友人が獣になり、私の名を呼んでいた気がするけれど逃げてしまったと悩む人。メヴァンの赤子の未来のお話。こうやってひとつひとつ、繋がれていくんだなと実感が出来ます。ラザハンのサブクエにおいて、英雄足りえるのはヒカセンだけではないと知りました。いや、当然なんですけどね。あのお姉さんに、お兄さんに花を贈りたいって言ってくれる子供たちがいる。逆に、ヒカセンは必ずしも一人ではないと言われている気がします。さて、ここでシャーレアンからの使者であるフルシュノ氏がやってきます。そのあとで暁の面々と相談し漠然とした終末への対策の糸口を古代につかむ。第一世界で私達が倒したエリディブスがまだ留まっているかもしれないシルクスタワーに赴き、彼の魂を用いて古代へと渡ります。

とりあえずここまでで。半分くらいは来た気がしますね。
今は6.2も終わり暁月も終わりが近づいてきた気がします。
(3/3)はもうちょっとお待ちください。


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