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初めての悪阻

悪阻が終わって、世界がバラ色。忘れてしまいそうなので、書き留めておく。

一般の人と比較して、私の悪阻は「軽い方」だったと思う。吐くこともなく、倒れることもなく、なんなら周りから心配されることもなかった。

しかし、私としては辛かった。何せ普段から超健康体だし、体力にもそこそこ自信あり。そんな私が「常に二日酔い状態」に陥ったわけで...普段二日酔いにすらならない人間にとっては異常状態だった。

分類としては「食べ悪阻」 つまり空腹NG。でも私の場合「空腹はNGだけど、食べ過ぎると気持ち悪くなるタイプ」この塩梅がなかなか難しくて、よく失敗していた。何せ空腹時は食べたくて仕方ないから、勢いよく食べるのよね。そのまま致死量に達して、結果的に気持ち悪くなるという。結局自分をコントロールできずに悪阻時期を終えた。

唯一見出した対処法は寝ること。とにかく気持ち悪くなったら、寝る。そうすると逃避できるから。幸い理解ある旦那さんなので、私が寝てても文句ひとつ言わない。31年の人生で、赤ん坊の時以来の睡眠時間だったと確信している。

悪阻って世間では「吐いて体重が減少してしまう人」のイメージがあるから、「食べ悪阻」の症状は理解されにくい。気持ち悪いことと同じくらい、同情されないことが辛い。

私なりに出産経験者や周りの妊婦に悪阻について調査した結果、(私を含めて)普通~ふくよかな人は「食べ悪阻」、すらっとした体系の人は「吐くタイプ」になることが多いように感じた(あくまでmirei調査) あとは性格から「この人悪阻ひどそうだよな~」って思う人もいる。これは小さな悪口になる可能性を秘めているので、ここで留めておく。ぜひオフの場で話したい。

食べたくなったもの「おにぎり」

 とにかく米が食べたいんじゃ~!外出中に気持ち悪くなると、コンビニに向かい、おにぎりを買うこともしばしば…なんて旨いんだ…米…私の先祖はきっと米作りをしていたと確信した。

食べられなくなったもの「揚げ物全般」「コーヒー」「子どもの時に嫌いだった食べ物(きのこ・セロリ)」

 「マックのポテトが食べたくなった」なんてよくある話だけど、私の場合は全くなかった。むしろ油を使っているものはご遠慮いただきたいと…

コーヒーもNG。香りも苦味もダメだった。コーヒー大好きだったのになぁと。頭では飲みたいのに、感覚として受け付けなかった。

 好き嫌いは少ないほうだったけど、キノコ類とセロリは苦手だった。悪阻が始まってから、あの時の感覚が戻ったかのようだった。


冒頭の写真は冷麺。悪阻になってから、初めて家で作ってみた。こういう「酸っぱい・サッパリ」を欲していたなぁ~


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