若手男性声優の初メインキャラ→初主演までを調査してみた
始めに
ふと、男性声優は平均どのくらいの期間で主役を獲得しているのか気になりました。デビューから初主演までの期間は他サイト様が既に調査しておりましたので、ここではメインキャラ獲得→初主演までの大まかな流れをまとめてみました。
推し活や豆知識程度にお役立てください。
基準としてはTVアニメ出演作品のWikipedia太字のうち主役ではないものをメインキャストとして扱います。単発作品や映画、ゲーム等は対象外です。集計ミスがありましたらご指摘いただけますと幸いです。W主人公など主人公の一人という扱いは主演にカウントしてます。
これら全て私が一から調べたものですが、既出ネタでしたら申し訳ありません。なお私が独断で選出した2010年代以降に活躍している声優を対象とした調査となりますのでご了承ください。
さて、調べていくと男性声優のキャリア傾向としては大まかに4つ分類することができましたので
順に説明します。
①モブ→メインキャラ獲得→初主演と順調にキャリアを積み重ねていくパターン
例
声優名 初メイン作品→初主演作品
蒼井翔太 少年ハリウッド(2014夏)→ PSO2 ジ アニメーション(2016冬)
沢城千春 MARGINAL#4(2017冬)→ Caligula -カリギュラ-(2018春)
土屋神葉 ハイキュー(2016秋)→ボールルームへようこそ(2017夏)
鈴木崚汰 ネト充のススメ(2017秋)→ 真の仲間じゃないと(略)(2021秋)
土岐隼一 TSUKIPRO THE ANIMATION(2017秋)→ モンスター娘のお医者さん(2020夏)
上村祐翔 神々の悪戯(2014春)→ 文豪ストレイドッグス(2016春)
大塚剛央 Dimensionハイスクール (2019冬)→風が強く吹いている(2018秋)
内田雄馬 ガンダムビルドファイターズトライ(2014秋)→ Classroom☆Crisis(2015夏)
斉藤壮馬 フューチャーカードバディファイト(2014冬)→ 残響のテロル(2014夏)
小野友樹 君と僕(2011秋)→めだかボックス(2012春)
江口拓也 東のエデン(2009春)→ GOSICK -ゴシック-(2011冬)
矢野奨吾 SideM理由あってMini!、ツルネ -風舞高校弓道部-(2018秋)→ギヴン(2019夏)
増田俊樹 遊☆戯☆王ZEXAL(2011春)→サムライフラメンコ(2013秋)
榎木淳弥 カードファイト!! ヴァンガードG(2014秋)→ 櫻子さんの足下には死体が埋まっている(2015秋)
八代拓 この男子、魔法がお仕事です。 (2016冬)→タイガーマスクW(2016秋)
小林千晃 Butlers〜千年百年物語〜(2018春)→ ガンダムビルドダイバーズRe:RISE(2019秋)
堀江瞬 PSO2 ジ アニメーション(2016冬)→ナナマルサンバツ(2017夏)
天﨑滉平 機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ(2015秋)→ハイスコアガール(2018夏)
佐藤 元 Dr.STONE(2019夏)→ 弱キャラ友崎くん(2021冬)
島﨑信長 SDガンダム三国伝(2010春)→ あの夏で待ってる(2012冬)
村瀬 歩 新世界より(2012秋)→ハイキュー(2014春)
このタイプが定番で一番多いです。全体として見ると高音の声優はここに収まる傾向があります。売れ路線に乗れた場合初メインから約2年以内に主演を演じているケースが多いことが分かりました。一部主演の後にメインキャラを演じている方もいますが③と区別するためこちらへ分類しています。
②デビュー、初メインから主演までかなり期間が空いている苦労人パターン
寺島惇太 イナズマイレブンGO(2011春)→ みだらな青ちゃん、KING OF PRISM SSS(2019春)
河西健吾 蒼い世界の中心で(2012秋)→ 機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ(2015秋)
ランズベリーアーサー スタミュ (2015秋)→ プレイタの傷(2021冬)
白井悠介 美男高校地球防衛部LOVE!(2015冬)→ 戦闘員、派遣します!(2021春)
田丸篤志 ジュエルペットサンシャイン(2011春)→学戦都市アスタリスク、庶民サンプル(2015秋)
一見遅咲きに見えますが固定ファンがついていたり、寺島田丸の他にも河西健吾(オルフェンズ→3月のライオン)ランズベリー(プレイタ→遊戯王ゴーラッシュ)のように立て続けに主役が決まる場合が結構多いです。
③ある時期に主役、メインを立て続けに担当し始める爆売れパターン
石川界人 RDG レッドデータガール (2013春)→翠星のガルガンティア(2013春)
小林裕介 selector infected WIXOSS (2014春)→ウィッチクラフトワークス(2014冬)
古川慎 ガイストクラッシャー(2013秋)→ゴールデンタイム(2013秋)
梅原裕一郎 美男高校地球防衛部LOVE!(2015冬)→オレん家のフロ事情(2014秋)
松岡禎丞 輪廻のラグランジェ(2012冬)→神様のメモ帳(2011夏)
花江夏樹 ダイヤのA(2013秋)→TARI TARI(2012夏)
山谷祥生 みりたり!、暗殺教室(2015冬)→一週間フレンズ(2014春)
山下大輝 ログ・ホライズン(2013秋)→弱虫ペダル、ガイストクラッシャー(2013秋)
逢坂良太 となりの怪物くん(2012秋)→つり球(2012春)
ある時期に仕事量がドカンと増える大ブレイクパターンです。低音タイプもちらほら。若手の時期を過ぎると脇役にシフトチェンジしていく傾向があります。wikiを見まくった結果山下大輝は2013年秋クールに突然大ブレイクしていることが分かり興味深かったです。
④初主演からメインキャラ(非主役)まで数年かかるレアパターン
小野賢章 マギ(2012秋)→神霊狩/GHOST HOUND(2007秋)
畠中祐 僕のヒーローアカデミア(2016春)→ 遊☆戯☆王ZEXAL(2011春)
内山昂輝 遊☆戯☆王ZEXAL(2011春)→ソウルイーター(2008春)
千葉翔也 アイドルマスターSideM(2017秋)→カレーの国のコバ〜ル(2004秋)
吉永拓斗 該当なし→DAYS(2016夏)
梶原岳人 テクノロイド オーバーマインド(2022予定)→ブラッククローバー(2017秋)
石毛翔弥 該当なし→ 遊☆戯☆王VRAINS(2017春)
千葉翔也の初主演から13年後にメインキャラは激レアレベル。wikiを見る限り吉永拓斗と石毛翔弥は太字の主役率が100%です。梶原岳人もかなりの確率です。内山昂輝もアニメデビューから数年は驚異の主役率でした。
とこんな感じです。メインキャラ獲得から主役までのルートを辿る趣旨でしたが、思った以上に出始めから主役をサッと勝ち取っていく売れっ子が多く驚きました。
雑感
ここからは若手声優のWikipediaを見まくったオタクの独り言です。
ネットで新人声優青田買いと言われるガンダムアイマス遊戯王防衛部ハイキュー辺りのタイトルが上で2回以上挙がっていて説得力がありました。中でもガンダムシリーズの登場率は異常。10月のガンダム新作でも若手が大量起用されるかと期待してます。ちなみにガイストクラッシャーはメインに山下古川松岡と、子供向けとしてはかなりキャストが豪華です。何ぞやと思った方も多いのでは。PSO2アニメは良作ですがたまたま感がw
あと余談ですが増田俊樹が2014年にレディジュエルペットで「イケメン」という役を演じているらしく、非常に興味が湧きました。
次回は人気声優がやっていたバイト、初めて歌ったキャラソン調べ、ソシャゲ出演本数
ここら辺から一つまとめる予定です。
ここまで読んでいただきありがとうございました^_^
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