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キム・ソンフェ元秘書官、国内マスコミを正面から批判…「国民の考えを歪曲させ低能児にする」

 この記事は、韓国、©ペンアンドマイクの以下の2022.05.14掲載記事をPapago翻訳したものです。

ホン・ジュンピョ記者
初承認2022.05.1419:56:05
最終修正2022.05.1419:56

《写真》

キム・ソンフェ元大統領室宗教多文化秘書官

本文和訳

同性愛と慰安婦問題等敏感なテーマに対して加減のない発言で自ら辞退することになった金成會(キム・ソンフェ)前大統領室宗教多文化秘書官は「政治家は国民を分裂させるが、言論人は国民の考えを歪曲させ、低能児にする」と国内言論を正面批判した。

キム元秘書官は14日、フェイスブックに相次いで3件の書き込みを掲載し、自分の主張に対するマスコミの批判に反論した。

彼は同性愛と関連してまず「個人の多様な性的趣向に対して尊重する」としながらも「先天的な同性愛性向を持っている人もいるが、多くの場合は後天的な癖や習慣を自分の本能だと勘違いする人もいる」とし「同性愛も望ましいと見るよりは喫煙者が禁煙治療を受けるように一定の治療によって変わることができると考える」と明らかにした。

後天的同性愛と関連した彼の発言が「嫌悪発言」という言論報道に対しては「大韓民国記者達は難読症」と強く批判した。

それと共に「自閉症児も先天的自閉症児がいて、後天的自閉症児がいる」とし「先天的自閉症児は治療されにくいが、後天的自閉症児は早期に発見されれば治療が可能だ」と付け加えた。

慰安婦問題についても彼は自分の発言を曲げなかった。

ただし、日本軍慰安婦被害者合意問題と関連して「溜まった花台」という表現を使ったことについては「いくら個人間論争でも慰安婦おばあさん達の苦しい傷に塩迄撒く表現を使ったことに対しては今も反省する」と話した。

彼は「朝鮮時代の女性の半分は性的快楽の対象だった」という自身の発言に対しては「真実です」と再度強調し、当時実証的な資料を参考に説明した。

キム元秘書官は「朝鮮時代の太宗の治世時に15%以下だった奴婢が世宗の治世時に奴婢総母法で27~8%迄増加性理学的身分制社会が確立された成宗朝には42%増加したということは実証的な歴史」とし、「朝鮮朝に半分に達する40~50%の人口が奴婢であり、そのうち奴婢2世を産むことができる女性奴婢がより好まれた」と話した。

加えて「奴婢は自由がなく、女性奴婢は外居奴婢をしていても両班の主人がお伽を要求すれば一緒に夜を過ごさなければならない境遇だったということは歴史学界では一般化された理論」と話した。

彼は「結局、女性人口の半分がいつでも主人である両班の性的快楽の対象だった」とし、そのような恥ずかしい歴史を反省しようということが間違っているのか?」と反問した。

さらに「ドイツ人がナチス時代の真相を語り魔女狩り中世時代の未開であることを話したからといってドイツを非難するのではないように、私達の恥ずかしい歴史を振り返ることは私達の歴史を侮辱することではない」と話した。

彼は韓国の多文化政策を「温情主義」に接近してはならないとも強調した。

彼は「多文化卑下」という主張に「卑下ではなく、真実を直視し真実に直面して冷徹な理性で国家政策を樹立する時、国家は発展する」と反論した。

それと共に「良質の人材を受け入れようという主張が多文化卑下なのか。では、その豊かな土地の広いカナダはなぜ移民者のスペックを点数制に換算するのか。なぜオーストラリア、ニュージーランド、米国はカナダに沿って点数制を施行したのですか」と反問した。

続いて「多文化温情主義? そんな考えがいい。それでは、アフリカに、東南アジアに行って奉仕してください。いくらでも拍手してあげて、後援金も送る。しかし、大韓民国の国家政策をそのような温情主義でアプローチしないでください。それは1人を生かすために100人を殺す政策に過ぎない」と叱咤した。

最後に彼は「大韓民国を滅ぼす第1主犯は大韓民国の言論人だと確信する」として「真実に背を向け、歪曲編集して人々を誤解し、誤った方向にすることだ。それが大韓民国言論人の最も大きな誤り」と再度批判した。

ホン・ジュンピョ記者junpyo@pennmike.com

©ペンアンドマイク出典明記した転載・再配布は歓迎します。
ホン・ジュンピョ記者

ひと言

主観主張を復唱増幅する、論理思考が働かない報道空間

 この報道官へのバッシングには、注目していました。これ迄、これへの反応記事がペンアンドマイク記事に登場しなかったので不思議に思っていたところだった。
 韓国の場合、特定の志向の価値観を持った者が創った『定義』が出現するのを顔を上げて視て待っているのが、韓国の報道機関の記者であり、編集者です。
 今回のこの騒動場合は、「正義連」が出した定義を一斉に復唱し、それが、韓国人社会だけでなく、国際社会でも『正しく』『普遍的価値』で在るかの如く、韓国人に刷込む役割を果たすべく機能しているのが、既存の大手報道機関なのです。
 彼等は「多様性」の言葉一つを使い特定の論理判断を感情的に誹謗することで、特定のターゲットのリセットを謀ります。つまり、論理上は「多様性」という価値観を振り翳し、主観で、一つの論理破断の存在を否定している状態なのです。
 そしてまた、『人権』もまた絶対的な価値として、主観的に特定の事象のみの保護を主張しますが、その達成の為には、ターゲットに対しては、『普遍性』を口にし、延々とエンドレスの要求を繰返す、只の『マウント関係』の維持に努めるだけなのです。

 自分は正義連では在りませんので、どの様な思考または感情で、キム元秘書官をターゲットにしたかは判りませんが、要求と吠ている内容は明確でした。
 正義連が規格した「慰安婦」と史実の「朝鮮奴婢」は、キム元秘書官の言う通りであり、共に、今の言葉で言えば「売春」であり、今は公的には何らの保護を与えられることもない「犯罪行為」の位置付けの定義を与えられてしまっています。そう言う蔑視した視線を「売春稼業者」に送る社会を今、韓国人は構成しているのです。そして、その今形成した価値観で、朝鮮期の奴婢の位置付けをも、感情で脊髄反射的に反応している姿を晒しています。

 事実を史実通りに表現しないなら、「宗教多文化」も表現出来ず、混沌とした主観主張のバトルの結果のみが「正義」となる今の韓国人社会が実現することになる。それを糺すには、事実を史実通りに表現し、心静かに共生を図るしか無いのです。但し、その中で特定のものをターゲット視し、否定する感情や思想だけは、論理思考上『多様性』を阻害するものとして排除することが、当然のことなのです。

 今回の正義連の主張は、将に、その多様性を阻害するものであり、彼等の主張こそ、今の韓国人社会から排除されなければならないものなのです。
 そう言う簡単な論理思考すら成立させることなく、正義連の主張する定義に感情の尾ひれを付け、復唱増幅させ群れの共吠えを造り、主張に沿って、ターゲットの社会的リセットを煽っているのが既存大手報道機関の姿であることを、報道機関自らと今の韓国人の全てが認識しなければならないものと思います。

 自分が読んだ時点では、この記事には4つコメントが付いていました。何れも、元秘書官の見解を肯定するものでした。
 元秘書官とコメントを書いた方が、論理思考で判断したのか、それとも、立場論的に感情で反射的に反応した結果だったのかは、判りませんが、少なくとも方向的には、論理思考判断の方向性にあります。
 韓国で、元秘書官やコメントをした書いた様な人が過半を占める様に成れば、この様な報道機関に扇動され、特定の主張で人的リセットに発展するとこも在りません。

 そう言う社会に韓国人社会が成る日が訪れることを期待したいですね。

 人類社会は知恵として、主観のぶつかり合いは、自然の摂理と客観的論理思考に沿った解決で決着させる関係を社会に取り入れています。それが、約束であり、決まりであり、法令てあり、国家感の取決めや条約なのです。
 まあ、韓国の場合は、それ以前の事実を事実として口にするだけでリセットする、域内最大の排他的勢力の筈の国家権力に勝る、反社会団体勢力が、ひと言吠える、主張を押し通すことを容認しているのです。
 これが、国家と言えるのかと言うことも、主権者である筈の今の韓国人は、考える必要が在ります。通常国家権力に対抗する存在は、主権者から排除するのが人類史の常識ですよ。

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