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高校生は韓国歴史教科書から何を学ぶのか?①

 この記事は、次の金柄憲(キム・ビョンホン)氏の提示している画像引用をしています。
 金氏は、韓国の国史教科書研究所所長として教科書記述の課題に取組んでいらっしゃいます。過去いくつもの指摘で、その部分の記述が消えた実績をお持ちです。しかし、問題の箇所は余りに多く進まないのが現状なので、街に出て、現状を訴える市民活動を一人デモから始めました。今、それは市民団体となり、慰安婦法廃止国民行動の代表を務めており、今や、韓国内の慰安婦詐欺精算活動の中心に立っています。

 この「韓国歴史教科書から何を学ぶのか?」では、氏同様の教育視点から、私なりに「戦後韓国人慰安婦騒動」を教科書記述を解析して試ました。

2020高校韓国史教科書〜朴永心(パク・ヨンシム)編

引用元:慰安婦問題の真実
荒唐無稽な2020高校韓国史教科書-天才教育p.223

金柄憲(キム・ビョンホン)氏のブログ頁のスクショ(参考)

《Papago機械翻訳》
2020. 11. 30. 3:32
荒唐無稽な2020高校韓国史教科書 - 天才教育p.223 ​

1) 1938年17歳になった年、「処女供出」にかかった。                   - よく挺身隊派遣を「処女供出」と言ったが、朝鮮では公式的に女性精神勤務令を発動しなかった。 それにしても挺身隊に派遣してなぜ慰安所に連れて行くのか。 ぐらしがひどい。 ​
2) 黒い制服に星を2つつけて長い刀を持った日本の巡査が出てきて、友人を強制的に平壌まで押し送った。                                      
-->二つ星は陸軍階級章、巡査部長は末端警察職だ。 末端巡査部長がなぜ陸軍階級章をつけているのか。 グラ、あまり打つな! ​                             
3) 1日30~40人の軍人を相手にしなければならなかった。                  - 慰安所利用料金はおよそ兵士1.5円(最初の慰安婦証言者キム·ハクスンも1.5円とした)である。 40人なら1日60円、1カ月1800円だ。 当時、陸海軍大将の月給が550円だったので、これは完全に最高の高所得だ。 月給6円をもらう二等兵が果たして人間に見えたのか。           

これが大韓民国の教科書だ。 これでも教科書執筆者は、自分たちが教科書執筆者だったと肩に力を入れるだろう。                                      

引用させて頂いた「2020高校韓国史」教科書の画像

下が引用させて頂く「2020高校韓国史」教科書の画像である。ここでの主人公は『朴永心(パク・ヨンシム)』という、韓国人権活動家が、慰安婦被害者と認定した北朝鮮の女性で、写真では右側のお腹が大きな女性とされています。証言を聴いたのは、その人権活動家であり諸事の検証が成されたものでは在りません。それが掲載されているのです。和訳を読んで試て下さい。尚、便宜上訳文には当方が注意すべきと考える部分に全て太字にさせて頂いた。
 金柄憲(キム・ビョンホン)氏の指摘とは、全く異なりました(笑)が、一度読んで頂き、何かを気付きになって貰えたら幸いに存じます。
 
書き方は、論理基準ですが、主観にも振れる様に工夫しています。

連合軍が中国雲南省龍嶺松山慰安所で生き残った日本軍『慰安婦』達を撮った写真(1944)⬆

右側写真内の人物の顔の下の文字は人名で「朴永心(パク・ヨンシム) 」でここでの主人公⬆
[※韓国の特徴だがわざわざ、荒れた画像にし情感を伝える工夫をしていることも見て欲しい]

朴永心(パク・ヨンシム)-日本軍「慰安婦」に連行された人
   「17歳になった年」
  『処女供出』にかかった。」

1938年、17歳になった年、「処女供出」にかかった。黒い制服に星を2つ付けて長い刀を持った日本巡査(警官)の奴が出てきて、同胞強制的に平壌(ピョンヤン)迄押送した。他の朝鮮女性達と一緒に初めて連れ去られたのは中国南京にある「銀水楼」慰安所だった。名前も歌丸に変わった。日本軍は1日に30人程来た。抵抗すると屋根裏部屋に連れて行かれて裸になったまま殴られなければならなかった。その後「イカクル」慰安所を行先として、最前線の山に連れて行かれた。毎日数多くの爆弾と砲弾が飛んできて爆発した。いつ死ぬか分からない境遇で毎日30~40人の軍人を相手にしなければならなかった。……1944年部隊が全滅する直前に臨月の状態で脱出した。
         - ソウル大学人権センターの鄭鎮星(チョン・ジンソン)研究チームの写真と資料で見る日本軍「慰安婦」被害女性の話し-

恐怖の次世代へのプロパガンタ

 これで何を教えようとしてるかは、恐ろし過ぎてイキナリ触れたくないので、生徒側に立って、これから「何が学べるか」の視点で、以下に個別で論じて試たい。

1.韓国語では『日本』は侮蔑語の一つで「対立する主観的悪」

 今の韓国人社会では、『日本』は「朝鮮人」「同胞」に対立する存在で、「悪の定義」となる。従って、その結論を書く前に『日本』を使い、結論は、考えなくとも定まり、扁桃体反応を起す生徒が「共感力」に富んだ優れた評価を得られることになる。それが将来の位置付けに影響するので、そう成らせねばならないのです。この教科書では3箇所登場します。
 生徒の皆様は、この一頁だけで3回怒りを確認するシステムに成っています。本文では日本の巡査として悪役扱いの表現で登場します。ここで反応しなかったら韓国人ではないのです。考えたり疑い調べては駄目なのです。

2.「日本軍『慰安婦』」だけ特別扱いの「統一表記で刷込み」

 この教科書表記にある単引用符の囲み「''」の使い方は、社会的に統一されたものです。必ず慰安婦を単引用符で囲んで表現します。これにより、普通名詞でない、概念と感情を封じ込めた「吠え言葉」にしています。

3.「名前も歌丸に」

  これで、「名前を奪われた悔しい」と、感情移入と言う名の扁桃体反応を熾すのが、正しい韓国人のスペックと成ります。
 そう、日本人が、当時も「醜業」と呼ばれた稼業で「実名を晒すべきでない」として営業名を使わせたなんて、信じては成りません。「源氏名が営業的にプラス」なんてことも無かった筈なのです。そう言うことに気付いてはなりません。それを迂闊に教師に質問してはなりません。

 利口な韓国の高校生なら、大人の反応を能く観察し、それに合わせる生き方が、利口者で、そこに流れるお金を掴む基本と心得ねばなりません。『3文字の名を失った』と吠える姿を重ねて共吠えして視せておくことが、「創氏改名」と絡めた正しい演技なのす。

「自分の姓名を名乗りたくても名乗れなかった象徴」と叫ばねばなりません。

4.『処女供出』という名詞自体は当時存在していないけど

 そういう制度が存在したならば、そういう名詞が、何処かに記録されている筈です。でもそれは存在しません。併合当時の半島は日本国内であり、日本語に、噂程度には残ってしまうものです。でも無いのです。無い名詞の制度が存在するとしたら、それこそ韓流ドラマの設定であり、ハチャメチャのフィクション系の脳内反応の産物ということに成ります。

 自分は能く、それを確かめる為に①Google等のネット検索と②国立公文書館のキーワード検索を行ない、年毎の文献数を把握しています。
 その結論で言えば「処女供出」は当時存在しない名詞だったと言わざるを得ません。
 恐らくは、この教科書以降定着する「新概念」で、その定義は、この教科書が基点となり尾ひれを付けて、雪だるま式に膨れて行くものと推定します。
 つまり、この「処女供出」という新造語に定義を付加することで、社会的認識を置換することが、ソウル大人権センターの社会学の目的であり、学問の方向性だということなのです。大学生に成ったら、そう言う実社会の有り様を学び社会に出ることが、期待されているのです。それが韓国人の「韓国人社会での処世術」なのです。

 その先に超エリートの財閥企業就職とその階段を登る高給取りの未来が在るのです。溢れた者は、公務員や弁護士を目指し生きて行くか、自営業かフリーターに成るしかないのです。
 このたった一頁で、何を学ぶかで人生が変わる。恐ろしい。

5.折檻するのに裸は不要、悪趣味感付加

 この辺りは、この文章を書いた本人の脳内反応を晒しただけと思います。自分は恥ずかしくて同じことはヒト科のヒトして出来ませんね。
 聴き取りをした人、それを読んで編集した人、またそれとは無関係に創作を人、妄想を加えた人、色々と居たと思いますよ。名を書かれたお偉い学者先生も、そのお一人なのでしょうか?
 それが誰だろうと構いませんが、そういう姿を韓国人は群れとして晒している自覚は必要ですね。群れとして信じた歴史を刻んだのです。韓国とは、そういう国家の社会なです。

 その歴史を背負う次世代はどう感じるでしょうか?
これが、誇らしい姿でしょうか?
それとも恥ずかしい姿でしょうか?
あるいは腹立たしい姿でしょうか?

 これが、教科書に引用記載迄して拡めたことです。

6.最前線の山奥て行かれた

 最前線に成ったのは兵站地が敵方の攻勢で戦地化した結果であるとこには気付いては駄目ですね。
 歴史は確定しており、米軍加担により、中国軍は自らの存立の生命線の「印度ビルマ経由の援蒋ルート」に戦力を集中した結果でした。拉孟と騰越では軍は包囲され玉砕し、慰安婦も脱出適わず中国軍の攻撃に晒された。
 ご存知のこととは思うが火炎放射器で潜む洞窟をことごとく焼く殲滅作戦を中国軍は米軍の指導で執っている。その被害に慰安婦は遭っている。その被害を戦勝国連合側には言わないし、中国側の捕虜に成ったことを開放と呼ぶのである。

 尚、騰越では四角い城壁都市の一角に向け物量で圧倒し玉砕に追込まれた。結果慰安婦20名は兵士と共に自らの運命を切り拓こうと兵士と共に戦闘に参加し英霊に成りました。この事を受けビルマの日本軍は慰安所の撤廃を決め実施している。
 安全な筈の兵站地から慰安所は失くなった。結果に基づく対処はしていた。無差別大量砲撃の戦勝国連合とは異なったのだ。

 しかし、韓国の高校生は、以上のことに気付いてはなりません。わざわざ、危ない前線に慰安所の建物を造り、テナント業者を入れた。否、日本軍人が、『処女供出』として半島で捕えた女性を連行し、最後は消耗品の様に処分したとして共吠えすることを期待され教育されているのです。

7.毎日数多くの爆弾…境遇で毎日30~40人の軍人を相手に

 それが仮に事実なら、日本軍には戦闘状態でも、慰安所に向かう戦線離脱する兵士に許可を与える余裕が在り続けことになる。日本軍最強と言うことなのだろうか?
 韓国人なら、このことに絶対に気付いては成りません。良い成績で卒業したいなら、誤って気付いても、決して表情にさえ浮かべても成りません。

 日本軍には勇敢な朝鮮人志願兵と優秀な士官も多数居ました。余裕で爆撃を受ける中でも、性欲発散は忘れることなく、外出許可を申請し持ち場を離れたのです。そう考えなければならないのが韓国の高校生なのです。

韓国の高校生は、この教科書から何が学べるか?

 ここではタイトルのみ並べる。皆様で中身は考えて試て欲しい。それが答えだと思います。これは、他山の石としたい

1.社会の歪みに適合する生き方

 …

2.人と社会全体の騙し方

 …

3.韓国人としての世界観

 …

韓国の高校生が、学んでは成らないこと

 これは、難しい。今の韓国人は半島文明に則り、反応を切り替えずには、生き残りは難しい。群れの反応の切り替りを誤ると、群れにリセットされる。その時にリセットする側に立てる様にしておくことは大切だ。しかし、その状態での日常は、マウントされる民衆で居ることになる。
 慰安婦が可哀想と思い金を貢ぐ姿勢は現状では必要なリスクヘッジである。これは、群れの切り替り時に「被害者成り」の根拠として正当化を主張し、拠出先のリセットに加わることが可能となる。
 そう言う動きが、自然に出来る様に、余計な事実を事実として学ぶと群れとの同期が出来ない。共吠えが出来なくなる。そうなる様なら、一切学んでは成らない。生き残りの為には。

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