ROOM’s Circle Vol.1「平野彰秀さん/NPO法人地域再生機構 副理事長」
ミラツクのメンバーシップ「ROOM」で展開する「ROOM’s Circle」。コミュニティ内外から素敵なゲストをお招きし、緩やかにお話を伺うオンラインの場です。テーマではなく人にフォーカスし、ゲストの魅力を通じて、ネットワークや繋がりを創造しています。
本日は2021年6月11日(金)に記念すべき第1回目!としてお招きした平野彰秀さんの会をご紹介します。
本編
ゲスト:平野彰秀さん/NPO法人地域再生機構 副理事長
http://chiikisaisei.org/
1975 年岐阜市生まれ。東京大学工学部都市工学科卒、同大学院環境学修士。北山創造研究所で商業施設プロデュースに携わった後、ブーズ・アレン・ハミルトン (現.PwCコンサルティング合同会社 Strategy &)にて、大企業の経営戦略コンサルティングに従事。2008年春、ブーズ・アレン・ハミルトンを退職し、岐阜にUター ン。2009年秋より、地域再生機構理事に就任。2011年秋より、岐阜県郡上市白鳥町石徹白在住。
2014年春、石徹白農業用水農業協同組合を設立し、集落ほぼ全戸出資による小水力発電所建設に携わる。2016年、石徹白番場清流発電所稼働開始。
現在、石徹白農業用水農業協同組合参事、石徹白地区地域づくり協議会事務局、NPO法人HUB GUJO 理事、郡上カンパニーディレクター、NPO法人やすらぎの里いとしろ理事長、石徹白洋品店株式会社取締役 ほか。
お話を伺ってみて
再生可能エネルギーや地域創成に関心のある方は一度は聞いたことがあるかもしれない、平野さん。再エネの必要性が強く叫ばれる前から「日本古来の水力を地域で」ということで、再エネと地域の関係を本質的にとらえそして実践しておられます。
石徹白の素晴らしい風景の今と昔、そしてそれを新しい形で「エネルギーとそして暮らしとそして文化を、この手に取り戻してく」姿を見せていただきました。
先人たちが積み重ねてきた知恵を学び、日本人が古来より作ってきた直線裁ちの服を、現代のライフスタイルに合うかたちにリデザインしている石徹白洋品店の染め物たち。
また、こちらの自然エネルギーによる地域再生をテーマにした「おだやかな革命」にもご出演されています。
「暮らしを取り戻す」。それを、真摯にされていて、改めてその在り方と姿勢から学ばさせていただきました。参加者の皆様もたくさんのギフトを受け取っていただき、このようにコメントをいただきました。
何が本当に大事なのか。とても丁寧な視点が生き方そのものから来ていて、集落の文化と混ざり合い、素晴らしかった。
コモンズや社会的共通資本がキーワードですが、まさにこれらのヒントが詰まっています。ぜひぜひ動画を見てみてください。
インタビュアー・文責:ミラツク研究員 青木志保子
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