【AC6ランクマッチ/シングル】重二スタンガン【51勝3敗でA→S】
※Regulation Ver.1.05, 2023/12/19～ のもの
ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON（AC6） のシングルランクマッチで好成績を残した機体の記録を残しておきます。
ランクマッチ攻略
この機体を作成したのは 12/26 ころで、ランクマッチ実装から約1週間後のタイミングでした。
それまでに私はしっくりした機体に出会えないままAランクまで上がることができました。そこでの経験からまとめた環境の特徴が以下。
トップメタ機① ガチタンが多い
トップメタ機② 軽二ニードル＋レザスラが多い
準メタ機① ガチャガチャが多い
準メタ機② 重ショレザキャが多い
準メタ機③ 引き機体が一定数いる。軽二と軽四
ランクS を臨むにあたっては昇格戦の8勝/10戦という高勝率が求められます。最上位ランクであるSやAでの勝率80%というのははっきり言って異常な数字であり、まともな戦い方をしては苦戦必至であると当初から考えていました。そのため上記環境に存在する機体群全てにアセン・戦法段階で有利を取ることを目標としました。
さて、上記に挙げた特徴から機体に求める条件をピックアップしていくと以下のようになります。
◆AB逃げができる
ガチタンやガチャガチャ、重ショレザキャ相手にはAB逃げが有効です。
後者二つは相手もABをしてきますが、重量とジェネに問題を抱えているため、AB速度470程度でSANTAI+BUEZELとすると直線で追いつかれなくなります。
これと相性が良いのがレザドロで、追いかけっこ中にダメージを稼ぐことができます。一本でも意外と避けづらいため二本放つとほぼ確実に引っかけられます。
◆軽量機に安定して攻撃を当てる
接近戦を挑んでくる軽二ニードルと、引き続けてくる軽二軽四のどちら相手にも、一般的な武装は命中率が低くなってしまいます。また、引き機体には肩武器での行動抑制が有効である一方で、軽二ニードルとのレンジでは肩武器が信用ならず、肩武器で制限し当てづらい両手武器を当てる戦法はムラが出やすいと考えました。両手で完結する当てやすい武器を探すことになります。
候補は極端に少なく、ハンドガン・ニードルガン・スタンガン・ランセツ…ですが、十分な火力を出せるスタンガンがちょうどハマりました。
盾が少なくなっており、頭部パーツが妥協されやすくなっている環境にもあっていました。
以上から機体が決まりました。
戦法の整理
・Wレザドロ
メインのダメージソースでもあり、障害物越しのゲームメイクができることにより高火力重装甲機体へのゲーム内容が安定します。
基本的にこれの試行回数を稼ぐことをゲーム中は考え、必要でない目視戦闘は可能な限り避けて時間を稼ぎます。
戦うときはレザドロの展開中、レザドロのリロード中はどう逃げるかを考えて戦います。
・スタンガン
上記レザドロがほぼ当たらずゲームメイクができない相手、主に軽二と軽四相手への主力武器となります。これらの機体はレザドロがなくとも放電ダメージで十分に火力が見込めるため噛み合っています。
重量級の相手とは交戦範囲の都合上この武器だけで競り勝つことは難しく、あくまで自衛武器と割り切って使うのが大事です。
・対ガチタン
基本的にレザドロ二本を放ちつつAB逃げを続けます。ミサイル避けと構え武器避けの精度が勝敗を分けます。
頭部パーツを妥協している相手ならある程度積極的にスタンガンを狙いに行ってもよいでしょう。スタンガンを狙いに行って相手が引く位置関係になると最悪なので、相手が距離を取りはじめたら深追いしないように。
・対ガチャガチャ、重ショレザキャ
ガチタンより追いつかれやすくEN管理がシビアとなります。基本的にはAB逃げをしますが、AB交差での逃げが多くなります。
どこかでスタンガンを打ち込みに行く必要があるので、戦うタイミング・その戦闘から離脱するタイミングを常に頭の中で組み立てておきます。
・対軽二ニードル
メタ機の中でも不安定なマッチアップ。というのも接近戦でのスタンガンの命中率が戦闘の行方を左右するためです。
ABを使おうと逃げ切ることはできないため決戦は逃れられません。障害物で機動を制限するなどしてスタンガンを当てに行きます。
小テクとして、自分がスタッガーする直前にレザドロを放っておくとスタッガー追撃中の相手に当てられます。軽量機にとっては致命傷となるため積極的に狙います。
・対引き軽二・軽四
レザドロが基本的に機能しないためパージして戦います。シンプルに相手の攻撃をABスライドで避け、こちらのスタンガンをいかに当てるかとなります。キックが入るとその後のスタンガン＞放電まで決まるため、一気に勝ちに近づくのですが、外した際に距離を離されてしまうハイリスクハイリターンなので慎重に
いろいろ感想
高勝率、S昇格戦一発通過と満足した
Aランクでこの機体を使い始めてからタイトルの通り51勝/3敗、Sランク昇格戦も8勝/2敗で一発通過でした。
ゲーム内容もイージーウィンが多く環境読み・機体戦法選択の正しさを感じられて嬉しかったです。
紹介記事を書くか迷った
ツイッターでこそ公開しましたが、記事を書くのは迷っていました。
と言うのも対策の穴をついた機体であるため、情報が広まってスタンガン対策（盾や頭部パーツ）が広まってしまうと途端に勝率が落ちるためです。賞味期限の近い機体の紹介記事を書いても仕方ないと思っていたのです。
しかし、その後意外とスタンガンとその対策は広まりませんでした。
この機体で51勝/3敗で一発Sランク！ スタンガン最強！！
— 未良々桂@将棋系Vtuber (@miraraKnight) December 26, 2023
（昇格戦は8/2でギリギリでした）#AC6 pic.twitter.com/fTT9tE1gKy
使い方が難しいらしい
うれしいことにコピー機体を使っているゲームも見たのですが、あまりコンセプト通りに動かせておらず…。自分で気づかなかったのですがそこそこプレイ難易度が高い機体だったようです。
であれば、記事を書くのも意味がありそうですし今後もそこまで対策されなければ賞味期限もまだある機体として紹介しがいがあるとして、今回記事を書いてみました。
アセンじゃんけんからの脱却
上でも書いた通り、今は重量高火力・軽量高火力・軽量完封と極端な機体が飛び交う環境です。
対峙段階で詰みとなるマッチアップも存在し、半ばアセンじゃんけんのようになっています。ランクマッチは数をこなす必要があるので一概に悪いことではないと思いますが…
しかしこの機体は、環境の機体全てに対応できるためそういった機体を使ってみたい人にはオススメです。
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