【AC6シングル】メジャーな機体紹介
※ PC(Steam)版, Regulation Ver.1.06.1(2024/8/2時点)
シングル対戦で見られる機体を紹介していく。以下の三記事を予定している。
・メジャーな機体紹介(初心者向け)
・マニアックな機体紹介(中級者以上向け)
・対策必須な機体紹介(初心者・対戦でお困りの方向け)
今回は一つ目の記事となる。基本的な機体を紹介し要点を絞って記載するため、初心者の方にぜひ読んでもらいたいと考えている。
の予定でしたが、アップデートが挟まったため更新はやめにしました。2024/10/7
だいたいの機体は今回紹介した機体種のどれかに該当するはず。
自分の機体が紹介した機体と対面したときどのように戦うべきか準備できているか確認しておく使い方もオススメ。あやふやな場合は考えてみたり相談してみたりしてみよう。
重ショ機:重二重ショ、中二重ショ
重ショ(=重ショットガン、SG-027 ZIMMERMAN)は実弾武器の中で最強格の武器である。このゲームの機動では瞬間的に近づけるタイミングが多く、またAQB・QB・盾といった強い防御行動中は射撃できないため、単発武器が強い。
また衝撃値の高い武器はスタッガー追撃の手段を考慮する必要があるが、重ショはそれ自体が追撃手段として優秀であり、盾を搭載できるのが大きなメリットとなっている。
戦い方はシンプルで、相手にABで接近し重ショを当てていく。重ショのリロード時間はAQB・QB・盾を用いて被弾を最低限に減らす。相手機をスタッガーに持ち込めたらさらに重ショの追撃やキックで大ダメージを奪う。
長所は、相手を素早くスタッガーに持ち込めるため相手のやりたいことをさせる前に押し切りやすいこと。
短所は、スタッガー追撃を決めないとダメージが不足しがちなことと、バズーカやキャノンのような相手にも危険なインファイトを挑まないといけないこと。
有利な機体:メジャーな機体以外のほぼ全て(重ショでスタッガーレースに勝てる相手、もしくは主力武器を盾で防げる相手にだいたい有利)
不利な機体:重二LRB、肩キャノン搭載などのインファイト特化機体
エツジン機:軽二エツジン(+近接)、中二エツジン
エツジン(MA-E-210 ETUJIN)をメインに据えた機体。重ショよりもスタッガーさせるまでの時間が長いが、QB回避や盾持ちに対して安定して衝撃を溜められるのがメリット。
エツジンだけでは追撃火力に乏しいため追撃武器を持つことが多い。盾と同時採用では過去右肩にニドミサを積まれる型も存在した。
重ショに比べて軽いため機体を重く硬くしても機動力が損なわれないのであるが、重ショのヒット&アウェイに比べて棒立ちで射撃しないといけない場面が多く防御面はとんとんと言える。
戦い方は、相手機体の150m前後をキープしてエツジンを浴びせ続けスタッガーに至ったらQBしてヨーヨーを入れる。エツジン自体は勝手に当たってくれるので回避行動に大半の意識を割くことになる。
長所は、上記の通りQBを多用する軽量機や盾持ちに強いこと。特に軽量機や軽めの中量機相手には特効武器と言えるほど制圧力が高い。
短所は、重ショ機と似ており、スタッガー追撃が入らないとダメージ不足になりがちなことと、高火力武装相手にもインファイトをする必要があること。重ショよりも衝撃を溜める速度が遅いため顕著になっている。
有利な相手:軽量機や中遠距離主体の相手全般。ライフル持ちの軽二や中二など
不利な相手:重量機全般。重二やタンクなど
ライフル機:軽二ライフル、俗に言う引き軽二
軽量機で高い機動力で中距離戦をしようとする人がだいたい行きつくライフルを持つ軽二。いわゆる引き軽二とも呼ばれる機体。
接近戦やAB関連の技術が主流の中で、引き軽二は位置取りや中距離での射撃・回避といった他の機体とは違う技術が求められる。
地味に初期環境から唯一ほぼ型の変わっていない機体種である。長らくメジャーな機体とは言いづらい機体であったが、AB関連が軒並みナーフされていった結果相対的に地位が高くなり、今日ではよく見かける機体となった。
戦い方は、高い機動力からひたすら300m前後をキープして中~遠距離攻撃を続ける。相手機の突進をどれだけさばけるかが鍵となる。
長所は、インファイト機だと本来苦手な鈍足高火力機体を完封できること。
短所は、機体が脆いこと。
有利な相手:鈍足高火力機体。キャノン系の重二やガチタンなど
不利な相手:インファイトの中二全般。特にエツジンはQBで回避しきれない
ブレード機(近接機):中逆パルブレ
パルスブレード(HI-32: BU-TT/A)をメインに据えた機体。脚部は二脚でも存在するが、逆脚にするとパルブレの通常二段目が伸びるため選ぶなら逆脚になる。
普段の立ち回りから斬りかかる生当て型と、スタッガー追撃用にハンガーに控える型の二通り存在する。
スタッガーさせた時のリターンが大きいのがブレード機の特徴である。スタッガーさえさせられれば途中で多少被弾が多くても押し切れる反面、スタッガーを奪えなかった場合は大敗しやすい。
戦い方は、重ショ機とほぼ同じ。生当て型の場合は要所で斬りかかることになる。スタッガー追撃がブレードのため多少練習が必要になる。
長所は、スタッガーさせられる相手に素早くゲームを畳めること
短所は、スタッガーレースに勝てないとかなり勝ちづらいこと。また生当て型は盾持ちにかなり苦しい。
有利な相手:盾のない機体全般
不利な相手:盾持ち全般
レーザー機:重二LRB
LRB(VE-66LRB)を軸にした機体。LRBはレーザーライフルであるが、レーザーはLR・LRA・LRBと3種類存在し呼び分けのためLRBと呼ばれる。
LRBは余りある重さから腕部積載と全体積載重量の制約が厳しく、機体の組み方はだいたいこの組み合わせに落ち着く。
動きがかなり鈍重なため、「ABしてくるタンク」のような印象である。
LRBはレーザー武器にしては弾速が遅いという特徴がある。そのため相手に肉薄し銃口を押し付けるような撃ち方をするのが主となる。基本的に被弾は避けられないためノーガードの殴り合いとなるが、現環境ではLRBが最もダメージ効率が高いので成立している戦い方となる。
APは高いが、姿勢安定はそこまで高くないため衝撃の高い武装が苦手。ハンドガン・バズーカ・高火力ミサイル(ジャベリンベータなど)が該当する。
戦い方は、P10ブースターによるAQBを駆使して射撃を避けながら相手機に接近しLRBを押し当てていく。スタッガーをさせられなくても素のダメージだけで相手を倒しきることができる。
長所は、勝ち筋がわかりやすく複雑な操作が少ないこと。またレーザーの連射が効き盾の上からでもダメージが大きいため盾相手にも強いこと。
短所は、動きが遅いため軽量機に追いつくにはそこそこの技量が要求されること。衝撃重視の相手には厳しい戦いになること。
有利な相手:ほとんどの中量~重量機体
不利な相手:軽量機、衝撃重視の機体
バズーカ機:バズーカタンク、バズーカ四脚
タンク脚部は、機動力に難を抱える代わりに非常に高いAPと姿勢安定を持ち、二脚なら射撃モーション中に足が止まってしまうバズーカを移動しながら撃つことができる。
高い火力と頑丈な体を持つため接近戦をメインとする機体からすると天敵と言える。一方で素早く逃げ回る相手をとらえるのは難しく、相手からの攻撃を回避するのが難しいためジリ貧になりがち。総じて有利不利のはっきりしている機体と言える。
四脚は、タンクと同じくバズーカを移動しながら撃つことができる。ただしAPは二脚と大差なく当たり判定が大きいためタンクに比べて撃ち合いにはあまり強くない。四脚のメリットはホバーにより空中から射線を通してバズーカやミサイルを通せることと、近づいてきた相手の迎撃手段としてヨーヨー(44-143 HMMR)が優秀なことである。
戦い方は、200~300mの中距離でバズーカを当てていく。バズーカは100m以内の近距離だと当たりづらい仕様があるためである。
長所は、高い衝撃・火力のバズーカにより相手に大きな制約がかかること。特に盾のない中~重量機には無類の強さを発揮する。
短所は、バズーカにほぼ委ねた戦いであるためほとんど回避されたり盾IGをされてしまうと途端に苦戦することになる。
有利な相手:盾のない中~重量機。バズーカを避けきれない鈍足な機体
不利な相手:ミサイル込みのバズーカを避けてくる軽量機。盾持ち機体
以上
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