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2019年予報③:New Hospitality おもてなし のあるべき姿

放ったらかし、ありがとう。
実はそんなにオススメいりません。

「これを買った人はコレも買っています」「○○さん、最近運動不足のようです」…。アプリやECを使っていると、最近は色んな事をレコメンドしてくれるようになりました。ありがとう、でもうるさいです。そんな気持ちが募る内に、リアルな店舗でも店員さんの接客最近運動不足のようです」…。アプリやECを使っていると、最近は色んな事をレコメンドしてくれるようになりました。ありがとう、でもうるさいです。そんな気持ちがる内に、リアルな店舗でも店員さんの接客が面倒くさくなってしまっている感覚があります。Amazon Goに代表される無人店舗は、もう夢の話ではありません。日本でも実験店舗が開店しました。他にも、オープン型の宅配便ロッカーが設置され始めて、人手を介さず受けられるサービスが当たり前になって来ています。技術が置き換わる事ができない美容院でも、”話しかけないで”シールを配布するなど、必要以上のコミュニケーションを嫌う方向になっています。一人である程度何でも出来るような時代には、干渉せず放置してくれる方が逆に喜ばれるように。主張せず、相手に余計な気遣いをさせない、本来あるべきおもてなしの姿が求められるでしょう。
2019年は、無人○○なサービスが増え、一人で利用できるセルフサービスのお店がさらに求められるかもしれません。

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2019年にあらわれる<かもしれない> もの

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2018年は、自動運転や人工知能エージェントについて、CM含め多くの未来像が世の中に発信されました。その中の多くは人間の状態をセンシングした上で、機械が「過剰」におもてなしする姿や、SF映画のようなハイテクな都市の姿が描かれています。
しかし2019年では、実用化に向けて未来感の演出ではなく、より人々に生活にフィットするように、過度に干渉しないコミュニケーションや演出表現に見直されてくるでしょう。
例えば、
• 過度にサービスをしないクールなエージェント
• 自分の知識レベルにあわせてさりげなく情報を提供するサービス
• パッと見は田舎の農泊施設だが裏側はガチガチのIoT農家
などが考えられるでしょう。
SXSW2014では機械と人間の距離感の議論が話題となりました。四六時中世話をしてくれるようなロボットを夢見ていましたが、できることや必要とされることが一体何なのか、一緒に過ごして見極めていく視点が求められました。さて、2019年はどのような未来像が登場するでしょうか。

<2019年予報全てのダウンロードはこちらから>


ちなみに本予報の振り返り記事はこちらです:


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