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「セレンディピティを言語化」伊藤直樹さん(出版社編集長)×鈴木実歩

伊藤直樹さん(出版社編集長):
心を動かす本に仕上げる編集者。作家さん達の秀逸なノウハウや知見を広く世に伝える。本の構成はもちろん心が動く絶妙な語呂感とリズム、エモい言葉を探求し続ける。4万部『99.9%は幸せの素人』10万部『神トーーク』15万部『神メンタル』3作連続10万部に挑戦中。

伊藤直樹さん「セレンディピティ」研究の始まり

近年の、アメリカベストセラービジネス書の結論が
「自分のソースと統合しなさい」
「精神性を高めること」

帰結していることに衝撃を受けた!

ティール組織
ー組織は自然の生態から学びなさい

U理論
ー深く潜って他者と意識を同一させる

インテグラル理論
ー自我の統合

引き寄せの法則
ー量子力学

インテグラル理論の著者ケン・ウィルバーは「目に見えないものを信頼する」ことを説いている。

世界の95%は目では見えない。
さまざまなビジネス書を研究したことで
目に見えない世界に行け、
というメッセージを受け取ったことから伊藤さんのセレンディピティの研究は始まったそう。


抽象と具体について

目に見えない世界に行く
=抽象度を上げていく
->目に見えない繋がりが見えてくる

例)マグロ・シャケ・イクラ・コハダ・サバこれらは何でくくれる?

魚、お寿司、食べ物、海産物・・・・人によって答えが異なります。

これが、最初のセレンディピティの始まり。

同じものを見ていても、抽象度を上げた時、同じ答えにならない。
これこそが自分の世界への入口である。(抽象度を上げる = 自分の世界への入口)


誰も間違っていない。「安心・安全の場所」

具体的なものだと誰が見ても同じ答えになる = 間違いようがない。
しかし一段抽象度を上げると変わってくる。

ここでのポイントは「あなたがどう捉えるか?を誰かに合わせる必要はない」

誰かに合わせると、セレンディピティにならない。

どうしたら出来事を繋げられる?
->1個1個、答え合わせをする。

セレンディピティは「安心・安全」と密接に関わっている。
何を言ってもいい場だと、個性を発揮しやすくなる。

少しずつ段階を踏み、「これでいいんだ!」と思える出来事が起き、確信に変わる。

潜在意識と顕在意識の統合 = 確信・覚醒

1人じゃないという世界が生まれる。
みんなで何かをやる時、統合されていると現実が一気に動く。

最初は自分の潜在意識と顕在意識の統合。
その次は集合意識との統合。

覚醒とは、何かに動かされているような感覚。
世の中が求めている人になる。

安藤美冬さんは夢の中で役割を与えられた。
その2週間後に情熱大陸に出演。
そのテレビを見た実歩さんは「ああなりたい」と思って動いた1人。


サイエンスの世界もセレンディピティだらけ

セレンディピティを日本語にすると「偶然を必然にする能力」

ノーベル賞の3-5割はセレンディピティから生まれたといわれている。
誰かが間違えて混ぜてしまった。
それで研究が一気に進み、ノーベル賞になったり。

科学的にもデータとして残っている
=目に見えない世界を信じるしかない

目に見えていない世界に行く = 抽象度を上げることを前提とする

常に引き寄せ、セレンディピティは行われていて、
それに気づけるかどうかで、パラレルワールドに行ける

セレンディピティが起きない人

受け身の人だと厳しい。
奇跡を待つとメッセージに気づけない。
「私はメッセージに気づく」このように、主語が自分であることがポイント

受け身から主体的になることでチャンスを掴む確率が高くなる

自分が世界の創造主

自分が見ている世界が他人が見ている世界と同じとは証明できない。
=他人は居ない

必要なメッセージがあるから、それを伝える使命を帯びた人物が登場している。=演者である

潜在意識は、あなたの見たいものしか見せないようにしている。

=自分が世界の創造主であると
確信を持っているかがポイント。
そのために時間とお金が存在する。

予想外のことを最高のチャンスにできる。
予想外のピンチをストーリーにできる。
これがセレンディピティを加速させるコツ。

セレンディピティを引き寄せるポイント

1.安心・安全
2.確信
3.二元論から外れる

二元論とはいい・悪い、白だ・黒だ。
二元論から外れる = グレーゾーンを許容する。中途半端を大事にする。

これは良くない、悪いことだ!と判断すると、そのゾーンのセレンディピティが起こらなくなる。

決めつけない = 思考の枠を外す
思い込みを外すとセレンディピティが多くなる


鈴木実歩(未来シフト株式会社)




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