中1理科 密度のお話

【水の不思議な性質】
今のお子さんは、水を凍らせると膨らむことを知らない子が多いです。製氷機でガラガラと落ちてくるだけ、だから。

これくらい、膨らみますよ〜

オール電化住宅の子は、台所の火が青いことを知りません。ガスバーナーで空気が適量になった火のいろが「青」ということを勉強で知らなくてはならないって、、、

時代の進化に、理科の常識が置いていかれるようになってしまいました😥

ところで密度の問題は、中学になって初めての【公式を利用する計算問題】です。まずは公式を暗記しましょう。

大人にとっては当たり前ですが、中1さんはこれができない子が多いです。他の単元でも、数学でも、公式を暗記しない子が増えています。暗記という言葉をわかっていない子も多いです。

公式を覚えるポイントは、理科の場合、単位に注目することです。

それから、計算方法が方程式の方法なので、数学の方程式の計算ができなくては解けません。『基礎の学習』でしっかり練習してくださいね。

冒頭の水の問題に戻ると
一般の物質は
液体が固体になるとき
体積が小さくなるから
密度が大きくなる(公式で割る数が小さくなるから)

水は氷になるとき
体積が大きくなるから
密度が小さくなる(公式の割る数が大きくなるから)

入試においては王道ではない問題ですが、事象と公式を使いこなすという点では中学理科の最初の関門だと私は思います。

#中1理科
#密度

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