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魚卵に学ぶ

こんにちは^^
みらい価値創造支援協会、中島です。


~最初から余談、m(__)m~

今朝は5時に起きて築地へ^^

中島さんは、お魚を
ケース買いはしないので

*一箱に同じ種類の魚が
沢山入ったものを
箱ごとまるっと買う買い方。


豊洲ではなくて、
築地へ行く。

築地なら1尾ずつ買えるから^^

(と、お世話になってるシェフに教わった)


いつも、仕入れている
長崎県の五島列島からは

あまり届かない種類の
お魚を買ってみようと思いまして、

★カマス
(皮目をあぶったお刺身にしようかな)

★カワハギ
(最近、肝がいい感じ)

★沖アジ
 ・・・

を買ってみた。


初めてチャレンジした
沖アジは、失敗だった。。。

とても悲しい。。。





魚の世界は難しい。

でも、失敗しないと
知識も経験も増えないし

身をもって体験しないと
人には提供できないし、伝えられないから


それも成長のための
勉強の機会、自己投資の一つなんだ!

(と考えるといいよ、と、シェフに教わった)

(魚のことで頻繁に落ち込んでいる中島さんを、
シェフはいつも励ましてくれる)


それからそれから、
今日のお目当てがもう一つ、

今が旬のイクラだ(≧▽≦)



日本では一年中
イクラが売っているから

いつでもイクラが
とれるんだろうと
錯覚を起こしてしまうけれど、

それは違う。


お母さんのサケだって
一年中妊娠しているわけにはいかないのだ。


そりゃそうだ。

自然の摂理に則って生きる
お魚たちは、

その魚種や地域によって
産卵期が決まっている。


サケの産卵期は
9月~10月あたり

一年に一回、今なのだ!


春夏と、海に出て
大海原を旅したサケのお母さんは

自分が生まれた川に
戻ってくるんだそう。

その川の水のにおいが分かるとか
言われているけれど、


そんなスゴイ事、できます??


広~~~~い海を
あっちこっち泳いで
長~~~~い時間を過ごしたのに、

道路標識もない中で
たった1つの河川を見つけて
戻ってくるって、


どんな超人的な、、、

イヤ、超魚的な能力なんだ。


お母さんサケは、
河川を逆行して昇っていって、

安心して産卵できる場所を見つけるために
激流を昇り続ける。

カラダは傷だらけになるらしい。


それでも、沢山の子供たちを
この世に残すために
泳ぎ続けるらしい。


文字にするのは簡単だけど
自分がそれをやるとしたら、、、

大変どころの話ではない。




えっと、何の話でしたっけ??

そうそう、サケの卵、イクラは
今の時期に年に一度だけ
生まれるんだよ。とれるんだよ。

というお話でした。



業務用のすごい冷凍技術を使うと

一年中、好きな時に解凍して
安全に食べられるよう
品質が保てるんでしょう。

技術革新は素晴らしいし
それによって私たちは
沢山の恩恵を受けるけれど、


一方で、

自然の摂理を感じられない
世の中にしなくてもいいのにね、
って思ったりもする。


旬の時期に、
旬のものを楽しむライフスタイル。

その季節が来たら
その季節だけの楽しみが増えるライフスタイル。

そっちでいいのにね^^?



今の時期、もしも、
ちょっとこだわった
美味しいお料理屋さんで

「いくらの醤油漬け」
がメニューに載っていたら、


それは、今、
生まれたての旬のいくらだから、

他のシーズンに食べるよりも
美味しいと思われます^^




と、いふことで、

中島さんは、自家製の
いくら醤油漬けを作ることにしました^^

原料となるスジコ、
を仕入れるところは
前もって決めていた^^


イクラの目利きも
少しわかってきた。

そういったことも
教えてくれる魚問屋さんから
買うことに決めていて、

今朝はそちらへ行ってきた^^


狙いは・・・

北海道産。
(味が濃い)

空輸もの。
(一日でも鮮度が良い状態でつけたほうがいいから)

オレンジっぽい色をしたもの。



え?スジコなのにオレンジ色?
と思われるかもしれません。

私も、つい先日まで
赤いほうがいいと思っていた。


赤が良いとか
オレンジが良いとか

どちらが良い、
ということでは無いのですが、

オレンジ色がかったスジコのほうが、
要は、あぶらがのっているらしい。

赤いほうが、サラッとした感じ
らしい。



今回、中島さんは、
せっかくの旬ですから、

濃厚なイクラの醤油漬けを作りたくて
オレンジ色がかったスジコにしようと決めていた。

問屋さんのいつもの人が
ドンピシャでよいものを出してくれた。


空輸じゃなくて、
陸路(トラック)で届けられた

一日多く時間が経っている
スジコも見せて比較させてくれまして、

そっちのほうが、キロ単価は
安いんだけれど、

せっかくだから良いものにしてみた^^



築地に行くと、ついつい
お財布のひもが緩んでしまう。

まあ、お洋服やアクセサリーや
鞄や靴やメイク道具とか、
ほぼお金がかからない中島さんだから

魚くらい大人買いしてもいいでしょう。

(と、言い聞かせている)



朝8時ころ家に帰ってきて、
まずはお魚の下処理をして、

次に、イクラ(≧▽≦)


ぬるま湯につけながら
スジコの薄い膜から
ひと粒ひと粒、
いくらをバラバラにほぐしていく。


バラバラにほくしたところ^^

繊細な作業で
細かい作業で
気が遠くなるような作業だけれど、

魚卵と向き合っていると
いつも感じることが一つある。



それは、

お母さんは一生懸命に
この子たちを守って

お母さんは一生懸命に
この子たちに栄養を与えて

お母さんは一生懸命に
この子たちを育てていたんだな。。、

ということ。

それが卵から伝わってくる。
(´;ω;`)ウゥゥ



中島さんはその、愛情満点の
無数(にあるように思える)の命を
食べてしまうわけだけれど、

魚卵と向き合っていると
母と子の強い絆を感じずにはいられなくて

そして、次の瞬間
思うことはいつも同じ、



そう、

ココにいらっしゃる
メルマガを読んで下さっている皆さまの中にも

お子さんを大切に想う
お母さんが沢山いるんだな。。とか。


はたまた、

私のように、
子供を産んで居ない人でも、

我々の母親は必ずいるわけで。


私たちの母親は
お腹の中に私たちがいた時から

ずっとずっと

私たちを守って、
栄養を与えて、
育ててくれていたんだな。とか。


とても大切なことを
魚卵は教えてくれる。

(↑これ、ふざけてません。真面目な話です。笑)



ひと粒ひと粒の卵を包んでいる
お母さんのお腹の膜は

とっても柔らかくて
とってもしなやかで

でも、しっかりと
ひと粒ひと粒と繋がっていて、


なかなか剝がれようとしないんだ。

母と子は、繋がっているんだ。


ひと粒ひと粒に
しっかり栄養や酸素が行き届くように

細かい血管が
隅々まで血液を運んでいるのも分かる。


あたり前の摂理だけれど
生命の神秘、としか言いようがない。

お魚のお腹の中には
現代に生きる私たちが学ぶべき
大切な宇宙の摂理が

沢山詰まっている。



今夜は、イクラ丼だ(≧▽≦)!




出来立ての上質の
いくら醤油漬け、

食べたい方には
瓶詰にもしてお渡しできるけれど

正直、、、お近くで
売っているもののほうが
安いと思いますので、

そこまでのこだわりが無ければ

まずは身近で手に入る
イクラを食べながら

自然の摂理、宇宙の摂理、
母親の愛を感じていただけたら^^



中島さんは、
お魚系には妥協ができないから

ついつい、良い原料を選んでしまうし
良い調味料を使ってしまう。

大量生産する製造メーカーや
小売店などでは、

絶対、社内会議に
通らないであろう、
よりよい原料を使ってしまう。


だから、そこらへんのモノより
高くなってしまふ・・・。

致し方なし。。。



魂の勉強をしていても同じだけれど、

やっぱり、
今を生きていることって
本当に素晴らしいこと。

今朝のイクラに感動しすぎて
本日のメルマガ、
他のネタが思いつきませんで、

余談だらけとなりました。



最後までお付き合いいただき
ありがとうございましたm(__)m

中島百合子




一般社団法人みらい価値創造支援協会

<運営事務局>
メール:info@fvcs.jp


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