モバエムイベント超常学園の亡霊の戯言

こちらの文章は、
PASSIONABLE READING SHOW ー超常事変～対立スル正義～
への負の感情を詰め込んだものになっております。
長文、乱文、あらかじめ謝罪させていただきます。読みにくく申し訳ありません。

幸せな気持ちでイベントをご覧になった皆様は、そのままブラウザバックいただきたくお願い申し上げます。

また、この文章を読み終わったあとにご不快なお気持ちになられましても、責任は一切取れませんので、自己責任でお読みください。

まず、超常事変お疲れ様でした。

前編をリアタイ、後編をアーカイブで見ました。

キャストの演技、舞台演出、素晴らしかったです。

ただそれを上回る、ストーリーへの「失望」

超常学園は担当の贔屓目抜きにして
「能力というものが当たり前にある中で生まれた"異端者"鈴重零司が、"最高ランクの能力者"拝田丞を倒す」
いわゆる少年マンガ的なストーリーが面白いところだとずっと思っていた。

それが、「無能力者という存在は当たり前に居て、超能力者との格差のある社会」
というなんてチープでありきたりな世界観にされてしまったのが、全ての解釈違いの源だと思う。

そんな世界じゃ、無能力者は超能力者を羨むし、無能力者が超能力者を支配しようという思想も生まれる。

こんな簡単に予想のつく、なんて面白味のない物語にしてしまったのか。
シナリオ担当者にぜひお話しをお伺いしたいものです。
もとが学園物語だから、出そうと思えば大人も子供もいくらでもストーリーに登場させられるし活躍出来るので、
成人組が入れづらい、46人(最終的に49人)の能力が考えられない、なんてお粗末な言葉は聞きたくないですね。出来れば。

そしてあまりにも酷いと思ったのが
「登場人物が誰一人和解せずに終わった」こと。
対立スル正義と言いながら、皆様己の正義を振り翳して鞘に収めず、相手を否定し、勝敗だけで物語が終わってしまったのが、
本当の意味でため息が出ましたね。
己の正義の為に戦った結果、誰一人として相手の正義を認めず、
「この問題は、未来の彼らが解決してくれる」
ってなんなの？？？
今の日本の政治かな？？？
なんなんだこの問題先送り思考……。
結局雷斗(漣)と真練(百々人)の歩み寄りが示唆されたけど、この件に関してはもっと言いたい事があるし、
「これだけで対立は収束したなんて思うな。問題解決の為に誰も自ら動き出さないのが怖いわ」
と言う感想です。

そしてそして、さらにがっかりしたのが
「物語の最終バトルを牙崎漣VS花園百々人に託したこと」

勘違いしないでほしいが、
牙崎漣も小松昌平さんも
花園百々人も宮﨑雅也さんも
素晴らしい魅力的なお仕事をしてくださった。

ただ演じた配役、ストーリーがダメって話。

百々人演じる真練ってさ
「自分の居場所が無くて自分の力を認めてくれるラスボスに縋って自分の存在価値を満たしている」
役じゃない。

そんな役を今の花園百々人にやらせるなんて心無さすぎない？？？

皆が持っている家庭という居場所が無くて「アイドルの才能がある」って言うプロデューサーの言葉と存在に縋って自分の存在価値を見出している花園百々人に、
なんで今、この役をやらせるの？
皮肉や嫌味通り越して、純粋に無神経。

漣が主人公的立ち位置なのも、
モバエム開始当初から今まで根強い人気だし考えていることもわかりやすいし、戦闘モノだし、とりあえず牙崎さんこの位置で、って言う大人の考えがスケスケ。
牙崎漣の可能性を運営が潰してる感が酷い。

そんでもって、前編で日常パートが出てきた瞬間の私の懸念
「これで超常事変の物語がスッカスカだったらただじゃおかねぇぞ？」
が見事的中しましたー。
わー、私ってすごいねぇ。じゃあねぇんだわ。舐めてんのか。

繁(北斗)と暗武(雨彦)の裏切りの末や
優壱(巻緒)と宇未(咲)の逃亡の結果や
望海(みのり)と繁の事件が収束した後のせめてもの会話や
拝田丞が結局今回の騒動まで何を思い、何を考え、どう過ごしていたのか

全部日常パート削れば入れられるよ？？？？？

素人の私でもわかるよ？？？？？？？

ほんっっっっっと、なんでこんなチープで面白味もない三流以下の脚本になってしまったのか、ため息が止まらない。

何のために約2年待ったんだろうか。

さらに言いたい放題言うと、

ラストバトルのシーンだけでもシークレットゲストでみやたん出せば良くない？？？
みやたんのお仕事状況がわからないから勝手な事しか言えないけどさ。

ラストバトルを生朗読と前撮りの掛け合いにするとかナンセンス。

はっきり言って、本編のラストバトルの掛け合いだけでも生朗読で2人でやってくれたら、私は前言撤回するくらい、良いものを見たと言えたと思うよ？

そう言う意味では演出にも言いたいことあったわ。

と言う感想を、今回のイベントアンケートにオブラートに包まずお送りさせて頂いております。

全ては私が超常事変に夢を見過ぎだのが悪いんですかね？
本来なら、こんな事になってなかったと断言出来る分、悲しい。

この失望を何かの形で昇華したいと思います。
今後の私に乞うご期待。