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大学院へ行こう!その2・仕事との両立やお金のこと

仕事をしながら科目等履修生として大学院の講義を受け始めて、約1か月が経ちました。
大変さも面白さも、感じたことは沢山あるのですが、この環境での「時間」と「お金」のことについて、備忘録兼どなたかのご参考になればと思い、書き残しておこうと思います。

時間のこと・通い方

わたしの場合、週5日フルタイムで会社員として働きながら、週に1日・2コマの講義を受講しています。
授業は社会人向けカリキュラムや土日・夜間講義ではなく、平日の昼間に取っています。現状、リモートではなく対面授業です。

自分の勤務形態がカレンダー通りのお休みではなく、平日を含めた週2日休みを取る形なので、受講する講義を特定の曜日1日だけに絞って通っています。

出願書類に(社会人の場合は)上長の承認を得てサインを貰う欄があったので、出願を検討するタイミングで直属の上司に事情(?)を話しました。
所属している組織の上長にも、面談の際に就学を考えていることを話し、勤務日に制限が発生することは先に伝えていたので、いざ始まってもそこまで肩身の狭い感じにはならずに今に至っています。

時間のこと・講義と課題

講義は週に1日2コマ、ひとつの授業が90分なので、約半日ほど大学にいます。
2つ取っている授業のうちの一つは外国語の論文をベースに講義が進むため、毎週文献の読解と指定箇所の要約といった、予習を兼ねた宿題があります。

わたしは英文を読むのがそんなに速い方ではないので(しかもこの手の勉強があまりに久しぶりなので)、授業のある日の講義以外の時間や、仕事の日の出勤前やお昼休みなど、何日かに分けて宿題を進めています。
休憩時間や仕事前など、制限時間がある方が集中して取り組めることに最近気づきました…。

1週間のうち、もう1日あるお休みはなるべくオフモードで過ごしたい気もして、仕事の日に勉強まで入れるのは大変といえば大変なのですが、そういうものだということにして(?)進めています。

お金のこと・授業料や補助金

科目等履修生という制度は、大学院の授業を単位ごとの授業料を支払う形で受講するもので、大学院に入学するよりも金銭的負担は相当少ないのが非常に有り難いです。
わたしのように「院に興味はあるけれど、仕事しながら通えるかが不安(それに受験もめちゃくちゃ大変!)」という社会人にとっては、まずは低いハードルで就学できるので、使いやすい制度だと思います。

わたしが通っている大学院(国立大学の人文系)の場合、初期費用(?)は大体以下の通りでした。

受験料…約1万円
入学料…約3万円
授業料…1単位で約1万5千円
(一つの講義が2単位なので、1コマ約3万円)

わたしが通っている研究科は残念ながら該当しませんでしたが、資格取得やMBAなど、仕事に直接役立つ内容の研究科の場合は、政府の補助金を得られるケースもあるようです。
自分の場合、会社の福利厚生でリカレント補助金的な制度があり、そちらで少し金銭的な補助が得られました!何て有り難い…。

受験料・入学料がかかるのは入学時だけなので、もし後期も継続して受講する場合、授業料のみを単位毎に支払う形です。(ただし一回受講を中断した場合は、再度これらの費用が発生するようです)

余談・図書館!

個人的に今とても嬉しいのは、大学図書館を利用できることです。
わたしは本はお金を出して買うものだという意識が強く、自宅と図書館のアクセスもあまり良くなかったため、これまであまり図書館を足繁く利用していなかったのですが、毎週必ず行く場所に図書館があるとなれば…!有り難く利用しています。

ご参考になれば嬉しいです

思いつくまま、就学に伴う時間やお金のことを書き綴ってみました。
仕事をしながら学問に従事することを検討されている方にとって、少しでもご参考になりましたら何よりです!

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