見出し画像

ZINE「月組観劇日記」を作りました

宝塚歌劇・月組さんの舞台作品について色々書いたZINE「Tristan Takarazuka Journal 月組観劇日記」を作りました。

画像1

収録内容は、2021年7月現在、月組のトップスターを務めておられる珠城りょうさんの主演作26作品について、公演についての感想や個人的思い入れも含めた色々なことを、言葉を尽くして目いっぱい書きました。(公演のこと以外のコラムも、いくつか収録しています。)

画像2

ZINEの中でも少し触れているのですが、こういう本を作ろう!と決めたのは、2021年2月15日のことでした。
なぜ日付がこんなに具体的かというと…コロナウイルスのあれこれに伴う、約半年間にわたる宝塚歌劇の公演休止がなければ、その前日に珠城さんは宝塚を退団されていた。
公演が再開し、珠城さんのご卒業は8月に延び、目の前に思いがけず現れた半年という時間。
もちろん公演には全力で通うつもりなのだけれど、結果的にギフトのように降ってきた時間をただ漫然と過ごしたくはなくて、月組の皆さんが素晴らしい舞台を作り上げ、見せて下さるのを待っているだけではなく、自分も何かしたい!という気持ちが芽生えました。
そのような思いを突き詰めた結果「月組さんの舞台について、言葉を尽くして語り、手にとれる形のものを作ろう」という方法にたどり着きました。

画像3

作品のレビューというよりは、もっと個人的な言葉を連ねるようなイメージで、そして何よりも、わたしが日々宝塚から貰っている「大好き」「幸せ」という思いがぎゅっとこもった一冊にしたいと思い、作品や出演者の方々の素敵だと思うところについて、沢山の文章を書きました。(字数にして9万字近く、こんなにたっぷりになるとは思ってもみませんでしたが…!)

収録作品を珠城さんの主演作としたのは、珠城さんがわたしのご贔屓様(宝塚用語で、特別に大好きなスターさんのこと)だからです。
ファンとして心から敬愛し、お慕いする大好きな珠城さんが宝塚にいらっしゃる間に完成させたい!という思いのもと、公演を見て感想を書き残すことに全力投球していた月組大劇場公演中を除き、文字どおり毎日何らかの作業にいそしみ、こうして無事に完成しました。

画像4

表紙イラストはイラストレーターの友人、Eikaちゃんにお願いしました。
入れたいモチーフが多すぎるが故のわがままなリクエストを全て叶えてくれて、そしてこの熱量満載で文字だらけの本に、キュートで上品な彩りの魔法を添えてくれて、ありがとうございます!

毎日作業していたものがようやく形になり、客観的に出来映えを見るのが今は難しいのですが、月組さん大好き!というこの熱い気持ちが、手に取れる物体になっている…!という実在感(?)に、少しびっくりしています。

宝塚や月組ファンの方のお手元に届けば幸せですし、宝塚をご存知ない方にも、未知なる煌びやかな世界への一種の入門ガイドとしてお楽しみ頂ければ、とても嬉しく思います。

「Tristan Takarazuka Journal 月組観劇日記」
A5サイズ/68ページ
¥900(送料別途¥180)

こちらで購入できます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?