「超逆年の差カップルのリセットライフ」リアルストーリー~回想26~💜ケンの決断 66 Mirai 2024年4月2日 13:41 ~2023年9月~ (回想25からの続き)9月も終わりに差しかかった頃いよいよ・・・5ケ月間の修羅場?に終止符を打つことになりました。どんな形の結果にせよお互いの為に人生を前進させなければいけないと思えるところまできてました。2023年9月 (回想25からの続き)~ ケンの決断~ケンが沖縄に戻ってきてからちょうど1か月が過ぎたもうお互い向き合うところまで向き合いこれ以上の堂々めぐりは二人にとって時間の無駄・・後は、ケンに決めてもらうしかないと思ったそんな夜今度はケンが口火を切ってきた「ミライは俺が、親に話をしたらこれからの人生を一緒にやり直してくれるのか?」私は、どう転がろうが前に進まなくてはいけないと思い覚悟を決めて伝えた「ここまで私も修羅場を乗り越えてケンに向き合ってきたのだから、やはりケンにも誠意をみせてほしい」ケンは悩みぬいた様子で言った「わかった、親にミライと同棲していてこれからもずっと沖縄で一緒に暮らしていくことをまずはメールしてもいいかな?」「メ?メール?」私は少し躊躇したが・・ケンを信じて「本当に私との人生の選択に後悔しなければ伝える方法はケンが決めてくれればいいよ」ケンの硬直していた表情が少しだけ和らいだ「ありがとう、メールするよ」私は自分がケンを無理やり仕向けているのではないかと感じ素直に喜べなかった「ケン、本当にそれでいいの?」「ここまで向き合ってくれたミライの信頼を取り戻したいんだよ」それから数日後ケンの誕生日に親からメールが来た「お誕生日おめでとう、沖縄生活が大変だったらいつでも北海道に戻っておいで」ケンは、そのメッセージにくぎ付けになり10分ぐらい放心状態になっていたそして…恐る恐るメールを書いていた「ありがとう、元気だよ今、だいぶ年上の彼女と一緒に生活しているこれからも沖縄に定住するから」このコメントを書いたものの送信できずに固まっていたはたしてケンはこの壁を越えてまで・・・私と一緒に人生を送る価値はあるのか・・・きっと迷っているのだと察したが私は素知らぬふりをして席をたったそれから10分後・・・音もたてずにケンがキッチンに来て私を後ろから、やさしく抱きしめながらうわずったような声で言った「メール送ったよ」「本当に?だいじょうぶだった?それで?」「・・・”おやすみ” の一言しか返信がなかった」「えっ?それだけ?」「??????」”どういうこと?”お互いは顔を見合わせしばらくの間、沈黙が続き私達はきつねにでもつままれたような気分になってしまった…もしかして取り越し苦労?確かに20代も半ばすぎの息子に彼女がいても驚くことでもない?二人でそう悟った。そしてケンは緊張感から少しだけ解放されたような表情に変わっていった「ミライ、まずは一歩進んだぞ、これからも時間はかかるかもしれないけれどもミライが、惨めな気持ちにならないように生活していこうと思っているから」「ケン・・・本当にこれでいいの?後悔はない?」「ないよ。地元に戻り、本当に色々な事を考えた末やっぱり、これからもミライを支えたいと思い戻ってきたんだよ。その気持ち察してほしい」その重みのある言葉に私は思わず胸が締め付けられ目頭が熱くなってしまったそして2021年に北海道でケンと出逢い 2022年に沖縄で同棲を始め2023年9月、今に至るまでの2年半の生活を思い起こしていた。思い出すことは引っ越しを手伝ってもらったりドライブに行ったりと幸せで楽しいことばかりだったやはり・・・年齢差を理由に別れを選択したくない同年代同士の恋愛や結婚でも色々な苦境やトラブルはあるでもその中でもここまでお互いが向き合い自分自身の喜怒哀楽をさらけ出せる人と巡り合うのはなかなか無いと感じただからやはり・・私の最後の愛する人はケンであってほしいと痛感しそうしたいと思ってくれるケンに感謝した「ケン・・・ここまでしてくれてありがとう・・・私達は後、何年一緒に人生を過ごせるかわからないけれども1日1日を大切にしてケンの笑顔を見て過ごしていきたい」「ミライ、俺もだよ」ケンは涙をこらえながら大きな温かい手で私を強く抱きしめてくれた Mirai|note 「超逆歳の差カレ」と 沖縄でセカンドライフをスタートして一年半 紆余曲折ですが、もう一度 リセットライフを始めました。 note.com ダウンロード copy 66 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート