あかねさんの将来の夢は?
個別のメールサポートを受けてくれていた女の子から、質問をいただきました。
Q: あかねさんの将来の夢がどのような夢なのか、おしえていただけませんか? あかねさんのblogを読んで、キッカケなどは読んだりしていたのですが、また改めて、今はどんな夢を持たれているのかなと思って質問させていただきました。
なぜそれをやりたいのか?とか、過去に思い描いていた夢でも構いません。私自身、自分の夢を見失ってしまっているので、あかねさんがどんな風に考えているのか、教えていただけるとうれしいです。
A: この話は、私が初めて就職した時のお話から振り返った方がわかりやすいかな…と思うので、20年くらい前のことから説明します。(かなり長いです…。)
▼初めて就職したとき
昔から、なんでもすぐにポイントをつかんで器用にこなせる子だったので、どんな仕事でもすぐに活躍できると思っていました。実際に、配属された部署では成績を残していましたし、仕事もそつなくこなしていました。自分が役に立っていると自信満々でした。でも、何年も働いていると、仕事ができる女性の先輩が退職されるのを何度も見送り、そのたびにモヤモヤするようになりました。
先輩が頑張って工夫して作り上げてきた仕事。先輩は、「私が辞めたら回らなくなるんじゃないか?大丈夫なのかな?」って言ってたけど、全然そんなことはなかったんです。次に入ってきた若い女の子が何となくやっていても特に支障はない…。なんだか悲しく&むなしくなりました。
誰でも代わりを務められる仕事じゃなくて、私にしかできないことをやりたい!そう思って、私は会社を辞めることを決意しました。
中学時代の先生に「先生が向いてるとおもう」って言われた言葉を思い出して、先生になろう!と思っていろいろと調べてみました。結婚しても続けられる仕事…と思ったので、自宅でもできる『こども英会話の先生』を選びました。英会話の先生になるには英語力がなきゃ。と思って留学を決意。自分の貯金で何ができるか調べていたら、インターンシップという制度を見つけ、それに申し込みました。
▼ニュージーランドへ
インターンシップ制度は、代理会社が契約している外国の小学校や中学校に行き、無償でお手伝いをする代わりに、ホームステイ先を手配していただけるというシステムです。私は、ニュージーランドのド田舎の小さな小学校に配属されることになりました。
生徒の数は1~6年生で20人くらい。私は週に1回「日本文化を紹介する授業」をやらせていただいて、残りの時間は、授業のアシスタントをしていました。周りに日本人がいなかったので、この1年間でかなり英語が上達しました。
▼帰国…念願のこども英会話の先生に
帰国してすぐに、大手こども英会話学校に就職が決まり、念願の先生デビューとなりました。ここでも、全国トップ10に入る成績をおさめ、生徒さんに慕われ、保護者の方からの信頼を得ることができ、やりがいを感じていました。
一番嬉しかったのが、学年が変わる時期。2~3月になると、「また来年も先生に担当していただきたいです。」って生徒さんと保護者さんから言っていただくことができました。そして、4月になって担当がかわってしまったとき、「子供が先生のクラスがいいって言ってるから…」って、クラスを移動してくれる子がいたりすると、【私にしかできない仕事】をやっているという気持ちでいっぱいになりました。
仕事にやりがいは感じていたものの、授業の準備や生徒さんのフォローが忙しく、1日12時間くらい働いてるのに休日出勤もしなきゃ仕事が間に合わない日々。さすがに体力がもたない…と思ったので、会社を辞めて自分で教室を開くことにしました。
▼独立…そして風俗の道へ
会社を辞めて独立したのは良かったけど、私の地元は超田舎なので、まずは集客に苦労しました。安い授業料じゃないと人が集まらない。安いからたくさん働いてもあまり稼げない。奥様が趣味でやるならいいけど、これ一つで生活して行くのは大変なことだなと思いました。
公民館を借りてやるんじゃなくて、自分の教室をもちたいと思ったのと、生活費を稼ぐために風俗の道へ。初めての風俗で病気が怖かったのと受け身はイヤだったので、M性感で働くことになりました。
風俗のお仕事を始めてみると、英会話の先生よりもっと、「あかねちゃんじゃなきゃダメ」「あかねちゃんがいい♪」と言われることが増えました。何万円も払って、指名料も払って、時間を合わせてきてくださるお客様たちと過ごしているうちに、英会話の先生の仕事より、M性感のほうが楽しくなってきました。求められることの快感と、自分が人の役に立っているというのが単純に嬉しかったんだと思います。
▼今、そしてこれから…
M性感をはじめてからは、自分らしく楽しみながら人と付き合うということが少しずつ出来るようになってきました。人に嫌われることを恐れなくなってきた…っていうかんじかな?
ずっと、自分の力で何とかしようと思って肩肘はって頑張ってたけど、最近は人に頼ることもできるようになってきました。そして、自分が活躍するのも嬉しいけど、人のサポートをすることに喜びを感じるようになってきました。
私ひとりの力では出来ることに限界があります。これからは、同じような想いをもった仲間と一緒に、困っている誰かをサポートできたらいいなって思っています。今は、同じような想いをもった仲間を集めている時期。やみつきLABのメンバーは、私の大切な仲間です★(←勝手にそう思ってます) 仲間を増やして、みんながそれぞれ自分の得意なことをして、たくさんの風俗嬢さんの役に立てたらいいなっていうのが、今の私の夢です。
私自身は、お金持ちになりたいとか、そういう夢はないんです。講師の仕事を始めたころは「子どもがほしい」ってことも考えていたけど、最近はお店の女の子とか、生徒さんたちを育てるのが私の使命…なんて考えています。人に必要とされること、人の心に残ること、仲間ができること、自分が得意な事で誰かの役に立てること、そういうことが最近の私の喜びです。