アトピーや喘息でも人生をバラ色にできるお話　その１２

こんばんは

皆さん、お元気でいらっしゃいますか？

私はお陰様で今とても元気です

アトピーや喘息でも人生をバラ色にできるお話　
その12

今日は2022年2月23日で、昨日だったら2が6個並んだのになぁ〜なんてことを考える静岡県民はいません（キッパリ！）

なぜなら今日は
【富士山の日】（223でフジサン）だからです！

静岡県民にとっては今日はすごく重要な日

車のナンバーも、3776（富士山の標高3776m）に次ぐ人気です（その割には滅多に見ないけど）

富士山を囲むお隣の山梨県民の皆さんにも大事な日だと思う

あっ、そうそう、よく静岡県民と山梨県民は富士山のことで争ってるってイメージですが、実際にはお互いの富士山愛をリスペクトしています。

リスペクトしているからこそ、心置きなくオラが富士山を主張できるワケです

なので好きに言わせてやってください（＾∇＾）

実際、お互いの県から行き来している人も多くて、親戚が山梨にいるという方も多いです
うちもそうです

という訳で、前回の続き　
大学囲碁部編　（富士山の前振りは本題とは何の関係もなかったな(^^;）

実は、私は本命の大学以外に女子大を何校か受けていて、実際どう考えても100点満点だろうという試験もあったのに、女子大全落ちしている　(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

港区白金にある某お嬢様学校の試験なんぞ30分でやり終えてしまい、でも教室を出る程の勇気もなく、ジッと残りの１時間をひたすら見直しに充て、全教科その調子でぜったい100点と確信したのに、、、

落ちました＿|￣|○

私は弟の面倒を見るしっかり者の長女をやってきて、お姉さんが欲しかった！
女の兄弟が欲しかった

せめて女子大に行ってその想いを遂げようとしたのに叶わなかった

なので年配の男性がやるイメージの囲碁部はイヤだったけど、行ってみたら女子大さながらの品のある素敵な女性の先輩がいらして本当に嬉しかった

その時その先輩たちが、囲碁部の他の部員のことを教えて下さった

色んな学部からきているけど、医学部囲碁部といって医学部生だけの囲碁部も一緒になってやっているとのこと

その中にE先輩という方がいらして、その方は元は毎日新聞の記者だったけど、地域医療の事を取材するうちに医者を志す様になり、奥さんも子どもさんもいらっしゃるのに一念発起して医学部に入り直されたそうで、先輩は「そういう方にお医者さんになってもらいたいよね〜」「素晴らしいよね〜」と大絶賛だった
そのE先輩はその時34歳位と言うことだった

私が、その方が囲碁部に来られるんですか？と聞くと、たま〜にだけど来られるとの事だった

私を囲碁部に入れようと画策していた祖父は結核から回復して毎日新聞の記者をしていた事もあったので、とても親近感が湧き、そのE先輩に会ってみたいと思っていた

それから数日後、囲碁部に行ってみたら男子学生が二人で囲碁を打っていた

一人は工学部のいつもいる先輩部員で、もう一人は初めて見る方だったが、一目でE先輩だと分かった

30代半ばの落ち着いた雰囲気で、妻帯者である事は間違いなかった

そのE先輩は素晴らしい人と思っているので、さっそく挨拶をした

するとにっこり笑って、新入生？と聞かれたので、「はいそうです」と勢いよく答えた

私はその人がE先輩に違いないと思っていたけど、なんとなく会話が噛み合わない気がした

その時別の学生が入ってきて、そのE先輩に向かって
「あ、田中さん、お久しぶりです」と言った！

えーー⁈
この人E先輩じゃないのぉ？？
だってどう見たって妻帯者！
どう見たって30代半ば

だから会話が変だったんだ〜
じゃあこの田中って人はダレ？

はい、その田中という先輩が後に私の夫になる人でした(^^;)

夫は当時24歳だったが、全然そうは見えなかった

後に母が、若い時に老けている人は年取ってから若くなる一方だから大丈夫と変な慰め方をしてくれたが、今はだいたいそんな感じになっているのでまんざら迷信でもないみたい

その後ずいぶん経ってホンモノのE先輩にお目にかかることがあったけど、ハッキリ言ってE先輩の方が夫よりずいぶん若く見えた　

そんな訳で夫とはミョーな出会いからスタートしてしまい、私も気まずくて、仕方なく学部でも聞いてみようと思った

そうしたら看護学部というではないか

「私の母は看護師で、本当は看護学部にはいりたかったんです」とか何とか言ったら、笑いながら何だか言っていたけど、なんとなく歯切れが悪い

「男子学生は珍しいですよね。何で看護師を目指されたんですか？」と質問責めにした記憶が

それで夫は面白い子だなと思ったらしい

それまで数合わせに合コンに出たことがあったらしいが、医学部というとにわかに女子学生の目が輝き、妙に寄ってくるのでヘキエキしていたそうだ。
だから適当に他の学部を順番に言っていたらしい。

私は看護学部と聞いたら逆に目を輝かせてきたので、面白いと思ったそうだ

あとで私が他の学生に、「田中先輩って看護学部なんですってね、男子で看護学部って珍しいですよね」と話したら、その学生が呆れた顔をして「田中先輩は医学部だよ。それに都立高校じゃなくて静岡県出身だから」と言われた

夫は私に富士高出身と言ったので、てっきり都立富士高だと勘違いして（ちゃんと超進学校で都立富士高というのがあるのだ）「都立高校は良いですよね〜、私の高校時代は最高でした。田中さんと同じ都立高校なんです」とか何とか興奮して喋っていた

ホントに全部が全部勘違い！
ここまで勘違いできるワタシも大したもんだと思う

で、それを勘違いだと知りながらテキトーに話を合わせていた夫も夫だ

後で知ったのだが、その時夫は医学部6年生で、翌年の卒業試験と国家試験に向けて勉強中で、その合間を縫って息抜きに囲碁部に来ていた様だった

私がそんなおっちょこちょいだから、他の先輩からもずいぶんとおちょくられていた

でもそんな先輩達から一目置かれる事があった

工学部の男子の先輩が熱心なプロレスファンで、仲間内でプロレス技の話をしていたので、私も会話に加わったらめちゃくちゃびっくりされた

何を隠そう私の父は大のプロレスファンで、それが高じて力道山を見たさに田舎から有り金はたいて上京した経験の持ち主で、子供の頃からテレビはプロレスばかり。
なんなら胎教からプロレスだった

お陰様で体の部位を英語で言う試験は楽勝だった✌︎('ω')✌︎

ジャンピングニードロップ（ロープからジャンプして膝から相手の腹目がけて攻撃する。だからニーは英語でヒザ）
アイアンクロウ（鉄の爪）
ジャンピングエルボードロップ（ニードロップのヒジ版）
プロレスのだいたいのワザは知っていたし、かけようと思えばかけられた（かけたことないけど）

当時の有名な敵役の外国人の名前はほとんど知っていた。
好きなプロレスラーは正統派のプロレスをする藤波辰巳だった

そんなわけで、自分では普通の事が人を驚かすんだなと楽しかった

その後夫と結婚してからはプロレスは全く見なくなり、野球に取って代わった

今回も読んでくださってありがとうございました

今日の富士山はひときわ綺麗です

天皇陛下のお誕生日おめでとうございます*\(^o^)/*