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無料競馬予想 8/14 小倉記念①週初め

今週は札幌・新潟・小倉の3競馬場開催。日曜メインの重賞はマイル別定G3の関屋記念とハンデ中距離G3の小倉記念の2レース。関屋記念に出走するダノンザキッドは好きな馬で中間坂路でも好時計を出していましたが、気性が荒くて捉えどころがなく普通に着外でもおかしくない馬なので、今回は小倉記念一本で行きましょう。

小倉11R 小倉記念<G3> 芝2000m

<1> レース傾向

夏のローカル中距離ハンデ重賞。荒れる要素は十分ですね。

コース分析と過去10年データ

小倉芝2000mはスタートから1角までの距離がそれなりに長くて、1角は緩やかに坂になっていてるので、スタートから勢いがつく200-400mが一番ペースが速くなって、400-600mで一旦ペースが落ち着く傾向。3角から最終コーナーの出口あたりまでが下り坂になっていて、ペースが上がって平坦な直線に向かう感じです。

小倉競馬場 芝2000m (by 競馬ラボ)
過去10年 レースラップと勝ち馬

その他の主な特徴

<小倉記念>
 ・馬券内は4~5歳の牡馬セン馬が多くを占める
 ・逃げ先行馬よりも上りが速い差し馬に良績
    (16年のドスローでも2・3着は中団から差してきた)
<小倉芝2000m>
 ・ 出走数は少ないが、モーリス産駒の成績が頭抜けて良い
 ・ 藤岡康太騎手、松山騎手の成績が良い

<2> 現時点の評価

◎候補 ジェラルディーナ

想定1番人気。小倉が大の得意なモーリス産駒で、どのレースでも上り最速クラスの末脚を遣ってくる馬。1800~2000mの持ち時計も速くて、信頼できる堅軸でしょう。ハンデ54kgは恵まれた印象。
<気になる点>
❶ 牝馬が過去10年で2着1回、3着1回のみ → 前走牡馬混合戦で結果を出している馬なので気にしなくてよいかな。
❷ 福永騎手が最近の重賞結果が振るわない → 1400m付近からロンスパを仕掛けていけば良いと思うんですが、今の福永騎手なら仕掛けどころで前が捌けずに届かないパターンは十分にある。中~外枠なら信頼して良いと思うが、内枠に入ったら少し見直しが必要。

☆候補 タガノパッション

前走の博多S<3勝クラス>を斤量55kgで1:57:5/上り34.7秒。同一条件でハンデ50kgなら1:57:0くらいで走れてもおかしくはない。昨年のオークス4着馬で現在は3勝クラスに甘んじてはいますが、ハンデG3なら一発あるかな?
netkeibaでは現在想定13番人気ですが、軽量ハンデで穴人気になりそうなので、当日は一桁人気だと思います。

☆候補 シフルマン

登録馬にガチガチの逃げ先行馬が少ないので、3着残しくらいのイメージで狙っても良いかも。鞍上がベレヌスで中京記念を逃げきった西村淳騎手なのもよいですね。アイリスSDでもロードベイリーフを3着に持ってきています。
ただ、これまで18戦している2000mの持ち時計が最速1:58:9なので、時計が不足しすぎですね…。まだまだ高速馬場想定の小倉で好走は厳しいかな💦

その他の想定上位人気馬

マリアエレーナ
近走は牝馬限定戦中心に先行してそこそこの脚を使って好走。1800~2000mの持ち時計が遅く、夏の小倉はクロフネ産駒に合うスタミナ馬場ではないと思うが、ここでも好走できれば秋のエリザベス女王杯で面白いか。それでも追切評価が「絶好調」ではないなら、紐評価以下になると思います。
ピースオブエイト
3連勝の1800mの時計は平凡。ダービーは初の多頭数&距離延長で惨敗。人気馬の中では特に危険なにおい。先週重賞勝利のホー騎手騎乗で、人気を吸って飛んで欲しいなぁ。ただ、追切をしっかり見た上で要否判断しましょう。
カテドラル
末脚確かだが2000mは少し長い気がする。前走は最終追切の評価も高くて、本番でも後方からひときわ強い競馬をして復活。夏は体調が良い模様。ハーツクライは小倉芝2000mのリーディングサイヤー。一時期調子を落としていたので全幅の信頼はできないが、紐には必ず入れましょう。
カデナ
8歳なのに前走上り33.9は軽視できないが、ベレヌスが平均以下のペースに落とした中での末脚発揮。年明けから使い詰めて今回が7戦目。同脚質のカテドラルを逆転するほどの伸びしろは感じられず、基本消しで。
ダブルシャープ
前走体調良くなく惨敗。7歳で使い詰めでは伸びしろはなく、基本消しで。

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