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ロススト 誕生日ロイド 性能評価

個性的なバッファー

誕生日ロイドさんはそのキャラクター性とも相まって、独特の性能を持つという印象を受けます。メリットと弱点が存在しますので、それぞれ確認してみましょう。

・ランスロット系の攻防アップとコスト下げ

「ランスロット」と名のつく機体の出撃コストを4下げ、戦闘中の攻撃力と防御力を50%上昇させるバフを付与することができます。この攻防バフは、正月カレンなどに見られる一般的なバフとは別に計算されます。そのため、最大値の2倍(100%)を超えてさらにバフを加えることが可能であり、これが最大の特徴と言えるでしょう。

・スキルチャージとKMFスキル対象数増加

出撃時に、KMFの通常攻撃範囲内にいる味方のKMFスキルゲージを約8割チャージし、さらに攻撃対象数を増加させるバフを付与することが可能です。地上や高台、遠近タイプを問わず、多くの敵に一度に大きなダメージを与えることができるため、殲滅力が大幅に向上することが期待されます。

・再配置時間が早くコストも軽い

マルチツールのロイドと比較して、覚醒により再配置時間が短縮される上、コスト効率も良くなっていますので、より実用的な上位互換のカードであると言えます。出撃に特別な「縛り」がない場合には、強力なバフの付与を繰り返すことができる、非常に有能な能力を持っています。

【メリット】 常時バフとスキルチャージ

ロイドの最大のメリットは、単に編成しているだけで攻撃力と防御力に50%のバフを付与できる点、そして効率的にKMFスキルゲージをチャージして味方が必殺技を放てる点にあります。これらの効果は、例えば、騎士団イベントでの火力の底上げや、「アキト連射」を行う際のダメージ値の向上など、様々なシーンで大きな恩恵をもたらす優れたものです。

【デメリット】 編成枠を確保できるか否か

誕生日ロイドは純粋なバッファーとしての役割を果たしますが、その最大の弱点は「編成枠を必ず1つ使用してしまうこと」にあります。その結果、編成をどれだけ効率的に圧縮できるか、また、強力なランスロット系の機体を十分に揃えることができるかどうかが重要なポイントとなります。
実際の使用シーンを考えると、全てのステージで活躍するわけではなく、「特定のステージで特に輝く」キャラクターであるため、一定の条件下でのみ真価を発揮する個性的なキャラクターと評価することができます。


【まとめ】 初心者さんか、突き抜けた上級者さんにオススメ

編成するだけでバフを受けられるという点では、手持ちのキャラクターが揃っていない初心者の方々に特におすすめです。このようなシンプルなメカニズムは、ゲームの序盤で大きな助けとなり得ます。
一方、ゲームに慣れてきて編成が一定の形に落ち着いている中級者や上級者の方々にとっては、既存の編成を変更してロイドを組み込むことが少し難しい場合があります。
全キャラクターをコンプリートしているような超上級者であれば、状況に応じてロイドの性能を最大限に活かすことが可能ですので、この層にとっては非常に価値のあるカードになり得ます。

ガチャを追うかどうかの判断は、自分の手持ちや目標、プレイスタイルを考慮して慎重に行うことが良いでしょう。

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