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ロススト バンドキャラ 性能評価

バンドC.C. (典型的守護キャラ)

バンドC.C.は、非常に高い耐久力とブロック能力を持った、優秀な壁役です。

・高い耐久力

バンドC.C.はゲーム内最高峰のHPとDEF値を持ち、さらに自身へのリジェネ(回復)とバリア付与、デバフの無効化スキルを所持し、ゲーム中でも最高水準の耐久力を発揮します。

・スタンによる足止めと優れたブロック力

バンドC.C.は、「攻撃範囲内の全ての敵」及び「ブロック中の敵」をスタン状態にできるため、高い足止め効果を発揮し、立ち回りを工夫することによって10体以上の敵を同時にせき止めるほどのブロック力を発揮することができます。そのため、現状ブロック能力においてはゲーム内最強の守護タイプと言えます。

・単騎出撃が可能

自己完結型の能力構成を持つため、他のバンド勢のバフサポートを必要とすることなく、単独で出撃することが可能です。近接火力も500%と中間層で、専用機ガウェインでの出撃が主となるため、比較的安定して雑魚を処理していくことが可能です。バンドルルの補助を受けることなくステージに出撃できる点は、大きな魅力の一つでしょう。

・典型的守護タイプ

バンドC.C.の足止め能力は守護タイプ最強です。
しかし、敵をブロックして耐久し、殲滅タイプが活躍する時間を稼ぐのは、守護タイプとしては「当たり前」の要件。このキャラクターが強いのではなく、「他の守護タイプが弱すぎる」という見方もできるため、単純に強いキャラクターと評することはできません。
手元に耐久キャラが皆無のユーザーや、全体の殲滅火力が不足している層にはオススメできるキャラクターですが、長らく「ブロック無意味」の環境に訓練され続けたユーザーにとっては、「ふつうの守護タイプが今さら登場したこと」には魅力を感じられないでしょう。

・「箱」には及ばない

敵をブロックし、耐久するという点において、「最強」を冠するのはこのキャラクターではありません。耐久値が無限でブロック数も無限、一斉のデバフ効果も受け付けない最強の盾、それは「箱」(障害物)です。よって、バンドC.C.は恒常キャラであるチャイナC.C.には及ばず、必須級とは言えないキャラクターになります。

バンドC.C.によって敵のせき止めが再評価された現在、最強の盾である箱を設置し、かつ、育成によってコスト回収まで担当できるチャイナC.C.は、「最強格・必須級」の評価を勝ち得るに至りました。

相対的に必須級となったチャイナC.C.


バンドスザク (殲滅サポーター)

バンドスザクは自身で一定の火力を発揮しつつ、味方にバフを付与していくサポートキャラとしての側面を有するキャラクターです。

・個人火力は控えめ

純粋殲滅タイプとしての火力はさほど高くなく、KMFスキルによるダメージは4万前後の水準に落ち着きます。スキル1によってKMFスキルをストックしたり、チャージが早かったりといった特徴はありますが、「3連射」を行ったとしてもダメージの期待値は4万×3の12万ダメージ、バフやクリティカルが乗った時の期待値も2万前後です。可翔式カレンが単発のKMFスキルで16万ダメージを安定して出せることや、「殲滅スザクガウェイン」がKMFスキル3発にスキルダメージの8万を乗せて17万以上のダメージを出せる点を考えると、アタッカーとしての魅力は少し霞みます。

・コードブラックへの攻撃バフ

「コードブラック」所属の味方に対して、攻撃力とKMFスキル威力にバフを乗せることができます。一見すると大きな数値のバフがのりますが、スザク本人は2重のバフが乗っても前述の通りの火力に留まり、バンドC.C.はスタンとブロックが主な仕事となるため火力補助をさほど必要とせず、バンドルルも空明蒼月に搭乗すればバフ無しで安定火力を個人で発揮できるため、あまり魅力がありません。コーネリアのように「味方全体」ではなく、「バンド限定」と縛ってしまったのが非常にネックで、評価に大きく傷をつけるポイントとなりました。
また、スザク本人が介助を必要とするキャラであり、火力面ではバンドルルの速度バフを、コスト面や耐久面でバンド主人公のサポートが求められてくるため、編成の優先度は一気に下がってしまいます。

・中途半端なキャラ

単独出撃するにはスペックが物足りず、「バンド編成」に組み込んでも枠を使う程の活躍がきるかが微妙なラインのスペックです。「生徒会編成」まで視野を広げれば完全にお荷物となってしまうため、必須級どころか「強い」部類に入れていいのかさえ判断に迷います。唯一見るべき点は遠近火力が安定して使い分けられる点ですが、総合的には「全てのユーザーにオススメしたくない」という珍しいキャラクターです。


バンド主人公 (最強の戦闘突撃)

突撃タイプには「コスト回収特化型」と「戦闘兼任型」がありますが、後者の「戦う突撃」のジャンルにおいては最強格のキャラクターとなります。

・出撃コスト0型の突撃タイプ

低コストで出撃し、以降、未配置キャラ1体の出撃コストが0になる、ネリス型の突撃タイプです。突撃タイプの中では珍しいタイプのコスト回収形態のため、運用には多少の慣れが必要かもしれませんが、コスト収支能力は非常に高いので単純な突撃タイプとしても優秀です。

・バンドのコスト下げ

☆3突撃シャーリー同様、バンド勢の出撃コストを軽減し、自身は最大で14コスト減じた状態での出撃が可能です。シャーリーと共に編成してコストを大きく稼いでもいいですし、シャーリーの代役として編成枠を圧縮することもできるため、優秀な上位互換キャラと言えます。

・そこそこの火力とバフ

突撃タイプとしては非常に高い火力と、中堅程度の耐久力を有しています。「居座り型」のサブアタッカーとしては非常に優秀ですが、あくまでも突撃タイプですので、最高難度のメインアタッカーとしては、火力耐久力共に少しだけ物足りません。一方で、遠近両用でマルチに配置できる魅力があり、専用機も強力、今後も強力な専用機が追加されることが確定しているキャラクターで、バンド編成以外でもメイン突撃として活躍できるスペックを有しています。普段使いのレギュラー候補としても検討できるでしょう。
バフの内容は強力ですが、影響力はおまけ程度と考えるのが無難です。基本的にはバンドルルとセットで出撃し、序盤のアタッカーとして配置を整える役割を任せるか、或いは、突撃兼リジェネ役と割り切ってしまい、被弾しない位置から強力なリジェネを撒くことに専念するという運用も可能です。
また、「黒の騎士団リジェネ」の正月C.C.やミス・X、「ブリタニアリジェネ」の誕生日アーニャやシュナイゼルと並んで、「生徒会リジェネ」はこの主人公が担当となりそうです。

・汎用度は高い

バンドルルやバンドシャーリーと並んで、多くの編成パターンで使いやすい汎用性を有しています。担当できる役割も多く、編成枠圧縮に役立つ場面も多いので、万人にオススメしやすいキャラクターとなっています。

なお、「戦う突撃」ジャンルのなかでの現在環境最強はこの主人公(又は誕生日アーニャ)ですが、「突撃ジャンル」全ての頂点に立つのは、現状ブライダルナナリーです。
生徒会に優秀な突撃タイプが結集してしまっている点は、少しだけ主人公の評価に影を落とします。

執筆時環境で「最強」の突撃キャラはナナリー

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