ロススト 11章PUキャラ+α 性能評価
最強カレン(自己強化型汎用殲滅)
最強のエースカレンは、自分自身を強化しながら戦闘を行う純粋な殲滅タイプです。戦闘行動に特化した性能を持ちます。
・高いステータス
全てのステータスが非常に高く設定されており、どのようなシーンでも戦える構成をしています。
攻撃力は遠近共にゲーム内最高水準の1200%以上。intervalも速いので攻撃の回転率も良いです。
専用機の聖天八極式も環境最高火力を有するため、最終的なダメージ値も非常に高く、自己バフに加えて味方からのバフも貰いやすいので火力を発揮しやすくなっています。
また、聖天八極式は攻撃対象数が遠隔で4、近接で3体と非常に多く、攻撃範囲も広いので大量の敵を高火力で一気に殲滅することが可能です。
HPとDEF値の値も高く、加えて自前で被ダメ軽減と自己回復を持てるため生存性も高くなっています。
BOSSと正面対決したり、タイマンバトルでも活躍することが可能です。
また、近接の聖天八極式はブロック数も2と多く、敵を受け止める能力にも長けています。
・KMFスキルストック&威力増加&ゲージ増加
通常攻撃による戦闘能力も非常に高いカレンですが、KMFスキルによる殲滅力も群を抜いて強いです。
15秒ごとのスキルゲージ増加に加えて、自身の広い攻撃範囲と高速intervalからチャージが非常に速く、超過分のスキルは最大3発までストックすることが可能です。スキル連射が可能なことに加えて、戦闘中常時安定してスキルを撃っていくことができます。
また、攻撃バフとKMF威力上昇バフが自前で付与されるため、通常攻撃力とKMFスキルのダメージ威力がとても高くなります。
・聖天八極式の出撃時間緩和
専用機の聖天八極式は出撃できるまでに時間がかかりますが、この待機時間を短くして、近接で約10秒、遠隔で約30秒で出撃できるようになります。
聖天八極式専用のスキルとなっていますので、原則として最強カレンは聖天八極式での出撃一択となります。
紅蓮 聖天八極式
・高い殲滅力
紅蓮聖天八極式は、遠近共に非常に高い殲滅能力を持つ強力なKMFです。
攻撃範囲が非常に広く、攻撃対象数もとても多く設定されています。
遠隔の八極式は、アフラマズダの上位互換機です。
通常攻撃の範囲と攻撃対象数4体はアフラマズダ同様ですが、基礎ステータスは約2倍となっており、浮遊タイプであるため配置の制限をほとんど受けず、方向転換も可能です。
KMFスキル範囲もアフラマズダよりも正面に1列長くなっており、大量に敵を巻き込むことが容易になっています。
近接状態は様々なKMFの「良いとこどり」をしたような性能です。
攻撃範囲は「凸」型で、正面は槍タイプのように長く、トリスタンのように左右レーンに攻撃することが可能で、月下のように側面の敵を処理することができます。実際の戦闘では他のKMFよりも、体感でワンテンポ早く敵に反応してくれるため、非常に使いやすい攻撃範囲をしています。
また、攻撃対象数が3体もあるのは非常に多いです。ブロック数も+2あるため、ステルス敵を受け止めるようなシーンでも安心感があります。
KMFスキル範囲はアレクサンダ(アキト)をさらに広くした形で、正面に広く攻撃できることはもちろん、後ろにすり抜けた雑魚や側面から出現したBOSSにも対処可能です。
・ロマン火力
聖天八極式はKMFスキル発動時にカンストダメージを限界突破することができ、加えて、避暑神楽耶などの限界突破効果を2乗に受けることが可能で、カレン搭乗(スキルlevel5)時はKMFスキルの攻撃倍率が20倍以上になるため、総計30万を超えるダメージを敵単体毎に与えることができます。
騎士団イベント討伐戦で超過ダメージを与えてハイスコアと称号獲得を狙ったり、戦艦やマークアリスといった時間制限付きのボスに瞬間的に大ダメージを与えて倒すといったシーンでの活躍が期待できます。
・コストが重くコスパが悪い
最高のスペックを有し魅力満載のカレン&聖天八極式ですが、燃費の悪さは最大の懸念事項です。
まず、コスト面がシンプルに重い。完凸虹凸改造MAX状態でも30以上の出撃コストを要求され、サヴィトリ等でコスト削減を重ねたとしても20前後という重量級です。複数体を作成して戦線に出すというのは、あまり現実味がありません。
また、単騎での殲滅能力は抜群に高いものの、チーム全体での費用対効果を考慮すると、燃費の悪さが目立ちます。
聖天八極式の運用には他キャラでバフを重ねることが想定されますが、例えば、カレン&サヴィトリ&決戦咲世子の3人で出撃する場合、「聖天八極式が3レーンを確実に処理できないと元が取れない」という状態になります。(他キャラ3人で3レーンを封殺できるなら、その方が燃費は良い)
そのため、10人編成のチーム全体での殲滅能力を考えた場合、聖天八極式が損益分岐点を越えて活躍できる編成の組み合わせを用意するのは、意外とシビアです。
限定キャラの多くが「自己と味方全体をサポート」してトータルで殲滅力のコスパを高めてくれる一方、カレンと聖天八極式のコスパはあくまで恒常キャラの域に収まっていると言えるでしょう。
(よって、殲滅スザクやアキトほどの優位性は持ちません)
結論として、聖天八極式は最強格のKMFではあるものの、複数体を出撃させる魅力は薄いです。編成の内に1体が原則、2体以上の編成には慎重な態度が求められます。
他方で、雑魚敵やヘリの殲滅能力は非常に高いです。
蜃気楼が敵を正面から受け止める能力に長けているのに対して、聖天八極式は敵(又は味方)の側面から攻撃することで多くの対象を巻き込んだ規格外の活躍することが可能です。
空中戦やスコアタでも比類なき力を発揮するので、活躍シーンをしっかりと選んで、単騎での活躍を極めることが理想的な使い方の一つでしょう。
ぼろ雑巾ロロ(疑似連射タイプ)
・連射によるボスキラー
ロロの役割はシンプルで、出現したボスを足止め(実質本人が無敵)しつつのKMFスキル連射によるボスキラーです。
敵のスキルを無効化できる点も結果的に与ダメージ量へと帰ってきます。
限定キャラのマークアリスナナリーや蝕みの白水着C.C.をゲットできなかった方は、代用キャラとして採用することができます。
火力面は優秀ですが、敵を倒すまでのコスト消費量は多くなるため、恒常キャラと割り切ってコスト管理をしながら上手に運用しましょう。
決戦咲世子(カレン補助)
・器用貧乏
様々な効果のスキルを持って登場した咲世子ですが、実際に編成して運用してみると使い辛さが目立つ印象を受けました。実装時期的にも、聖天八極式の補助と割り切って使う方が無難でしょう。
・範囲ステルス
ハロルルやハロマリーのように常駐型のステルス要員として配置することが可能です。
一方で、本人の戦闘能力があまり高くなく、特に耐久面に不安があるため、再配置時間の「早い」と配置時コスト回収を活かして出撃撤退を繰り返す、ディートハルトの上位互換としてのステルス要員とするのも有用な選択肢です。
・ナナリーとカレンのバフ
「編成中」のカレン&ナナリーに対して、常時、HP上昇バフとコスト下げ効果を与えることができます。また、カレンが聖天八極式に搭乗時は出撃待機時間(20秒/60秒)を3/4に短縮することができます。
最強カレンを騎士団イベントで早期出撃させることを狙ったり、各種カレンを聖天八極式で出撃させるのに便利です。
・コスト回収性能が悪い
突撃タイプとしての本来の役割であるコスト回収性能は、かなり悪いです。カレンやナナリーのコスト下げを考慮してもなお悪いです。
そのため、使いにくさが目立ちます。
基本的にはカレン聖天八極式とセットで出撃するキャラとなりますが、最強カレンは時間短縮を受けなくて無難に出撃することができ、他カレンで聖天八極式出撃をするには最強カレンほどの魅力が薄く、複数体出撃にはコスト面の不足が大きすぎるため無理に編成するメリットがありません。
カレン聖天八極式を出撃させ、かつ、ステルスも必要なシーンでなければ、それほどの活躍は期待しにくいでしょう。
誕生日ヴィレッタ(ブリタニア軍の最強修理)
・「使える」修理
ミラさんのnoteでは何度も繰り返し伝えていますが、ロスストでは修理は不遇です。弱く、なるべく編成したくないのが修理タイプです。
そのような中、躍り手C.C.と並んで編成価値のある数少ない修理タイプの一つとしてヴィレッタのカードが登場しました。
・シンプルに使おう
使える修理、されど、所詮修理です。難しいことはせず、シンプルに味方の後ろから回復を当てましょう。
まず、通常回復能力。遠近共に回復力が高く、intervalも速いため、ステージを選ばず活躍できる優秀な回復役です。
次にリジェネ。スキル範囲内の味方全員にリジェネを付与できます。「出撃期中の味方全体」でないことは踊り手C.C.に劣りますが、限定バンド主人公のようにリジェネを撒けるのは使い勝手が良いので魅力の一つです。
さらに、被ダメージ軽減。倍率は0.8倍と少し控えめであるものの、出撃中の味方全体へと効果が及ぶのは踊り手C.C.と同様とても有益な効果です。
最後に、KMFスキルゲージ増加。味方を回復した際に少量のKMFスキルゲージを増加させます。「味方が被弾する前提」と「ブリタニア軍は加速しにくい」というネックはありますが、KMFスキル補助は非常に便利なスキルですので、おまけ効果としては十二分にメリットがあります。
・踊り手C.C.未所持ならオススメ
誕生日ヴィレッタは現在のロススト環境で明確に2位の優秀な修理タイプです。
ダントツ1位の踊り手C.C.を持っておらず、味方の回復に不安を感じているユーザーさんであれば、積極的に採用してよいカードの1枚と言えるでしょう。
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