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ロススト 「最強編成」 分解解説

ロスストの「最強編成」に関して多くの関心が寄せられたため、今回は「編成の考え方」の延長として、最強編成に関する記事を掲載します。
各キャラクターの性能だけでなく、組み合わせのシナジーにも焦点を当てていきます。


ミラさん版最強編成2024/8

・テーマは「殲滅力」の追求

ロスストにおける「最強」にはいくつかの考え方があり、どのような完成形を目指すかは人それぞれです。
ミラさんの場合は「圧倒的火力」、すなわち、より多くの敵を粉砕できる殲滅力の追求をテーマとして、編成を組み立てています。

分析① 猫C.C.

24年8月現在、編成の中核を担うのは限定アリスシリーズの1枚、チェシャ猫C.C.(突撃)です。水着主人公の補助を受けて戦います。
最大の特徴は「KMFスキルを撃つ毎にコストを回復できる能力」。
水着主人公の「KMFスキル条件緩和50%」のバフを活かして、KMFは☆4アヤノ機に乗ることで、KMFスキルの無限連射と無限コスト回収を実現しています。
理論上、攻撃範囲内に敵がいてくれさえすれば、一人で全ての敵を殲滅できる圧倒的殲滅力を有します。それでいて、突撃タイプとしてのコスト回収の仕事もする、編成の中核です。
コスト鬼回復の関係でアヤノ機に乗っていますが、本来の専用機であるニャウェインで正面横5列を薙ぎ払うのも普通に強いです。空中でも活躍できるのは魅力ですね。


分析② 水着主人公

猫C.C.のサポーターとして外せないのが、限定水着主人公(殲滅)です。
C.C.の補助として採用した1枚ですが、クラリスさんの登場で本人も圧倒的火力を発揮するようになりました。
専用機のペンデュラムは紅蓮聖天八極式やランスロットアルビオンと並ぶ強力なKMFで、出撃クールタイムなしで発進できるのも魅力的です。
メインの猫C.C.が近接なこともあり、遠隔で出撃してヘリの処理を担当してもらうことが多いですが、ステージに合わせて近接を選択し、トリスタン範囲のKMFスキルを連発する戦い方も可能です。
基本的には猫C.C.に攻撃を担当してもらうため、主人公は放置となりますが、通常攻撃力も高く、KMFスキルに至っては10万超えのダメージを5連射できるエース級アタッカーです。
C.C.と主人公の2人で既に殲滅火力は過剰の域にあり、たまに気が向いた時に砲撃するか、配置を失敗した時のカバーに回ってもらう程度の仕事しかさせていません。かなり余裕を持って遊べるようになります。


分析③ 踊り手C.C.

ヒーラー,サポート系として外せないのは踊り手C.C.(修理)です。
編成しておけばとりあえず味方は落ちません。(ダメカ2乗とリジェネが全体に入るためです)。落ちた場合は特殊なケースなので、個別対応で問題は解決します。
リジェネが強いので、必ずしも攻撃(回復)範囲に味方を収める必要はありません。本人も固いので、敵からの被弾を気にする必要もなく、適当に配置できます。
さらに、水着主人公のバフによってKMFスキルが撃ちやすくなっており、スキルストックも1つ乗ります。単純火力は猫C.C.よりも高いので、適当にスキルを撃つだけでも強力な殲滅力を発揮します。
編成中の他キャラが強すぎるのであまり攻撃には回りませんが、真剣に取り扱えばエースアタッカーも狙えます。
油断してヘリなどが抜けていった時に、方向転換して落とすのに便利です。


分析④ シン

編成中最強のアタッカーが、シン・ヒュウガ・シャイングになります。
並み居る限定キャラを押しのけて、恒常出身の地上最強の男がエースとなりました。
現状、シンの力を最大限に発揮するために他キャラは編成されていると言っても過言ではありません。
できればジャンと一緒に出撃したいのですが、ジャンはだいぶ弱いのでベンチ入りとなりました。編成枠だけでなく出撃枠も割かれるのがネックになっています。
シン最大の魅力は、KMFスキルによる超火力連射……ではなく、スキル2による全体固定ダメです。敵全体への3万ダメによって、たいていの雑魚は1撃ですし、ヘリもステルス敵も落とすことができます。
もし「撃墜数」というスコアがあるのなら、彼がダントツの1番となるでしょう。
攻撃の届かないボスに対してもスキルによってダメージを与えることができ、また、KMFスキル発動によって自前で行動速度をMAXまで加速することができます。攻撃が通らない相手に対しても無駄に連射を撃ち込むのは、バフや固定ダメの面でそれなりにメリットがあるからですね。
当然、近づいてきた敵は圧倒的火力で確殺できますし、耐久力もかなり高いので落とされる心配がほとんどありません。
数少ない弱点は、空中ステージに出られない点と、自爆敵を一度に落としてしまうので事故が起こりやすい点でしょうか。火力が高すぎるのも考え物のようです。

分析⑤ バンド主人公

シンや水着主人公、アリスナナリーはコストが重いため、出撃サポートに必須なのがバンド主人公です。出撃時に「次に出撃するキャラ1体」のコストを踏み倒せるため、コストの重たいユニットを配置するのに非常に便利です。
また、20秒経過によって同様の効果を再度得られるというのも大きな魅力です。最近のコスト重量化環境では、🍊型のコスト回収役よりも優秀な役割を果たすことが増えてきています。
スペックとしては少し弱めなので、あまり殴られない位置に配置しています……というと、待った!の声がかかりそうですね。普通に強いです。ボスとも殴り合えるポテンシャルを持っています。
クラリスさんの効果でスキルストックが3回あり、かつ、空明蒼月だとスキルで敵をスタンさせるため、3秒間隔でスタン嵌めをしていけばどのような敵も完封してくれます。
ただ、この子に敵を倒されてしまうと、猫C.C.やシンのエサが無くなってしまうため、後ろでリジェネを撒いて大人しくしてもらっています。
踊り手C.C.のリジェネにバンド主人公のリジェネまで加わるため、この子の周りは一層耐久力が増すという副次効果があります。
レーンを塞ぐのをうっかり忘れた敵を倒してもらったり、終盤に残ってしまった敵を再出撃で倒しに行ってもらうのにも便利です。


分析⑥ 踊り手ルル

踊り手ルルは編成の加速役として採用しています。
現在の編成では「所属」が完全にバラバラになってしまうため、ルルによる「女性加速」によって全体を加速しています。そのため、主人公の性別は必ず女性指定です。
加速倍率が1.25倍と少なめで、本人は加速できないデメリットがあり、若干の物足りなさは感じますが、中核アタッカーがコスト消費によっていつでも必殺技が撃てる「連射系」であるため、KMFスキルで速度を補うことが可能です。
とはいえ、よほどの固さと物量でこられない限り、速度不足を感じることもありません。
贅沢にもバフ役として採用していますが、本職は殲滅タイプなので火力は非常に高いです。
実質無敵のバフに蜃気楼や零陽炎といった強力な専用KMF、スキルストックによる3連射と、普通にエース級アタッカーです。
メイン火力にしている子たちの火力が高すぎることと、他バフが無い状態だとヘリ処理が若干不安定になるためにサブアタッカーにしていますが、普通に主役もできる子です。ダモクレスに乗せても面白いのですが、出撃枠を圧迫してしまうため現在の編成では採用できないでいます。


以下、オマケの子たち

オマケ、というには錚々たる面々ですが、現在の編成では2軍候補となる子たちです。他のキャラに置き換えても特に問題がありません。

・クラリスさん
主人公が複数編成されているので、バッファーのクラリスさんを採用しています。修理の2枚目としても普通に便利です。
猫C.C.とシンでほぼ全ての敵を倒せる勢いがあるので、いなくてもいいのですが、編成すると主人公の火力と耐久力が見違えるため、全体の殲滅力が大きく向上します。
現在の編成中にはルルしか加速役がいないため、天使ユフィや天使シャーリーに倣って、クラリスさんも加速もっていたらなぁとは、ちょっと思います。

・マークアリスナナリー
超強いです。連射するしスタンするし、持続ダメまで与えます。超強い。
文句なくエース級アタッカーなんですが、猫C.C.とシンに敵を倒してもらうために中衛~後衛でバリアを撒く仕事に回ってもらっています。ど〜〜しても倒しきれなかったヘリや特殊的がいた場合に、最終防衛ラインとして攻撃します。保険も保険、最後の砦、完全なる過剰戦力です。

・BD神楽耶とクリパスザク
正直、他に編成したい子はいるんですが、ステージの「出撃可能枠」は原則としてMAX9体に設定されている関係で、居座り系と出撃撤退系を8:2で編成するしかなくて採用しています。
神楽耶様は普通の突撃なのでコスト回復要因。バフとデバフは、すでに皆強いのでオマケ程度です。ストップに至っては逆に時間かかるだけなので、使わないかもしれません。高速再配置も「えー、自前でMAX持てないの?」という贅沢な感覚。優秀ですが、現在代用キャラを探し中です。
クリスマススザクも、完全にサブサポーターです。組み合わせ的には神楽耶と嫁ナナリーの方が良さそうな印象も受けますが、話がサブの領域なので特に突き詰める環境でもなく、まあ、保険でリレイズ撒いとけばいいかな、という理由で採用しています。運が良ければコスト踏み倒しで展開が早まるのと、HP上昇効果で安定が増すメリットを持っていますが、通常であれば垂涎もののバフ効果も既に完成されつつある戦力の前では霞んでしまています。


今後の展望

現在の「最強編成」で足りない部分は、加速、攻防バフ、出撃枠踏み倒し、等です。そのため、これらのバフを持つ優秀なキャラが登場した際には積極的にガチャを回して採用していきたいと考えています。
加速役は、マリアンヌのような全体加速が是非とも欲しいところ。マリアンヌは強力ですが、出撃枠を1つ潰してしてまで採用するメリットを感じないため触っていません。また、女性加速であっても加速倍率の高いキャラは候補に挙がってくると思います。
攻防バフは、サヴィトリのようにパッシブで全体に撒けることが条件。計算式の関係で一時下火になった攻防バフですが、最近は火力と耐久の底上げとして再度注目が高まってきていますので、是非とも登場を期待したいところです。基本中の基本のバフであり、特に固い雑魚を相手にする際の安定感が増します。
出撃枠踏み倒しは、ダモクレスなども登場したので特に注目しています。出撃撤退型を使わない「10体出撃編成」は火力を次のステージへと押し上げるため、是非とも実装して欲しいですね!

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