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ロススト GW遠征EXTRA7分析

・GW遠征は「基礎」がいっぱい!

「難易度が高め」とされる本年のGW遠征ですが、内容を分解して見ていくと非常に基礎的な要素が盛りだくさんのステージです。
細かく分析し、オススメのキャラやKMF、スキル等をおさらいしていきましょう!


自爆

はじめに、今回大量に出撃する「金サザ」の最も厄介なスキル、「自爆」に関してです。
防御貫通/割合ダメという複合スキルであるため、対策が無い場合、どのようなキャラであっても「4体を巻き込んで自爆」されると確実に死亡してしまいます。

対策は主に2つ、複としてさらに2つです。
まずは主たる対策。「ステルス」と「バリア」があります。

①ステルス

自爆対策として「ステルス」は基本の基。ステルス中は自爆によるダメージを完全に無効化できますので、最も簡単な自爆対策には「ステルス」を選択しましょう。敵からの狙撃攻撃を防げるというメリットも得られます。

・オススメキャラ(1) ハロルル

「初代人権キャラ」、ハロルルです。
出撃させるだけで攻撃範囲内の味方に常時ステルスを付与し、さらに一定の攻撃力も持ち、おまけで味方全体を高速再配置する優秀なキャラです。
最近は「ステルス剥がし」によって人権をはく奪されていましたが、今回のGW遠征では常駐が可能であり、比類なき力を発揮します。
さらに、蜃気楼があればヘリの処理も同時に可能。
「シュネーに狙撃されない」というのも非常に大きなメリットです。

・オススメKMF(1) 蜃気楼

もはや「人権KMF」の蜃気楼。
一家に一台蜃気楼。
ショップで買えるので、EXTRA攻略で未所持は、ちょと考えられないです。
まず、攻撃範囲が広い。スキル範囲はもっと広い!
GW遠征ステージ7では、敵ヘリに攻撃を届かせるために必須級であり、スキルによる大量殲滅力は物量戦において非常に強力です。
さらに着目すべきは防御面。単純にDEF値が高いことはもちろん、ハロルルや、後述の周年ルルなど、「シュネー等に狙撃されると落ちるキャラ」が攻撃ダメージ無効スキルによって耐久することができるようになります。
攻防一体の最強格KMFと言えるでしょう。

・オススメキャラ(2) 突撃咲世子

ステルス係のオススメキャラその2は、突撃咲世子さんです。
ディートハルトの上位互換。範囲内にステルスを付与し、コストまで回収してくれるので非常に便利です。☆4とは言え恒常キャラですので、「ステルス」といえば基本的には咲世子さんを選ぶのがベターです。
「出し入れ型」で敵に落とされる心配がないことや、状況に応じてステルス付与の対象を選べるのは、ハロルルにないメリットです。

②バリア

対策の2つ目は、「バリア」を付与すること。
例えば、HP100%分のバリアを付与していれば、敵からの自爆ダメージがキャラの最大HPを超過する致死ダメージであっても、相殺して生存することが可能です。
自爆ダメージ以外の攻撃に対しても幅広く効果を及ぼせるのはステルスにないメリットですが、「常時無敵」というわけではないので、戦略的な運用が必要になるという点では上級者さん向けの選択となるでしょう。

・オススメキャラ3 策略シャーリー

編成中のルルーシュに超絶バフを盛りつつ、出撃時に「KMFスキルの」効果範囲内にバリアを付与することができます。非常に総合力の高いキャラクターなので、バリアで補助をしつつ攻めの姿勢を重視したい場合にオススメです。

・オススメキャラ4 殲滅スザク

もはやロスストの代表キャラ、殲滅スザクです。
近接ガウェインに乗せて、スキル連打してください。
殲滅力が非常に高いことは多くの方の知るところでしょうが、殲滅スザクの魅力はその生存能力にもあります。
その根拠となっているのが、「ガウェインのスキルを撃つ度に自身にバリアを張れる」こと。
結果的に、防御力が売りのはずの守護タイプを差し置いて、圧倒的防御性能を発揮します。殲滅スザクにステルスを付与してしまえば、まずやられることなく敵を圧倒することが可能です。

なお、覚醒段階は「9」で止めるのがオススメ。
覚醒を進めてHPを上げてしまうと、スキル2の依存ダメージが減少し、逆に弱くなってしまうので要注意です!

KMFスキルの対象数増加を含む、その圧倒的殲滅力は、後述の「すり抜け」敵に対しても圧倒的アドバンテージを持ちます。GW遠征EXTRA7では、下のボスモニカのレーンを担当することで、大量の金サザを1人で処理し、ボスも処せるという大活躍をしてくれます。🤗

③スタン

スタン中は敵の自爆スキルが発動せず、安全に倒すことができます。
味方がステルス状態でなく、周囲に大量の自爆敵が固まった時には、スタンを付与して一気にスキルで殲滅するのが得策です。

・オススメキャラ5 バンドルル

スタン系は基本的にルルのお仕事ですが、中でも強いのはバンドルルです。
一定時間ごとに敵をスタン、自身と生徒会を加速、味方全体のKMFスキルゲージチャージと、圧倒的バフデバフ能力に加えて、本人も高い殲滅能力を持っています。
後述の周年ルルとの相性もよく、また、生徒会編成やバンド編成にこだわらずに単体出撃して真価を発揮できる稀有なキャラクターとなっています。

・オススメキャラ6 バンドC.C.

敵のスタンと自身へのバリア、さらにHPの自己回復まで持つ、「守護タイプ最強」のキャラです。殲滅スザク同様、近接ガウェインでのスキル連打運用が基本となり、圧倒的な生存性と敵の足止め能力を有します。
上手に運用すればバフも回復も受けずに生存することが可能であり、編成の自由度を大いに高めてくれます。
GW遠征ステージ7では、上部敵ジノのレーンを完封し、工夫次第でシュネーまで抑え込むなど、立ち回りの中核となるキャラの1つとなります。
なお、スタン付与効果は攻撃範囲だけでなく、ブロック中の敵にまで波及します。方向転換を上手に利用することで、さらに強さを引き出せるカードです。

・オススメKMF2 ガウェイン

編成でガウェインを使わないということは、まず無いでしょう。それくらいの必須KMFです。
入手機会も比較的多く、ショップで買うこともできます。
前述の殲滅スザクやバンドC.C.の愛機であり、ルルやC.C.の専用機であり、地上限定ステージでのバッファーやボムを担当することもできます。
改造段階は遠近で9のものを1体は保持したいですし、可能であれば(無改造でも)2~4体はストックしておきたいKMFです。

・オススメKMF3 空明蒼月

高いスペックに加えて、敵をスタンさせる能力をあわせ持ちます。
近接ガウェインと違って自身のHPを消費せずにスキルを撃てる分、生存に安定感があります。
配布KMFなので全てのユーザーが入手可能であり、主人公専用機ではありますが、たいていの近接殲滅タイプは乗りこなすことが可能です。

【番外】 狙撃

対自爆対策の番外は、「あたらなければ、どうということはない」という、超脳筋殺法です。
自爆の効果範囲はあくまで隣接マスのみですので、例えば、近づかれる前に撃ち殺してしまう、或いは、無敵系スキルでゴリ押してしまう、といった対処も可能です。
邪道といえば邪道でしょうが、あなどれない選択肢ですので、一考の余地は大いにあります。

・オススメキャラ7 正月ルル

正月ルルに蜃気楼というセットは、どのようなシーンでもオススメです。
通常攻撃範囲が広く金サザを遠方から安全に狙撃でき、大量に沸くヘリを殲滅することも可能です。
KMFスキルの条件緩和によって蜃気楼のスキルをコンスタンスに撃つことが可能で、翻って、ダメージ無効のバフを得られるので生存性能も高くなります。
スロウのスキルはゴール近くまで敵を引き寄せるシーンで非常に優秀ですし、低コスト出撃できることも大きな魅力です。

シャーリーやバンドルルとの相性も良いため、正月ルルを火力の中心として編成を固めていくというのは、1つのシンプルなパターンとなります。
なお、恒常キャラで狙撃を考えるなら、例えば、アキトを中心としたPT編成等がオススメです。
アキトは遠隔専用機での連射が基本となりますが、蜃気楼による運用にも適性がありますので、様々に工夫してみましょう!

・オススメキャラ8 踊り手ルル

無敵でゴリ押す、というなら、例えば踊り手ルルです。
実質的無敵状態なので、自爆敵だろうが何だろうが、完全放置で安全に処理していくことが可能です。
蜃気楼に乗ってのスキルストックは、今回の遠征のような物量戦において、任意のタイミングでスキルを撃ちやすいという点で非常に優れています。
恒常キャラでは、例えば、オルフェウスが実質無敵キャラとして採用することが可能です。


加速

GW遠征で注目すべき2つ目の論点は、敵の加速バフです。金サザとヘリが突然「ギュン!」と加速して驚いた、という方も多かったのではないでしょうか?
また、加速されると、単純に「スマホの操作が追いつかなくて大変」という技術的問題まで生じます。
とかく、クロヴィス兄様には、早めに退場してもらうことが肝要です。

・オススメキャラ9 周年ルル

敵ボスの早期駆除で始めに注目すべきは、「割合ダメージ」です。
割合ダメージは、基本的にはルルーシュのお仕事。恒常キャラならばゼロルルがベターです。

一方で、復刻もあって認知度が高い強キャラは周年ルルーシュ。
発動タイミングに少しクセはありますが、敵全体への継続ダメージは唯一無二のスキルであり、ブリタニア系KMFへのデバフ効果も非常に強力です。
基礎スペックもまだまだ現役を張れる水準を維持していますので、零陽炎や蜃気楼に乗ればエース級の活躍をしてくれます。
GW遠征EXTRA7では、初手で出撃させておくだけでクロヴィスとシュナイゼルがベストタイミングで落ちるという完璧な接待を受けていました。

その他、割合ダメージ持ちとしては、☆3卜部さんなどがいます。今回は編成枠の関係もあってあまり見かけませんでしたが、「ボス処理には割合ダメージ」は常に意識したい項目です。


持続ダメージ

味方の割合ダメージの有益性を記載しましたが、今度は「敵からの割合ダメージ/持続ダメージ」の危険性についてです。
敵から受ける持続ダメージの厄介なところは、味方がステルス状態でも貫通してダメージを与えられてしまう点。そのため、基本的には修理タイプの配置が必須となります。
持続ダメージは長期戦になるほど影響力が大きくなるので、やはり、このデバフスキルを持つボスは早期に倒してしまうことが望ましいです。

オススメキャラ10 踊り手C.C.

修理タイプからのオススメは、踊り手C.C.一択となります。
後述の被ダメ軽減に全体リジェネも合わせ持ち、ルルのKMFスキルゲージもチャージしてくれるため、蜃気楼のスキルが一層撃ちやすくなり、トータルの殲滅力&耐久力が一層底上げされます。敵からのデバフスキル無効の能力によって、持続ダメージの影響を受けないというのも魅力の一つです。
また、敵全体をスロウさせるデバフ効果も影響力が絶大。
上記「加速」の項目で敵の速度上昇が厄介であることを述べましたが、反比例して、敵の行動速度低下は味方にとって非常に有利です。
(なお、スロウ系の代用キャラには、98代皇帝シャルル陛下がいらっしゃいます!)

その他、修理タイプで代用キャラを探す場合は、バンドルルを編成することを前提として、水着シャーリーやバンドミレイ、メガネスザク等が一応の代案として候補に挙がってきます。

すり抜け

特筆して対処したい敵の4つ目は、「すり抜け」です。
すり抜け敵への対処方法は、基本的には「スキル連射」となり、前述の殲滅スザクやバンドC.C.といった「ガウェイン適正」のあるキャラクターが戦線を担当することになります。
ガウェインが必須級であることを改めて確認し、HPが6000以上あるキャラクターの重要性に着目していきましょう。
次点の対処法としては、スタンして足止めしている間に倒す、といった方法があります。

オススメKMF アレクサンダ・ヴァリアント(アヤノ)

連射系KMFからのオススメは☆4アヤノ機です。
コスト消費で全キャラが任意にスキル発動できる点が魅力的。
長期戦ではコストは余るので、アヤノ以外のキャラクターでも比較的連射が容易です。
遠隔アキト機も連射の代名詞ではりますが、キャラはアキトでないと連射できない点は注意が必要です。
今後も、連射系KMFが登場した際にはチェックを厚くすることが重要でしょう。

なお、連射系に慣れた人が次に着目して欲しいのが「ダメージ量」です。
アヤノ機であれ、殲滅スザクガウェインであれ、EXTRAクラスでのスキル1発あたりダメージ量は個体に対して平均2~3万程度です。
一方で、例えば蜃気楼がスキルを撃った際の与ダメージは個体に対して5~6万平均と、おおよそ倍になり、かつ、バフが盛られるに比例して与ダメージ倍率は開いていきます。
一例ですが、連射5発分以上のダメージを蜃気楼等が1発で与えられるようになると、殲滅能力としては連射キャラを凌駕するようになりますので、単発の火力を重視するという視点も重要です。
そして、やはり幅広い面で蜃気楼は重要な働きをするという点は重ねて抑える必要があるでしょう。

狙撃

敵からの狙撃も、非常に厄介です。
特にシュネーはクリティカル率が高く設定されており、対策なしだとあっという間に味方の重要なサポーターを落として戦線を崩壊させてきます。

・被ダメージ軽減

敵からの狙撃対策としては、ステルスか被ダメージ軽減があります。
ステルスについては既に述べたので、ここでは被ダメ軽減に注目しましょう。
例えば、実質無敵等のバフによって「狙撃されないようにする」という対策は、意外と実現難度が高いです。
半面、被ダメ軽減キャラは最近十分な数が補充されており、かつ、効果が無限に重複して機能する稀有なスキルとなっていますので、攻撃されても落とされないレベルまでダメージをカットしてしまうというのはとても有益な対策です。
現在の環境においては、約0.7倍(3割/30%削減)の効果を3重付与することで、多くの状況から味方を守ることができます。


・オススメキャラ11 策略ユフィ

殲滅スザクと同時に実装され、「人権」の名を欲しいままにしているキャラクターが策略ユフィです。
基本的には、被ダメ軽減はユフィによる重ね掛けが中心となりますが、今回のGW遠征EXTRA7ではマップの形状の関係から採用しにくい状況となっていました。
「フィールド全体」に被ダメ軽減バフを撒けるキャラの重要度が増してきていますので、先にオススメした策略シャーリーや踊り手C.C.などは再チェックが必要な重要なカードとなっています。


まとめ

・敵にやられて嫌なことは、敵にとっても嫌。やられたら、やり返せ。

ロスストでは、初心者はヘルプを読むべきではありません。
界隈で「ロススト語(構文)」と揶揄されるほどに、文章から効果を読解することが困難だからです。そのため、実戦から学ぶことは非常に多くあります。
今回GW遠征では、味方にとって非常にやっかいな敵が勢ぞろいしており、難易度を高めていました。それらは、自爆/ステルス/バリア/スタン/狙撃/加速/割合ダメージ/すり抜け/狙撃/被ダメ軽減,、のスキルを持った敵たちです。

一方で、苦戦させらたスキルというのは、攻略側が利用すれば非常に有利になるスキルです。
味方キャラクターの性能をチェックすることも重要ですが、時には敵の性能から学べることも多くあります。
自分がやられて嫌なことは積極的にやり返して、ロスストの世界を軽快に楽しみましょう!🤭

なお、今回の記事では、遠征用に新規実装されたキャラ、爆散🍊/カラス/モニカにはあえて触れていません。
特攻のはずなのに「オススメキャラ」に抜擢されなかったことから、その性能に関しては察してもらえれば幸いです。

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