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ロススト 新殲滅カレン&スザク+KMF 性能評価解説

新殲滅カレン(火力&耐久インフレ)

・圧倒的攻撃力

殲滅カレンは圧倒的な遠隔火力インフレキャラとして登場しました。
バフ構成も火力特化となっており、カンストダメージをたたき出すための性能となっています。また、専用機紅蓮加翔式搭乗時は固定ダメージのキャップが8000→19999へと引き上げられるため、今まで殲滅スザクなどが担当していたカンストダメージ159999を超えて16万強のダメージを与えられるようになりました。

・対ラウンズ特攻

敵ラウンズ所属パイロットへの与ダメージを最大で2倍まで上昇させることができます。EXTRAステージで頻繁に登場する「すり抜けモニカ」などに対して大ダメージを与えることができますので、黒の騎士団パーティーの火力を一新するキャラクターと言えます。
この特攻効果は「攻撃力上昇」「KMFスキル攻撃力上昇」「被ダメージ上昇」「特定所属KMFダメージ上昇」「特定所属キャラダメージ上昇」とは別計算で加算されますので、対ラウンズ戦において簡単に高火力を発揮することができる仕様となっています。

・ブリタニアKMF特攻

1周年のアニバーサリーで登場した周年ルルが所持しているスキルです。
「味方全体」に対して敵のブリタニア所属「KMF」へのダメージが50%、重ね掛けで最大2倍まで上昇します。
このスキルも「攻撃力上昇」「KMFスキルダメ上昇」「特攻キャラ上昇」「被ダメ上昇」と別枠で加算され、加えて効果範囲が「味方全体」ですので非常に強力です。
既に周年ルルを普段使いされている方は強さを実感していると思いますが、周年ルルとカレンを同時出撃することで簡単にキャップの2倍まで効果を上乗せできますので同時出撃はオススメです。周年ルルを引けなかったというユーザーさんにもぜひオススメしたい、とても優秀なスキルとなっています。

・KMFスキルゲージ増加

各種カレンにお馴染みのスキルゲージ増加スキルですが、今回は「殲滅タイプ」に付与されましたので効果は絶大です。紅蓮加翔式のスキルチャージ時間20秒を6割減じ、約8秒間隔でスキルを打っていくことができます。
反逆の一手ルルーシュや修理チャイナカレンなど、黒の騎士団にはKMFスキルチャージを補助してくれるキャラクターも多いので、サポートを入れればさらに早くスキル連打が可能になるでしょう。
一例ですが、仮に「4秒間隔」でのスキルチャージを編成で実現した場合、限定キャラである蝕みの水着C.C.やハロウィンオルドリンに匹敵するダメージを、自動撤退なく打ち続けることが可能ということになります。
加えて専用機はスタン付与持ちなので、「疑似零陽炎」としてのポテンシャルも秘めています。非常に恐ろしいキャラクターですね。

・ダメージ上限キャップ上昇

麦藁の避暑神楽耶様が所持しているスキルです。通常のカンストダメージ99999のキャップを+5万まで解放することが可能です。従って、カレンのカンストダメージ計算は(99999+50000+固定ダメージの値)の数値となります。バフなしで最高火力を引き上げられるのは便利ですね。
騎士団イベントの討滅戦における火力役としての活躍も、大いに期待できそうです。

・異常に高いステータス

火力が最高で1300%以上、そこそこの育成状態でも普通に1000%以上と最高水準に高いのはもちろん、AGL値とDEX値も1800と各キャラ中の最高水準(殲滅スザクやオルフェウスと同等)、interval(攻撃速度)も1200とATTACKRATE1000%超えキャラの中では破格の速さとなっています。
(桐原や周年カレンとの相性が良いのも魅力)
さらに注目すべきは耐久力。HPが8000以上でDEF値が500%以上と、遠隔のくせに初期コーネリア様を上回る数値を持っています。
通常、高台の被ダメ率は地上よりも低くなりますので、バリアなり防御バフなりでコーネリアを落とさずにEXTRA級を攻略した経験のある方にとっては、カレンはほぼ「不沈艦」となるでしょう。
余談ですが、近接ATTACK値も400%以上あるので、近接ガウェインに乗せてのスキル連打が普通に可能です。「なんだコイツ」といった印象ですね。


【総評】 空の「ぶっ壊れ」

個人的には、旧殲滅スザク、殲滅魔人C.C.と同様、「落ちない」「強い」のぶっ壊れキャラとしての評価をあげていいと思います。
遠隔タイプとしては破格の固さなので、「高台耐久」の概念が塗り変わります。
ただし、唯一の弱点としてコストは重いです。完凸覚醒MAXしようが何しようが要求コストは30前後で安定。方向転換もなかなかにヘビー。
使いこなすためには、優秀な突撃タイプと、ある程度のコスト管理能力は必要になるでしょう。


新殲滅スザク(空のカチカチ殲滅)

・対地攻撃力3倍

地上タイプの敵に対して最大3倍の攻撃力でダメージを与えていくことができます。こちらも、「攻撃力2倍」「KMFダメ2倍」「所属キャラ2倍」「所属KMF2倍」とは別個にはたらくスキルとなりますので、直接的な火力の引き上げに繋がるスキルとなっています。

・被ダメージ軽減

ロススト最強の防御スキル「被ダメ軽減」を対地に限り自前で有しています。
策略ユフィとの組み合わせでとても固くなるため、空でも地上でも安定して戦うことができるでしょう。
遠隔タイプとしての固さは先述のカレンを上回り、「カチカチ遠隔」とも言える水準。(EXTRA級ガン・ルウなどの狙撃にも強そうです)
一方で地上での耐久力は、数字的には旧殲滅スザクが上回るものの、スキル構成などの総合力によって旧スザクに軍配が挙がるかと思います。
被ダメ軽減は地上からの攻撃限定とはいえ、高台でも地上から狙撃されることはよくあるので無駄になりません。
遠隔で戦うか地上で戦うか悩ましいキャラですね。

・自身のコスト下げ

自身のコストを最大で5減少させます。減少値は大きいものの、自身もコンクエスターも重量級であるため、あまり「軽くなる」といった印象は得られないかもしれません。可能であれば誕生日スザク等と一緒に出撃して、なるべくコストを下げて利用したいところです。

・主人公コスト下げ

主人公のコストも5減少させてくれます。こちらは大きな変化として実感しやすい効果である一方、現状スザクと主人公の相性があまり良いとは言えない環境であることから、利用する機会は少ないかもしれません。
今後のストーリー展開、主人公の実装展開にもよりますが、例えばブリタニア系殲滅主人公などが登場するようであれば輝く機会も得られるでしょう。

・レド&シュネーの強化

レドとシュネーのコストを激減し、行動速度も2倍にしてくれます。
特にシュネーは使いやすいキャラクターですので、もし所持して強化済みであれば、一緒に編成することで大活躍してくれるでしょう。


【総評】 汎用性は高いのだが…

決して弱いキャラではなく、ちゃんと強いキャラです。そして、どのようなステージにも対応しやすいというのも大きな魅力の一つ。
一方で、特定のサポートキャラを編成して組まないと真価を発揮しなかったり、「唯一無二」と言えるような 「これ」といった特徴がないのもネックです。(カンストダメージも可能ですが、必要なバフキャラが多い印象です)
EXTRA級でも活躍できるポテンシャルは持っていますが、愛が無いと少し使いにくいキャラクターかもしれません。

紅蓮加翔式

(モルドレと神虎を足したような上位互換機)

・強いです

もう単純に強いです。
ATKもDEFも遠隔神虎級の最高水準で、カレン搭乗時にはスキル攻撃倍率が9倍、固定ダメが19999になります。スキル火力は神虎を超え、しかもチャージ時間無し。さらにスタン付き。
「最大火力機」の座は紅蓮が奪ったと判断していいでしょう。

ただし、スキル攻撃範囲は神虎やガウェインよりも1マス短くなっているため、射程の感覚は再度掴みなおす必要がありそうです。ガウィエンの感覚でいると、「あれ?届かない!!」という場面がちらほらありました。

通常攻撃範囲はほぼモルドレッドです。自身の手元も射程に入ったためパッと見射程が長く見えるかもしれませんが、実際にはモルドレッド感覚で使用されるのが一番近いと思います。
攻撃対象数はモルドレよりも1つ少ないですが、通常攻撃を繰り返す範囲では気になりませんし、ラッシュ時にもスキルを打ってしまうので不便は感じないと思います。

・誰でも乗れる

性能を最大限に活かすなら、実装された空カレンか限定バンドカレンですが(あるいはチャイナカレン)、モルドレの代用としても使えますので、比較的どの遠隔キャラでも使っていけます。修理タイプのKMFとしても優秀。
モルドレ難民の方は積極採用していいKMFと言えます。
KMFスキルも、モルドレッドよりも比較的使いやすい印象です。


ランスロット・コンクエスター

・遠隔はダールトン機の上位互換

見慣れない形の攻撃範囲をしたコンクエですが、実際の使用感はダールトン機とサザーランドが合体して空を飛べるようになった印象です。
ダールトン機感覚で縦(横)長に配置しつつ、側面からくる敵もカバー&たまに方向転換、といったイメージでした。
今まではダールトン機で届かない部分を遠隔エアキャヴァルリーが完全に補ってくれていましたが、今後はMAPにあわせてエアキャヴァとコンクエを使い分けることで、戦局をより有利に進めていくことが可能になります。
コンクエ最大の長所は、「配置場所を選ばない」という点でしょう。

・火力も申し分なし

こちらも遠隔神虎級のATKとDEF値を誇るKMFですので、単純に強いです。
ランスロット型にしてはKMFスキルの対象数が4体と多く、最短4回の攻撃でスキル発動と回転率が速くなっているのも魅力的。
火力を最大に活かすなら新旧の殲滅スザクがオススメです。攻撃倍率が8倍になり、固定ダメも19999まで上昇します。対地特化であれば新空スザクの方が優位ですが、総合的な安定感であればKMFスキル攻撃力上昇と攻撃対象数増加を持った旧スザクの方に軍配が挙がるでしょう。
初期突撃スザクもKMFスキルチャージを持っているので、とても相性がよくて強いです。

・誰でも乗れる

こちらも、誰でものれるKMFになります。普通のサザーランド攻撃範囲に縦1マス増え通常攻撃対象も2体なので、汎用的に使っていけます。
強力なKMFである分ネックはやはりコストですが、コストにさえ余裕があれば編成の遠隔KMFを随時コンクエに置き換えていってしまっていいほどのポテンシャルを持っています。ただし、エアキャヴァと比較するとコストが3重くなりますので、複数編成するとかなりコストを圧迫すると思います。

・近接はエアキャヴァ強化版

近接のコンクエは単純にエアキャヴァの強化版と捉えていいでしょう。
ステータスが上昇し、KMFスキルの火力と対象数が増しています。
ギャラハッド並みの火力を安定して広範囲にばら撒いていけるので、加速できるキャラに乗せれば単純に強力なKMFとなります。
KMFスキルチャージも最短3回と初期ランスロットや白炎並みに速いので、上手に運用すればガウェイン連打に匹敵する火力を出していくことも可能です。こちらも新旧殲滅スザク、初期突撃スザクと相性の良いKMFとなっており、また、単純にどの近接パイロットが乗っても強いKMFとなります。
専用機がないキャラクターなどには積極的に配備してあげたいKMFですが、ネックとなるのはやはりコストです。流石にギャラハッドよりは軽いですが、エアキャヴァよりも3重く、月下タイプと比べるとさらに重いので、複数体編成するとかなりコストを圧迫すると思います。


【総評】 どちらも2体まで

ロスストの基本、「KMFは2体まで!」は今回も遵守でしょう。
どちらも非常に強力なKMFでしたが、さすがにコストが重すぎます。
3体、4体と配備していくことは現実的ではないので、メインのフル改造を1体ずつと、余裕があればサブ機を1つ持っておくだけで十分かと思います。

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