身を滅ぼす優しさは、自分を救う優しさかもしれない

ひさしぶりにnoteを更新してみます。

昨日、阪神が18年ぶりに優勝した裏側で、私自身も大きな転換点がありました。

詳細はあまり書けないですが、自分が当たり前にしてきた、当然だと思っていた優しさで、自分のチャンスを自らの手で潰しました。

後悔はしていませんが、あまりに些細な、私にとっては当然で、何年も当たり前にやってきたことが身を滅ぼした。
しかも、ビジネスより他者に対する気遣いというか、優しさを優先したために。

ビジネスの世界は厳しい。
助けたい人を全員助けられるわけではない。
それはもうとっくの昔から分かっていることで、それでも、ビジネスより優先したい、大事にしたい人と人の繋がりが私にはあります。

そんな当たり前のことで、チャンスを潰した。それがビジネスの世界では当然のことなら、私はビジネスで成功しなくてもいいと思いました。

人として目の前の人も大事にできない人が、世の中の困っている人を助けられるはずがない。当たり前の価値観として私はそう思っています。
でも、そうじゃない世界線もあるのかな…って昨日思いました。それがビジネスの世界なら、もっと優しい世界線を私は作りたい。
見返りとか必要以上のお金とかいらないんです。お金のためにやっている訳では無いから。

自分の価値観、生きる指針を否定されたことは本当に大きなショックでした。
目の前のお客様を、どれだけ大事にできるのか?目の前のお客様が、何をしたら満足してくれるのか?どうしたら信頼してもらえるのか?その答えは、自分自身が自分に誠実であること。嘘をつかないこと。
自分に誠実に動いた結果、自分のチャンスを潰すのであれば…ビジネスで失敗するなら、私はもう一生会社員でいいです。

そもそも、今年の1月頃から本当に金欠で、何度も「これは無理かも…」って思いかけたことは本当に沢山ありました。それでも、たくさんの人が助けてくれたから今がありますし、そのたくさんの人が助けてくれたのは、私が以前から自分に、そしてその人たちに誠実だったからだと信じています。

そこのアイデンティティを、過去は過去、と切り捨ててしまうのはあまりに人情がなく、冷たい話だと思うのです。

自分の手で道を切り開いていく力がないなら、一生成功はしない。私の尊敬する人たちは、プライドや妬みや嫉みなど、さまざまな感情と闘い、苦しみつつも乗り越えたから今売れている。チャンスはいくらでもあるし、自分の手で作れるけれど、人の命はひとつで、1度きりです。その命を守ることは当たり前のことで、それができない場所で私は働けません。どんなことも、巡り巡って自分に返ってきますからね。

たぶん、私は星野源の言う、「心に太い銃を持っているタイプ」なんだと思います。でも、このクソみたいな世の中を愛の溢れる場所にしたいから文を書いています。

禅問答みたいに、特に今年1年はそんなことをずっと考えていますが、自分のやったことは全て自分に返ってくる。それを忘れずにこれからも生きたいですね。

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