自家感作性皮膚炎の治し方
発症して1ヶ月ほどはステロイド(キンダベート)を使ったものの、塗るのをやめるとすぐぶり返すので、栄養療法に切り替えた。
栄養療法を試行錯誤していくうちに徐々に再発の頻度と程度が改善していき、発症から1年半後遂に完治(2019年春)。それ以降2021年11月現在まで再発ゼロ。
私が行った栄養療法の3本柱は、
・高たんぱく質食
・糖質制限
・サプリ
上から順に(私的には)優先度が高い。
栄養療法の概要は藤川徳美医師の「すべての不調は自分で治せる」を参照して欲しい。
この本を踏まえた上で私がおすすめしたいサプリは、ビタミンBコンプレックス(B100)/ビタミンC/ビタミンE/鉄/ビオチン/ミヤリサン。
VB,VC,VE,鉄については藤川先生の著書に書いてある通りに。
ビオチンとミヤリサンは
・ビオチン:10000mcgを朝昼晩の3回ずつ
・強ミヤリサン:1粒を朝昼晩の3回ずつ
ビオチンは粒が小さくて飲みやすいNATROL社製のものを愛用。
保険適用でビオチンを出してくれる医者も(滅多にいないが稀に)いる。内服と注射がある。
ビオチン療法(ビオチン+ミヤリサン+VC)を取り入れている理由は、皮膚疾患の患者は腸内細菌によって合成されるはずのビオチンが少ないという説があるから。
私がステロイドをやめてまず始めたのがこの療法で、開始数日で明らかな改善が見られたことから絶大な信頼をおいている。
発症後割りとすぐにステロイドをやめ栄養療法に切り替えた私でも完治まで1年半かかっているが、再発を繰り返すごとに改善を実感したので続けられた。
最初の頃は再発の度に谷底に突き落とされた気持ちになったが、最後の方は余裕を持って対応できるようになった。
慌てず、淡々と栄養療法を実践するのみ。
余談だが、怪我(自家感作性皮膚炎)の功名で、栄養療法を始めてから風邪を引くことが激減した。
家族が小児科に勤めており度々家族経由で患者さんの風邪を貰っていたのだが、栄養を意識するようになってから年に1回ダウンするかしないかのレベルになったので驚いている。
栄養療法は長期スパンで効果を見るものだ、と知っておくと焦らず継続できるだろう。
死ぬほど痒くて痛い炎症部への手当ての方法は別の記事にまとめる。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?