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ギャバホイ27才は売れない

ギャバホイ27才は売れない

冬場でセンチメンタルになっているわけではないです
熊も寝る冬場、すごろくで言うところの「1回休み」を余儀なくされる季節ではありますが、ギャバホイ27才の顔に悲壮感はないです(悲壮感なら出掛けてるみたいですよ)

ギャバホイ27才は売れない

本人ならびに周りがうすうす勘づいていた事を今ここで声高に受け入れてみました

でも、よくよく考えたら売れるためにお笑い始めたというよりは、やりたくてしょうがない事が二十歳で見つかってるので26年前に人生大逆転は一回起こしてるんです

というか、そもそも日常会話が苦痛に近くて、「ザリガニに足したいパーツは何?」とかのくだらない話だけをずっとしていたい人なんですが、年齢やら芸歴がそれをさせてくれない所があって、「ハイパースロー終活始めました」みたいな空気感が出ているのが嫌で嫌で芸名だけでも若くしてしまえというのが改名の発端でした

僕が思う「売れている」の認識は皆さんと同じで、冠番組を何本も持って認知度も高い状態の方の事で、よほどのセレンディピティでも起きない事にはギャバホイ27才がそうなる事はないんです(キッパリ)

そんな中でも、自分のお笑いをやってきた功績といえるかもしれない事といえば「ギャバホイ27才はお笑い辞めるわけがない」という印象が僕を知ってくれている人たちの中には少なからずあるんだろうなぁというのはあって、「ずっと沸き続けてそこにあり続ける温泉」のような領域にきたんだなぁと感慨深くなっております(のぼせまんように)

ここで「売れない覚悟が出来た芸人のモチベーションって何なんだ?」と気味悪がる方もいる事でしょう

売れる事は諦めましたが、「とんでもなく面白くなる」は目指していきたいんです

そもそも「売れなきゃいけない」=「売れなきゃ辞めろ」の謎発想で、やりたくて始めたお笑いを、世間体を気にした根性論をまぶして正当化しているのは、そもそもお笑い自体に失礼な気持ちがしてるのは、たぶん偏屈な僕だけが思ってる事なんだと思います

とは言え、永遠にアルバイトをし続ける事は出来ないので、お笑い続けたくても続けられなくなる日はいつか来るわけで、でも坂本金八という架空教師が「将来の事を考えたら誰もが不安になる」というような事を言っていたので、
今は目の前の「とんでもなく面白くなれるためのあれこれ」のために、自分なりのゾーンの入り方を解明したり、我に帰らず楽しんでいきたいと思います

お笑い好きな方は、気がむいたら山奥の温泉ギャバホイ27才に浸かりに来て下さい

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